この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
さて、今回の更新はお盆休みの後半に
日帰り遠征へと行って参りましたご報告となります。
この日、8/16は台風明けでございました。
丁度お盆時期に襲来いたしました台風が、爪痕を
残しつつも関西では軽微な被害となりましたので
予定通りに狙いの列車も運転されると見込みまして
台風一過の青空を期待し、丹後半島へ向かいます。
生憎と現地の空は台風の連れてきた雲が多く残り
晴れ間はちょっと難しいかも知れないと感じました。
年に1回、宮津港湾地区で実施されます灯篭流しと
花火大会への観光客対応の為に、普段は入線する
機会の無いタラコキハが3両連なって由良川を
渡ると聞き、この日は丹鉄へと
出向いた次第でございます。
列車の運用は2両+1両で豊岡から西舞鶴へ向かい
そこから先は2両と1両に分割されてそれぞれが
ピストンで走るという話でございました。
であれば、初っ端の3両で由良川を渡るシーンこそが
この日の大一番となります。
晴れ間の期待できない中、編成写真を撮影すべく
構図を組んで列車を待ちます。
と、本番前になって俄かに空が明るくなり
青空がのぞき始めたのでございます。
3両連なって由良川を渡りました。
列車は普段であれば丹鉄の車両が運用に就きます
定期列車に、代走という形で充当されます。
丹鉄線内でもエクスプローラ以外は見る事の無い
3両での運行という貴重な列車、しかも全車が
タラコキハ、というノスタルジックな光景を
目の当たりにする事が出来ました。
由良川での撮影と申しますと、午後に順光となる
宮津向きの列車を丹後由良側の岸から撮影する
編成写真や俯瞰写真が有名でございます。
ですが、この列車の面に日が当たりますスジでは
丹後神崎側からも撮影する事が出来ます。
川に沿って普通車1台分ほどの道が堤防に
設けられておりまして 、線路の至近まで
近づく事が出来ます。
残念ながら線路を越えて海側へは徒歩でしか
向かえません。
更に離合が困難ですので、地元農家の方が
来られるとご迷惑となりますのでご注意ください。
釈迦に説法かとは思いますが、敢えて申しますと
撮影に行かれる際にはくれぐれも、謙虚な気持ちで
お邪魔させていただくのだという事をお忘れなく
無理無茶無謀はお控え下さいね。
練習Dでございます。
ございますね。
…現着時は光線が海側から射す為、逆光となり
雲も多くこの様な塩梅となりました。
本番の時間となりました。
広角レンズで長~い由良川橋梁を強調します。
JR移管後もしばらくは宮津線となっていた
由良川橋梁。
その時分はキハにも大きくJRと書かれたシールが
貼られておりましたので今のタラコこそ、まさに
国鉄時代を彷彿とさせる姿ではないでしょうか。
オマケ。
橋を渡り切りました3両のタラコ達。
この日のメインディッシュはこれでお終いと
なるのですが、折角ですので分割されたタラコが
豊岡方へ向けて渡るシーンも狙おうと思います。
という訳で撮影後は速やかに対岸へ向けて
移動でございます。
そこからは次回、その2にて
お届けさせていただきます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!