この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
大雨の影響で貨物列車が
色々と大変な事になっております。
関西でPFが撮影出来ます数少ない貨物列車の
5087レが11時間遅延だったり、
貨物列車のスジで単機が走りぬけて行ったりと
運休も含めて大変でございましょう。
九州の方ではトラックによる代走も
焼け石に水の様な状況だと耳に致します。
毎年どこかで鉄道インフラが打撃を受け
その所為で物流が滞りますと、一番
割りを食うのは我ら消費者なのでございます…
さて、今回の更新はコルゲート車を求めて
やって参りました北鉄石川線紀行の最終回となります。
北鉄石川線は鶴来から17駅先となる野町まで
単線かつその殆どを住宅街を縫う様に走ります。
好みの構図がサイド寄りなワタクシとしましては
街中での撮影よりも長閑な田園で、と考えまして
数少ないボイン…じゃないポイントのこちらへ
布陣する事に致しました。
初めは嬉しがって手堅く撮影していたのですが、
すぐに普通な構図を組むのにも飽きてしまいまして。
そんな折りに鶴来方から野町へ向かう7200形が
やって来ましたので、つい出来心で咄嗟にSSを
下げ、尚且つf値を上げて狙ってみました。
1/30で撮影してみたのですが、まるで
かっぱえびせんの様に止められませんでした。
やめられない止まらない…
これでピタリと止まっていれば
溜飲が下がった所なのですが、流し魂?に火が
灯ってしまい、更に妙な構図を思い付きまして。
しばらく待つと野町方面から来ます列車で
もう一度挑戦でございます。
水鏡流しぃー。
ほら止まらないですよ、また。
ついでに連写でもう一度。
これくらい横からの構図を組みますと、7100形の
貫通扉がどれくらい奥に引っ込んでいるのかが
見て取れますね。
住宅地での撮影ですとこんな構図は厳しいので
ここへ来て正解でした。
再び7200形が帰って来ました。
こちらも止まりませんでした…
3回やって駄目なら諦めよう、という事で、
お次は普通に水鏡な構図を組んでみました。
先ずは7100形。
陥没した鼻筋と飛び出た眼玉が特徴的なこのお顔に
剃刀の様なスノープラウがアクセントとなります
可愛らしい前面がウチのカミさんに似ております。
でも↑をそのまま伝えると恐ろしい事になりそう
ですので、拙ブログの存在を知られない様に
死守せねばなりません。
今回の〆。
7200形も水鏡で狙ってみました。
実はこの時、7700系が来るものと思っておりました。
が、7700系は入庫してしまい再び7200形が来たので
ガッカリしながら撮影しております。
パッと見はマイルドな7200形ですが、こちらは
よ〜く見てみますと前面窓枠がアンシンメトリーで
心が妙にザワザワとさせられます。
強度と視界の確保から
この様な形となったのでしょう。
意外と複雑な前面窓にも工夫が感じられました。
これ以上待っていても7700系がいつ再出庫するか
不明でしたので、ここで
撮影を切り上げる事に致します。
何せこの日は元々2日間の行程を1日に圧縮した
スケジュールでございますので
忙しなく動かねばなりません。
次なる目的地へ向けて移動となりました。
全4回に渡り長々と綴りました石川線紀行ですが、
今回の記事を持ちまして、お終いとなります。
明日からは少し最近の撮影記事を挟みまして
近い内に次の部へ進みたいと思います。
飽きずにお付き合いいただけましたら幸いです。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!