この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
ようやく怒涛のお仕事週間が終わりを告げ、明日は
晴れてお休みとなります。
もっとも月曜は最後の大仕事が残っておりますので
まだまだお正月休みは先になるのですが…
さて、今回の更新は久しぶりに南海のコルゲート車を
取り上げてみたいと思います。
前回は相次いで廃車が発生しております6000系に
スポットを当てた記事だったのですが、今回は
それ以外の形式を見てみたいと思います。
南海6000系に続いて製造されました6100系が
1996年から2009年にかけて車体更新と台車の交換を
実施した際に形式変更されて誕生致しましたのが
6300系でございます。
ブルーとオレンジのコーポレートカラーをまとう
今の姿も素敵なのですが、元々は車体材質の特性を
活かすべく無地でございました。
今でこそステンレス車体は巷に溢れ、銀箱電車の
蔑称で機関車鉄から毛嫌いされる存在なのですが
当時は斬新で未来的な車両だったのでしょうね。
こちらは急行運用に就きます6314fでございます。
腰部前面に備えられます種別等が左右両側とも
点灯しておりますね。
よく見てみますと種別は急行ではなく
「区急」と記されております。
区間急行の略でしょう。
変わり種でございます。
南海6100系の後継、6200系をベースとして
3000系電車。
この3519fはその中でもオールステンレス車体を
持ちます後期型の車両でございます。
南海車とはまた違った、趣のあるカラーリングが
素敵な車両でございますね。
オマケ。
先ほどの3519fが折り返しまして
泉北線内の和泉(いずみ)中央へ向かう列車として
やって参りました。
関西の方であればご存知かもしれませんが
既に発展を遂げておりました。
現在も阪和自動車道で和歌山方面へ向かいますと
泉北線と並走し、かつてのニュータウンの様相を
垣間見る事が出来ます。
この3000系は1975年に製造が開始され
実に15年に渡り増備された車両でございました。
改めてじっくりと見ておりますと、南海高野線を
走ります古株たちの面差しは国鉄車両に負けない
渋さ、格好良さを感じます。
古いから良いのではなく、古くても格好いい、と
そう思う難波でございました。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!