この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
高倉健の、それまでは仁侠俳優といったイメージから
脱却に成功した上に人情劇として大ヒットを記録した
有名な古典映画がございます。
ラストが判っていても、繰り返し視聴しては
最後のシーンで魂が震えてしまいます。
何気に映画初出演どころか、俳優初挑戦だった
武田鉄矢の演技にも共感するのでございます。
あの映画以降、
幸せ→黄色が定着したのではないでしょうか。
青い鳥も良いのですが、願掛け的な黄色への憧憬も
幸せを追い求めるワタクシには大切でございまして。
さて、今回の更新は幸せを更に追い求めて中国山地を
縦貫し、舞台を山陽へと移しました午後の部として
引き続き24日の撮影報告でございます。
カーブのアウト側から撮影します下り列車は
残念ながら2〜3両しか写りませんので
面を重視した構図を組みました。
次は上りの普電がやって来ます。
首カックンな構図でしたので、こちらもギリギリまで
引きつけた構図にしてみたのですが、カツカツに
なってしまいました。
方向幕はLEDなので切れてしまいます。
先程の編成が折り返して来ました。
下り方の先頭は貫通扉に幌が付いていて、ちょっぴり
お得な気分になるのはワタクシだけでしょうか。
次の上り普電は先程の反省から構図を
組み直して挑みました。
良い光線を受けて車体の黄色が美しく映えております。
撮影後にモニタを確認して、表題の編成が
再びやって来た事に気付きました。
と、言う事は…
表題と同じ構図で同じ編成を撮影する事となりました。
この時は光線が雲に遮られてヌル晴れに。
ガッカリ気分に天気が重なった様な撮影となりました。
今回の〆。
3連のD編成がやって来ました。
光線は流れ雲に阻まれる残念な状況ですが
先頭車乗務員扉後ろのルーバーが素敵な編成で
満足いくラスト普電となりました。
この後、本命の列車がやって来るのでございます。
撮影する場合の、その目印として車体色を黄色に
塗り替えたとは別に言われないこの区間の普電達。
ご覧いただいた様にその姿は健在で、国鉄形の奏でる
モーターサウンドと併せまして、たっぷりと
昭和の残滓を堪能させていただきました。
ワタクシの幸せはここにもあった、という
事でございます。
この日の撮影もいよいよ最終回となります次回更新。
明日の記事へのご訪問もお待ちしております。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!