写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1092列車 「 コルゲートの侍たち・2 南海電鉄高野線の古株を夜間撮影で狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

ようやく怒涛のお仕事週間が終わりを告げ、明日は

晴れてお休みとなります。

 

もっとも月曜は最後の大仕事が残っておりますので

まだまだお正月休みは先になるのですが…

 

 

さて、今回の更新は久しぶりに南海のコルゲート車を

取り上げてみたいと思います。

 

前回は相次いで廃車が発生しております6000系

スポットを当てた記事だったのですが、今回は

それ以外の形式を見てみたいと思います。

 

 

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2019-10-13 6300系6313編成  天下茶屋

南海6000系に続いて製造されました6100系が

1996年から2009年にかけて車体更新と台車の交換を

実施した際に形式変更されて誕生致しましたのが

6300系でございます。

 

ブルーとオレンジのコーポレートカラーをまとう

今の姿も素敵なのですが、元々は車体材質の特性を

活かすべく無地でございました。

 

今でこそステンレス車体は巷に溢れ、銀箱電車の

蔑称で機関車鉄から毛嫌いされる存在なのですが

当時は斬新で未来的な車両だったのでしょうね。

 

 

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2019-10-13 6300系6314編成

こちらは急行運用に就きます6314fでございます。

 

腰部前面に備えられます種別等が左右両側とも

点灯しておりますね。

 

よく見てみますと種別は急行ではなく

「区急」と記されております。

 

区間急行の略でしょう。

 

 

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2019-10-13 3000系3519編成他8両  天下茶屋

変わり種でございます。

 

南海6100系の後継、6200系をベースとして

南海高野線と接続します泉北高速鉄道が発注した

3000系電車。

 

この3519fはその中でもオールステンレス車体

持ちます後期型の車両でございます。

 

南海車とはまた違った、趣のあるカラーリングが

素敵な車両でございますね。

 

 

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2019-10-13 3000系3519編成他8両  天下茶屋

オマケ。

 

先ほどの3519fが折り返しまして

泉北線内の和泉(いずみ)中央へ向かう列車として

やって参りました。

 

関西の方であればご存知かもしれませんが

南海高野線から分岐します泉北高速鉄道

大阪府ベッドタウンとして1970年代には

既に発展を遂げておりました。

 

現在も阪和自動車道で和歌山方面へ向かいますと

泉北線と並走し、かつてのニュータウンの様相を

垣間見る事が出来ます。

 

この3000系は1975年に製造が開始され

実に15年に渡り増備された車両でございました。

 

 

改めてじっくりと見ておりますと、南海高野線

走ります古株たちの面差しは国鉄車両に負けない

渋さ、格好良さを感じます。

 

古いから良いのではなく、古くても格好いい、と

そう思う難波でございました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!