この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
連休中のお天気が悪い様でございますね…
ちょっと行きたい所があるのですが
このご時世なのも相まって思案中でございます。
さて、今回の更新は521系100番台への置き換えが
撮影しておりましたご報告となります。
常磐線や今も九州で見られます白地に青い帯の
415系と同形式なのですが、出自が異なります。
と申しますのも、七尾線が電化されました91年は
既に国鉄からJRへ移管されておりまして
投入されたのが本形式となるのでございます。
では、一体どの様に魔改造であったかと申しますと
当時、北陸特急から福知山方面の山陰特急へと
転用されました485系が、山陰地区では交流機器が
不要の為に撤去されて183系800番台へ改番。
転生させて七尾線へと投入したのでございます。
当時はまだガキんちょだったワタクシも、流石に
この所業には驚きました。
発想の無駄の無さといい、直流車から交直両用へ
改造する技術力といい、JR西パないわ、と。
そんな、かつては関西を走っておりました
車両達がいよいよ2021年春で引退という事で
ファンで賑わう前に撮影しておこうと
今回の遠征で訪問したのでございます。
今回の撮影地へ到着。
実に20分ほどのドライブでございました。
まずやって来ましたのは415系のC2編成。
415系800番台は3両固定編成でございまして
金沢方からクハ、モハ、クモハとなっております。
C2編成の場合はクハ415-802、モハ415-802と
いう具合に車番が振られております。
このモハ415-802、改造前はモハ112-12という
最古参の車両という事になります。
形式こそ変わりましたが、今も息づく国鉄の香りが
濃厚な車両に出会う事が出来ました。
続きまして七尾へ向かいますC8編成でございます。
七尾方の先頭は制御電動車、クモハ415-800と
存在しない800番台独自の形式となっております。
能登半島の特産、輪島塗りをイメージさせます
茜色を地域色としました415系800番台。
屋根上のゴチャッとした機器類が
交直両用車らしく恰好良さを感じさせます。
再び金沢方へ向かいます列車が現れました。
こちらはC10編成でございます。
113系のC10編成は京都地区にて
抹茶色をして活躍中ですが、七尾線でも
同様にC10編成が活躍しているのですね。
引いた構図でもう一度。
路線でございました。
91年の電化に際しまして七尾ー輪島間が非電化のまま
3セクへ移譲されまして、現在は津幡ー七尾間が
JR西の七尾線として運行されております。
今回も七尾線へは訪問したのですが、七尾より先
のと鉄道線へは行けておりません。
いずれは機会をみて
撮影に行ってみたいものでございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!