写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1289列車 「 コルゲートの侍たち~北鉄7700系を駅撮りで狙う 2020・GW 北陸鉄道石川線紀行その1 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

非貫通、と申しますとまずイメージされますのは

おぼこいおなごでございましょうか。

 

いえ、撮り鉄ブログにあるまじき導入部なのは

存分に承知しておりますれば、斯様なネタも偶には

許していただけるのでは?と愚考しております。

 

若い時分には何人かの非貫通を貫通させた経験も

ございますが、気を遣うのとその後の●●が●●●…

 

そんな非貫通は鉄道業界におきましても

少数派でございます。

 

関西で目にしますのは103系や201系、117系

どれも国鉄時代に製造された車種ばかりですし

ラピートやしまかぜなど、今では一部の特急くらい

しか目にする機会もございません。

 

拙ブログでは不定期で古いステンレス車両を

撮影する企画を設けているのですが、そんな

ステンレス車両の中でも最古に位置します形式の

京王3000系車両が、前面非貫通でございました。

 

 

さて、今回の更新は南海6000系東急7000系に続く

我が国のステンレス車両黎明期に登場し、今も

現役で活躍します車両についてのご報告となります。

 

 

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2020-05-03 7700系7701編成 鶴来

鶴来駅に停車する、石川線唯一の元京王車

7700系を捉えました。

 

もう少し線路に寄って撮影すれば柱が掛かる

編成後端も抜けるのでは?とお思いでしょう。

 

ワタクシもそう思います。

 

為らば何故?かと申しますと、この写真は

敷地外からの撮影でございますのでこれが

精一杯だったからなのでございます。

 

 

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2020-05-03 鶴来駅

北陸鉄道石川線の始発駅にして

本社機能のあります鶴来駅でございます。

 

何と読むのかと申しますと、鶴が来ると書いて

つるぎだそうで。

 

 

ワタクシにとりましてのGW初日。

 

例のウィルス禍によって遠征ツアーが

憚られますご時世ですので、自身が周りに迷惑を

掛けずに楽しめる妙案はないかと思案致しまして

完全日帰り近場撮影ツアーを催行致しました。

 

 

他者との接触を完全に省いた孤独な撮り鉄

日帰り撮影記でございますので、どうぞ皆さま

ご安心の上でお読みいただけましたら幸いです。

 

そんな訳でこのGWは日帰り北鉄巡りを実施し

コルゲート車を堪能すべくレンズを向けて

参った次第でございます。

 

 

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2020-05-03 7000系7001編成 鶴来

石川線唯一の非冷房編成でございます

レアな7000形が留置されておりました。

 

停止位置が微妙にアレでございますが、文句を

口にしましても仕方がございません。

 

ここには他にも魅力的な被写体が有る為

この編成にこだわらずに次へ移動してみます。

 

鶴来駅から300メートルほど野町駅方向へ歩き

車庫の外に留め置かれておりました釜の姿を

見る事が出来ました。

 

 

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2020-05-03 ED20 1

冬季に除雪車として活躍するそうでございます

ブドウ色の凸形電気釜が出迎えてくれました。

 

運転席窓には着雪を防ぐ旋回窓が設けられ

ボディは勿論、台車の形状も古風な様相で

コルゲート車そっちのけで見蕩れる始末。

 

つい反対側からも狙ってみたくなりまして。

 

 

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2020-05-03 ED20 1

僅かに傾斜したボンネットも素敵な

ED20の姿を堪能する事が出来ました。

 

是非とも豪雪の折にこの地へ訪れ

黄色いラッセルヘッドが雪をかき分けて

白く染まる様を撮影したいものでございます。

 

が、今はコルゲート車が狙いでございますので

名残惜しくもこの場を後にし、電車の方を

撮影する事と致しました。

 

 

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2020-05-03 撮影地の様子

オマケ。

 

今回布陣しておりますのは鶴来駅から

約1キロほど野町方面へ移動した田園地帯に

位置します農道でして、通行の妨げにもならず

人も来ず、安心して撮影が出来るのでございます。

 

次回より本格的な撮り鉄活動のご報告となります。

 

どうか楽しみにお待ちください。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!