この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
非貫通、と申しますとまずイメージされますのは
おぼこいおなごでございましょうか。
いえ、撮り鉄ブログにあるまじき導入部なのは
存分に承知しておりますれば、斯様なネタも偶には
許していただけるのでは?と愚考しております。
若い時分には何人かの非貫通を貫通させた経験も
ございますが、気を遣うのとその後の●●が●●●…
そんな非貫通は鉄道業界におきましても
少数派でございます。
どれも国鉄時代に製造された車種ばかりですし
ラピートやしまかぜなど、今では一部の特急くらい
しか目にする機会もございません。
撮影する企画を設けているのですが、そんな
ステンレス車両の中でも最古に位置します形式の
元京王3000系車両が、前面非貫通でございました。
我が国のステンレス車両黎明期に登場し、今も
現役で活躍します車両についてのご報告となります。
7700系を捉えました。
もう少し線路に寄って撮影すれば柱が掛かる
編成後端も抜けるのでは?とお思いでしょう。
ワタクシもそう思います。
為らば何故?かと申しますと、この写真は
駅敷地外からの撮影でございますのでこれが
精一杯だったからなのでございます。
北陸鉄道石川線の始発駅にして
本社機能のあります鶴来駅でございます。
何と読むのかと申しますと、鶴が来ると書いて
つるぎだそうで。
ワタクシにとりましてのGW初日。
例のウィルス禍によって遠征ツアーが
憚られますご時世ですので、自身が周りに迷惑を
掛けずに楽しめる妙案はないかと思案致しまして
完全日帰り近場撮影ツアーを催行致しました。
日帰り撮影記でございますので、どうぞ皆さま
ご安心の上でお読みいただけましたら幸いです。
そんな訳でこのGWは日帰り北鉄巡りを実施し
コルゲート車を堪能すべくレンズを向けて
参った次第でございます。
石川線唯一の非冷房編成でございます
レアな7000形が留置されておりました。
停止位置が微妙にアレでございますが、文句を
口にしましても仕方がございません。
ここには他にも魅力的な被写体が有る為
この編成にこだわらずに次へ移動してみます。
車庫の外に留め置かれておりました釜の姿を
見る事が出来ました。
冬季に除雪車として活躍するそうでございます
ブドウ色の凸形電気釜が出迎えてくれました。
運転席窓には着雪を防ぐ旋回窓が設けられ
ボディは勿論、台車の形状も古風な様相で
コルゲート車そっちのけで見蕩れる始末。
つい反対側からも狙ってみたくなりまして。
僅かに傾斜したボンネットも素敵な
ED20の姿を堪能する事が出来ました。
是非とも豪雪の折にこの地へ訪れ
黄色いラッセルヘッドが雪をかき分けて
白く染まる様を撮影したいものでございます。
が、今はコルゲート車が狙いでございますので
名残惜しくもこの場を後にし、電車の方を
撮影する事と致しました。
オマケ。
今回布陣しておりますのは鶴来駅から
約1キロほど野町方面へ移動した田園地帯に
位置します農道でして、通行の妨げにもならず
人も来ず、安心して撮影が出来るのでございます。
次回より本格的な撮り鉄活動のご報告となります。
どうか楽しみにお待ちください。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!