写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1244列車 「 幸せの黄色い115系を狙う 2020・春 山陽本線紀行その1 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

高倉健の、それまでは仁侠俳優といったイメージから

脱却に成功した上に人情劇として大ヒットを記録した

有名な古典映画がございます。

 

ラストが判っていても、繰り返し視聴しては

最後のシーンで魂が震えてしまいます。

 

何気に映画初出演どころか、俳優初挑戦だった

武田鉄矢の演技にも共感するのでございます。

 

あの映画以降、

幸せ→黄色が定着したのではないでしょうか。

 

青い鳥も良いのですが、願掛け的な黄色への憧憬も

幸せを追い求めるワタクシには大切でございまして。

 

 

さて、今回の更新は幸せを更に追い求めて中国山地

縦貫し、舞台を山陽へと移しました午後の部として

引き続き24日の撮影報告でございます。

 

 

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2020-05-24 115系A-04編成

カーブのアウト側から撮影します下り列車は

残念ながら2〜3両しか写りませんので

面を重視した構図を組みました。

 

次は上りの普電がやって来ます。 

 

 

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2020-05-24 115系A-12編成

首カックンな構図でしたので、こちらもギリギリまで

引きつけた構図にしてみたのですが、カツカツに

なってしまいました。 

 

方向幕はLEDなので切れてしまいます。

 

 

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2020-05-24 115系A-12編成

先程の編成が折り返して来ました。

 

下り方の先頭は貫通扉に幌が付いていて、ちょっぴり

お得な気分になるのはワタクシだけでしょうか。

 

 

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2020-05-24 115系A-04編成

次の上り普電は先程の反省から構図を

組み直して挑みました。

 

良い光線を受けて車体の黄色が美しく映えております。

 

撮影後にモニタを確認して、表題の編成が

再びやって来た事に気付きました。

 

と、言う事は…

 

 

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2020-05-24 115系A-04編成

表題と同じ構図で同じ編成を撮影する事となりました。

 

この時は光線が雲に遮られてヌル晴れに。

 

ガッカリ気分に天気が重なった様な撮影となりました。

 

 

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2020-05-24 115系D-14編成

今回の〆。

 

3連のD編成がやって来ました。 

 

光線は流れ雲に阻まれる残念な状況ですが

先頭車乗務員扉後ろのルーバーが素敵な編成で

満足いくラスト普電となりました。

 

この後、本命の列車がやって来るのでございます。

 

 

高倉健が出所後に岡山支社を訪れた際、国鉄形電車を

撮影する場合の、その目印として車体色を黄色に

塗り替えたとは別に言われないこの区間の普電達。

 

ご覧いただいた様にその姿は健在で、国鉄形の奏でる

モーターサウンドと併せまして、たっぷりと

昭和の残滓を堪能させていただきました。

 

ワタクシの幸せはここにもあった、という

事でございます。

 

 

この日の撮影もいよいよ最終回となります次回更新。

 

明日の記事へのご訪問もお待ちしております。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!