この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
心身ともにへたばっております。
痴呆を患っていた父が徘徊の末、心肺停止の状態で
発見され救急病院へ搬送されました。
幸いにも一命は取り留めたものの、最悪の場合は
脳死もあり得るそうでございます。
現在も意識は戻らず、病院のICUで治療を受けて
いる状況でございます。
こんな時、鉄活があって良かったと
しみじみとそう思えるのでございます。
何故ならば、逃避が出来るからでございます。
正直、不謹慎な気もしないでもないのですが
塞ぎ込んで陰に籠るよりも好きな事に集中する方が
気が楽になるのでございます。
さて、今回の更新は昨日実施されました、EF200-2の
展示返却に伴います甲種輸送のご報告となります。
この日は病院で一夜を過ごし、母と共に実家へ
戻りましたので 、高槻で撮影する事に致しました。
最近はとんとご無沙汰しておりました、芥川橋梁で
サイド気味に構えまして列車を狙います。
築堤に色づく赤い葉が、大役を終えて先輩の鮫に
牽かれ、ねぐらへと戻る鯨さんを見送ります。
芥川橋梁の手前両岸は工事の真っ最中でして
土嚢でしょうか、岸辺には黒い袋が
敷き詰められておりました。
今回のファーストショットでございます。
背景に私も時々利用する横綱ラーメンの
黄色い看板が入るのですが、右端のもみじも一緒に
構図に入れたくてこの様な塩梅となっております。
セカンドショットは寄せ過ぎてしまいまして
逆にカツカツとなっております。
没にしようかとも思ったのですが、これはこれで
まぁいいか、とそのまま掲載する事に。
オマケ。
バックショットは手前の木々もご一緒に。
本線上を走るEF200の姿はこれが最後と
なるのでしょうか。
鳴り物入りで登場したエースが、不運にも実力を
存分に活かせずに消えていくというのが
何とも寂しい引退でございます。
EF510に志を託している事でしょう。
JR貨物の今後の活躍にも大いに期待を込めて
見送るのでございました。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!