この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
ずっと放ったらかしにしておりました2018年度の
甲種輸送を振返ります総括記事でございますが
2019年度の甲種輸送シーンがあと10日程で終わる
今日この頃、流石にこれ以上先延ばしには出来ないと
覚悟を決めて記事をしたためる事と致しました。
2018年度は2018年3月から2019年2月末までが
年度としてカウントされまして、この年は
全国で151件の甲種輸送が実施されております。
私が実際に撮影出来ましたのは
そのほんの一部に過ぎませんが、その中から
撮影記録を振返ってみたいと思います。
過去の撮影データから画像を一つずつ
縮小するのは面倒ですので、スマホでお手軽に
スクショを撮って掲載しております。
画像が粗くて申し訳ございませんが
元記事ではいくらかマシだと思います。
拙ブログの甲種輸送撮影でもお馴染みの
近畿車両から出場します東武鉄道70000系。
また、この70000系と製造フォーマットを
共有するのが東京メトロ13000系でございます。
東武鉄道70000系はこの年、2018年3月の
71710fから2019年2月の71714fまで5編成が
落成しております。
また東京メトロ13000系は2018年3月下旬の
13117fから同年12月の13129fまでが落成、
それぞれ甲種輸送されております。
この車種は牽引の担当が新鶴見のPFとなる
傾向が高く、前日の5085レでに無動力回送されて
来阪する為、釜の予測もしやすくて助かります。
とは申しましても、2019年度の製造で
計画予定本数が粗方出揃いましたので、今後は
見る事も無くなってしまうのですが。
同じく近畿車両から製造されます
南海電鉄の8300系。
今後も続々と増備が続くのではないでしょうか。
続きましては車両メーカーとして国内随一の
川崎重工から新製出場した車両を見て参ります。
2016年度まではステンレス車体に窓枠部分だけの
赤い帯でしたが、2017年度からは再度車体全てを
京急カラーで覆いました。
京急線は線路幅が異なりますので仮台車を履いて
甲種輸送されます。
編成中にUシートが組み込まれます733系は
JR北海道の通勤電車でございます。
先頭車両が流線型をしたボンネット形状ですので
中間車を機次位に繋いで甲種輸送されております。
こちらは2019年度も引き続き増備されております。
12-600形でございます。
この車種の甲種輸送にはヨ8000が連結されたり
されなかったりするのでその差異が何故なのか
とても興味深くあります。
夕日を背にインペリアルブルーの帯を輝かすのは
小田急の3000形電車でございます。
こちらは中間車の増備車両でございました。
川重からはこの年度に登場した新しい形式の
車両も撮影しております。
こちらはJR九州のYC1系。
日立製の819系と似た前面を持つ車両でして
2019年度には量産車が6両登場する事となります。
続きましてJR四国が発注しました新形式、
2700系気動車でございます。
カーブに耐え切れず、機械制御の空気ばね式
振り子から、置換え対象の2000系と同じ
自然式振り子へ変更されたタイプでございます。
この車両も更なる増備が今後、
予定されているそうでございます。
こちらは下松の日立製作所で製造されます
西武鉄道の新鋭、001系でございます。
第1編成となりますこの列車、甲種輸送時は
形式などがマスキングされて確認できない様に
秘匿されておりました。
雨の降る日の出前の長岡京でまったくよくも
こんな撮影をしていたものでございます。
ここからは新製出場ではない車両の甲種輸送を
撮影しておりますご報告でございます。
自走が出来ない状態など、何らかの理由で
甲種輸送となりますレアケース。
足止めとなりましたJR東海のキハ25を、
牽引するという非常にレアなケース。
この撮影のあと爆弾低気圧に襲われて
グッズグズになりましたのも
懐かしい思い出でございます。
最後はJR貨物が北海道で運用するDF200が
関西本線への転用改造の為に川重へと里帰りする
レア甲種でございます。
こちらは予定数量が多く、一度切りでは
ないのですが無動力回送ではなく甲種輸送という
形で再び関西へ戻って来るのがレア、という
お話でございました。
とまぁこんな感じでまとまりました2018年の
甲種輸送撮影でございます。
これ、2019年度はもっと件数が多いので
今から総括が恐ろしい気がしております。
出来るだけ早めにまとめてみたいと思うのですが。
いつになる事でしょうね…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!