この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
昨夜から降り出した雨が朝の内は残りましたものの
日中はどんよりとした雲に覆われつつも何とか雨は
降らず、夕方には晴れ間さえ見えました本日。
ゴト日でございましたのでワタクシはお得意先回りに
忙殺され、鉄活はわずか一ネタに終わっております。
それでも屋外でのお仕事ゆえ、自粛と声高に叫ばれる
ご時世ですが鉄活が出来る分有り難い事でございます。
さて、今回の更新はそんな本日の午後、岡山方面へと
回送されますクモヤ443形電気検測車を撮影して
おりますので、ご報告させていただきます。
先日も北陸から戻って来た同車を狙っておりますが
今回は回送という事で、検測用パンタは下げられ
大人しい姿となっておりました。
背景の雲こそ淀んだ暗雲ではございますが
列車には薄日が差してくれました。
この撮影の少し前までは、ここもどんよりと
曇りまして露出で苦労しておりましたので
随分と有り難い事でございます。
引いた構図でもう一度。
国鉄特急顔を今に伝えますクモヤ443形は
同じ事業用車のクモヤ145形とは異なり2両で
1編成を組みます。
色合いも交直両用を表す小豆色をまとい、古の国鉄を
令和の世に顕現させる存在の一つでございます。
もういっちょ。
手前のクモヤ442-2は電動用のパンタが備わり
屋根もかつての485系を彷彿とさせます
クーラーが鎮座しております。
後方のクモヤ443-2は検測用パンタと観測ドームが
設けられている為、如何にもといった風情の
屋根をしているのが特徴になりますね。
オマケ。
ついでにバックショットも撮影をしておりました。
この車両も京都支所に所属する他の国鉄形式と共に
余命宣告の出されている存在でございます。
葬式鉄といったつもりはないのですが、撮影が
出来る間にその姿を記録し、後世に残すと申しますか
後日、自身が楽しめます様にこうして撮影に励む
次第でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!