この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
お仕事が立て込みまして更新が遅くなっております。
お待たせしてしまい申し訳ございません。
お仕事の途中でコンビニに立ち寄りますと、レジの
傍に設置された大きなポップにおせち料理の案内が
出ておりました。
まだハロウィンさえ終わってないこの時期に、
もう幾つ寝ると~なんて気分にさせられても…
尤も今の時期から案内を出しておかないと、
ボーナスの使い道が決まってしまい
かねませんから仕方が無い事なのでしょうね。
私の様な年になりますと、流石にお正月を
楽しみにしてもう幾つ寝ると、なんて思う事も
無くなってしまいましたが。
寝る、と申しますと、果報は寝て待てという
格言がございます。
文字通りに熟睡するとか惰眠を貪るとかではなく
泰然自若とした心持で動じずに構えよ、という
意味なのでございますが、まさにこの格言が
身に沁みました本日の撮影。
今回の更新ではその顛末を
お届けさせていただきます。
国宝機とも呼ばれて愛されますEF66 27が
牽引します、DD200-5の甲種輸送でございます。
今回の撮影におきましては、ビッグブロガーで
いらっしゃいますクハネ581氏のご厚意で
撮影する事が出来ました事を皆様に
お知らせすると共に、深く感謝致します事を
改めてお伝え申し上げます。
どんよりとした空の下、EF66 118がチキ6両を
牽いて吹田へ向かいますシーンを狙いました。
まず、この日は裏調子で甲種を狙おうと車を
向かわせたのですが、裏調子にいつも停車する
場所には公権力の存在がありましたので、やむを得ず
表側に車を回しておりました。
車を停めますと丁度1881レの時間でしたので
練習気分で軽く撮影しておき、徒歩で裏の方へと
向かいました。
EF510-509が充当されました貨物列車でございます。
今回は旬を迎えましたコスモスを前景にして
甲種を狙おうとここへ布陣致しました。
所が、本来であれば3095レのすぐ前に来る筈の
甲種輸送が未だ現れません。
原因不明ながら、どうやら吹田で足止め中との事。
しばらく待っておりますと大御所氏から
明日に変更となったかもしれませんね、と連絡を
いただきました。
間髪入れず、某ネットの方でも同様の書き込みが
ありまして、お仕事が押している事も手伝って
15分ほど待機した後、撤収する事に致しました。
裏から表へ戻り、カメラを仕舞っていますと
聞いた事のある声が「甲種が来ますよ」と私に
呼び掛けて下さいました。
振り返りますと、ビッグブロガーのクハネ581氏が
わざわざご自分のポジションから私の車まで
時間の無い中を100メートルほどを走って呼びに
来て下さったのでございます。
更に、ご自身のポジションを顧みず
私に好きな所で構える様にと促して下さり
有り難くご厚意に甘えさせていただきました。
表題の一つ前のコマでございます。
果報は寝て待て、の格言を地で行っていれば
コスモスとのコラボも果たせていたであろう
今回の撮影。
それもクハネ581氏のご厚意が無ければ
撮影出来ずに涙に暮れていた事でしょう。
凄いネタなのですが、それ以上に自身の決断の
浅はかさと、クハネ581氏の温かさに救われた事が
深く心に刺さっております。
願わくば、私も誰かにとっての
クハネ581でありたい、とそんな事を
心に決めた撮影機会でございました。
お馴染みとなります、引いた構図でもう一度。
どうやら機関士さんはクハネ581氏や大御所氏の
お知り合いの方の様で、通過する際に汽笛を
ポポッポ!と 軽く鳴らして行きました。
私が子供の頃は犬走りで撮影中、通過する列車に
右手を挙げてしょっちゅう汽笛を鳴らしていただいた
ものでございますが、そう申しますと最近は
今回の様な軽い汽笛を聞く機会が
乏しくなったな、と思います。
オマケ。
立命館高校をバックに、愛知機関区へと
向かいますDD200-5。
今回はロクヨンセンの送り込みが無かったので
てっきり鮫が牽引するものと思っておりました。
考えてみますと、901号機も含めてDD200の
牽引しております。
JR貨物さんのコダワリがあったり
するのでしょうか。
また、甲種輸送の先頭に立って稲沢へと
向かいましたEF66 27がこの後、どの様に
関西へと戻るのかにも注目したい所でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!