写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1292列車「 コルゲートの侍たち~北鉄7000系を水鏡で狙う 2020・GW 北陸鉄道石川線紀行その4 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

大雨の影響で貨物列車が

色々と大変な事になっております。 

 

関西でPFが撮影出来ます数少ない貨物列車の

5087レが11時間遅延だったり、

貨物列車のスジで単機が走りぬけて行ったりと

運休も含めて大変でございましょう。

 

九州の方ではトラックによる代走も

焼け石に水の様な状況だと耳に致します。

 

毎年どこかで鉄道インフラが打撃を受け

その所為で物流が滞りますと、一番

割りを食うのは我ら消費者なのでございます…

 

 

さて、今回の更新はコルゲート車を求めて

やって参りました北鉄石川線紀行の最終回となります。

 

北鉄石川線は鶴来から17駅先となる野町まで

単線かつその殆どを住宅街を縫う様に走ります。

 

好みの構図がサイド寄りなワタクシとしましては

街中での撮影よりも長閑な田園で、と考えまして

数少ないボイン…じゃないポイントのこちらへ

布陣する事に致しました。

 

初めは嬉しがって手堅く撮影していたのですが、

すぐに普通な構図を組むのにも飽きてしまいまして。

 

そんな折りに鶴来方から野町へ向かう7200形が

やって来ましたので、つい出来心で咄嗟にSSを

下げ、尚且つf値を上げて狙ってみました。

 

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2020-05-03 7000系7202編成

1/30で撮影してみたのですが、まるで

かっぱえびせんの様に止められませんでした。

 

やめられない止まらない…

 

これでピタリと止まっていれば

溜飲が下がった所なのですが、流し魂?に火が

灯ってしまい、更に妙な構図を思い付きまして。

 

しばらく待つと野町方面から来ます列車で

もう一度挑戦でございます。

 

 

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2020-05-03 7000系7102編成

水鏡流しぃー。 

 

ほら止まらないですよ、また。

 

 

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2020-05-03 7000系7102編成

ついでに連写でもう一度。 

 

これくらい横からの構図を組みますと、7100形の 

貫通扉がどれくらい奥に引っ込んでいるのかが

見て取れますね。

 

住宅地での撮影ですとこんな構図は厳しいので

ここへ来て正解でした。

 

 

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2020-05-03 7000系7202編成

再び7200形が帰って来ました。 

 

こちらも止まりませんでした…

 

3回やって駄目なら諦めよう、という事で、

お次は普通に水鏡な構図を組んでみました。

 

 

 

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2020-05-03 7000系7102編成

先ずは7100形。

 

陥没した鼻筋と飛び出た眼玉が特徴的なこのお顔に

剃刀の様なスノープラウがアクセントとなります

可愛らしい前面がウチのカミさんに似ております。

 

でも↑をそのまま伝えると恐ろしい事になりそう

ですので、拙ブログの存在を知られない様に

死守せねばなりません。

 

 

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2020-05-03 7000系7202編成

今回の〆。

 

7200形も水鏡で狙ってみました。

 

 

実はこの時、7700系が来るものと思っておりました。

 

が、7700系は入庫してしまい再び7200形が来たので

ガッカリしながら撮影しております。

 

パッと見はマイルドな7200形ですが、こちらは

よ〜く見てみますと前面窓枠がアンシンメトリーで

心が妙にザワザワとさせられます。

 

強度と視界の確保から

この様な形となったのでしょう。

 

意外と複雑な前面窓にも工夫が感じられました。

 

これ以上待っていても7700系がいつ再出庫するか

不明でしたので、ここで

撮影を切り上げる事に致します。

 

何せこの日は元々2日間の行程を1日に圧縮した

スケジュールでございますので

忙しなく動かねばなりません。

 

次なる目的地へ向けて移動となりました。

 

 

全4回に渡り長々と綴りました石川線紀行ですが、

今回の記事を持ちまして、お終いとなります。

 

明日からは少し最近の撮影記事を挟みまして

近い内に次の部へ進みたいと思います。

 

飽きずにお付き合いいただけましたら幸いです。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!