写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1056列車 「 国鉄宮津線!?由良川を渡る3両タラコキハを狙う 2019・お盆 丹鉄線遠征その1 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

さて、今回の更新はお盆休みの後半に

日帰り遠征へと行って参りましたご報告となります。

 

 

この日、8/16は台風明けでございました。

 

丁度お盆時期に襲来いたしました台風が、爪痕を

残しつつも関西では軽微な被害となりましたので

予定通りに狙いの列車も運転されると見込みまして

台風一過の青空を期待し、丹後半島へ向かいます。

 

生憎と現地の空は台風の連れてきた雲が多く残り

晴れ間はちょっと難しいかも知れないと感じました。

 

 

年に1回、宮津港湾地区で実施されます灯篭流しと

花火大会への観光客対応の為に、普段は入線する

機会の無いタラコキハが3両連なって由良川

渡ると聞き、この日は丹鉄へと

出向いた次第でございます。

 

列車の運用は2両+1両で豊岡から西舞鶴へ向かい

そこから先は2両と1両に分割されてそれぞれが

ピストンで走るという話でございました。

 

であれば、初っ端の3両で由良川を渡るシーンこそが

この日の大一番となります。

 

晴れ間の期待できない中、編成写真を撮影すべく

構図を組んで列車を待ちます。

 

と、本番前になって俄かに空が明るくなり

青空がのぞき始めたのでございます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20191113204916j:plain

2019-08-16 224D  丹後由良ー丹後神崎

国鉄時代を彷彿とさせます、タラコ色の気動車

3両連なって由良川を渡りました。

 

 

列車は普段であれば丹鉄の車両が運用に就きます

定期列車に、代走という形で充当されます。

 

丹鉄線内でもエクスプローラ以外は見る事の無い

3両での運行という貴重な列車、しかも全車が

タラコキハ、というノスタルジックな光景を

目の当たりにする事が出来ました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20191113205139j:plain

2019-08-16 由良川撮影地  神崎側

由良川での撮影と申しますと、午後に順光となる

宮津向きの列車を丹後由良側の岸から撮影する

編成写真や俯瞰写真が有名でございます。

 

ですが、この列車の面に日が当たりますスジでは

丹後神崎側からも撮影する事が出来ます。

 

川に沿って普通車1台分ほどの道が堤防に

設けられておりまして 、線路の至近まで

近づく事が出来ます。

 

残念ながら線路を越えて海側へは徒歩でしか

向かえません。

 

更に離合が困難ですので、地元農家の方が

来られるとご迷惑となりますのでご注意ください。

 

釈迦に説法かとは思いますが、敢えて申しますと

撮影に行かれる際にはくれぐれも、謙虚な気持ちで

お邪魔させていただくのだという事をお忘れなく

無理無茶無謀はお控え下さいね。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20191113205235j:plain

2019-08-16 KTR700形2両  丹後由良ー丹後神崎

西舞鶴へ向かう普通列車を撮影。

 

練習Dでございます。

 

頭文字Dは夢でしたがこちらのDはディーゼル

ございますね。

 

 

…現着時は光線が海側から射す為、逆光となり

雲も多くこの様な塩梅となりました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20191113205317j:plain

2019-08-16 224D  丹後由良ー丹後神崎

本番の時間となりました。

 

広角レンズで長~い由良川橋梁を強調します。

 

 

JR移管後もしばらくは宮津線となっていた

由良川橋梁。

 

その時分はキハにも大きくJRと書かれたシールが

貼られておりましたので今のタラコこそ、まさに

国鉄時代を彷彿とさせる姿ではないでしょうか。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20191113205355j:plain

2019-08-16 キハ47-1+10・キハ41-2005  丹後由良ー丹後神崎

オマケ。

 

橋を渡り切りました3両のタラコ達。

 

この日のメインディッシュはこれでお終いと

なるのですが、折角ですので分割されたタラコが

豊岡方へ向けて渡るシーンも狙おうと思います。

 

という訳で撮影後は速やかに対岸へ向けて

移動でございます。

 

そこからは次回、その2にて

お届けさせていただきます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!