この列車へご乗車いただき
ありがとうございます。
7月の淀んだ空模様から一転し
晴れを余分に重ねたかの様な
蒼穹と暑さでございます。
こんな気温の昼日中に、自転車を
漕いで袈裟を着たお坊さんが
走り回る姿をよく見かけます。
お仕事とはいえ、ほんまに
頭が下がるご苦労でございます。
まぁ、気温と共に懐具合も
さぞホットなんでしょうけれど。
さて、今回の更新は近い将来に
姿を消すと聞いております京阪の
通勤電車、5000系の姿を狙いました
ご報告でございます。
急行運用に就きます5000系。
5扉車という事で客用扉がズラリと並ぶ
壮観な編成でございます。
この急行運用は早朝のコレと
深夜の、併せて1往復しか設定が無い
レアな列車なのだそうでございます。
そう伺うと撮影する身が緊張でこわばり
構図がカツカツになってしまいました。
この日のファーストショットがこちら。
7000系をベースにして開発された
という9000系。
何の気負いも無く撮影すると
こんな感じにまとまるのですが。
こちらは古い形式の車体に
新造機器を載せて誕生したという
1000系でございます。
側面の窓枠が田の字に見えます点が
古さの象徴でございましょう。
今ではほとんどの車両が
ユニットサッシになりましたので
この様な窓枠は都市部では珍しいと
感じます。
表題とは別の編成がやって来ました。
こちらもやはり緊張してしまい、構図が
カツカツになってしまいました。
どうにも腕がなまっておりますね…
アルミ合金製の車体を持つ新鋭の
3000系。
この車両にも今後は順次、
プレミアムカーなる着座車両が
導入されるのだそうで。
パクりとなるJR西のAシートは
増備の話が出ませんが、元祖となる
京阪では好調なのでしょうね。
今回の〆。
先ほどの5000系をもう一度
引いた構図で。
この日は結局2編成の5000系を撮影して
撤収となりました。
扉の数が異なる為にホームドア設置が
進まないという事で、廃車になると
聞いております5000系。
日の出が遅くなるこれからの季節は
早朝撮影も難しくなって参ります。
機会がございましたら、次は
夜間撮影と乗車にも挑戦して
みたい所でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!