この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
学生時代、大変お世話になりました先輩方の一人に
M氏という方がいらっしゃいます。
柔らかな物腰で、年下のワタクシにも分け隔て無く
接して下さり、さりげなくアレコレとサポートまで
していただき、今も感謝の念に絶えません。
そんなM氏は大学卒業まで、彼女いない歴=年齢な
方だったのですが、ワタクシの一つ下の女子から
告白されてお付き合いし出す様になりました。
すると間髪いれず、彼女の姉もM氏に告白。
モテ期到来な上に
姉妹ドンブリなシチュエーションとなり、外野の
ワタクシ達は当人以上に熱く妄想を膨らませて
リビドーを滾らせたものでございました。
ま、実際は姉妹ドンブリなんて事もなく
姉を彼女に選んだM氏はそのまま卒業後も
仲睦まじく、ゴールインされました。
最近会ってませんがお元気ですかね。
所で、姉妹ドンブリや親子ドンブリなんて言葉は
耳に致しますが、兄弟ドンブリ、というのも
あるのでしょうか?
寡聞にしてワタクシは耳にした事がありません。
さて、今回の更新は昨日撮影致しました
甲種輸送につきましてのご報告となります。
JR東日本が新潟に続いて秋田地区にも投入を
開始しました、電気式ディーゼル車GV-E400系は
若干のマイナーチェンジを経てJR北海道でも
H100形として採用されております。
この日の甲種輸送では兄弟とも申せます2形式が
併結されるという、営業運転では見る事の出来ない
究極のスタイルとなりました。
EF510-510がH100形を12両、最後尾には
GV-E400形を1両繋いだ13両を牽引しまして
日本海縦貫線へ向けて走り出しました。
お天気は数日前からこの日は悪天候と予報され
ならばインカーブ構図が組める場所を、とも
考えておりましたが、実際にはドピーカン。
釜も含めて銀一色な編成となりますから、逆光な
構図は諦めていつもの裏調子へと布陣致しました。
ここは編成が長いとお尻が隠れる懸念がありまして
案の定、見せ場となる青い帯のGV-E400形は
樹木に遮られてしまいました。
甲種輸送の撮影に先立ちまして、前日には
こんな撮影もしておりました。
ドン曇りとなりました前日、甲種輸送を牽引する
釜の送り込みとして運転されました配給列車。
EF510-510がEF510-515とコキ2両を牽いています。
大方の予想ではこの時点で、翌4日の甲種は
青ゴトーが牽引するだろう、という
事でございました。
引いた構図でもう一度。
ただ、今までの経験から甲種の牽引機は
もしかすると銀ゴトーが担うんじゃないか、と
何となくそんな気がしておりました。
個人的には青ゴトーが牽いた方が絵的に綺麗なので
ワンチャン期待していたのですが。
悪い予想は天気予報と違って
当たるモノなのでしょうか、甲種輸送には
銀ゴトーが充当されました。
甲種輸送の前走りとなります貨物列車には
ぎっしりとコンテナが積載され、それを押し桃の
EF210-303が力強く牽いております。
それにしましても陽光が無慈悲に降り注ぎます。
このままではカップラーメン並みの時間で
熱中症になってしまう、と危惧致しまして
撮影したらすぐに日陰へ退避でございました。
表題から引いた構図でございます。
残念ながらスワイプしてもケツのGV-Eは
確認出来ません。
それでもこの長編成、しかも銀地で統一感ある
編成の甲種輸送が仕留められましたのは暁光です。
H100形とて営業運転で12両連なる姿は
見られませんでしょうからね。
これぞ兄弟ドンブリ。
編成のお尻が見えてきました。
帯が黄緑なのがH100形、青いのがGV-E400形で
同一の車体なので違和感がありません。
同じ工場で生まれた、同じ車体の2形式が一緒に
釜に牽かれて行きます。
甲128のGV-E400形は秋田まで、甲129と130で
出場したH100形は北海道までの旅路となります。
ケツ撃ち。
光線を優先した為、ケツは
オマケ程度の構図になります。
ですが、チラッと見切れるH100形とGV-E400形の
2ショットは仕留められましたので
ヨシとしておきます。
今回の〆。
EF510-19が定期の貨物列車を牽いて行きました。
銀もいいのですが赤も鮮やかで捨てがたいですね。
銀ゴトーの甲種牽引は昨年2回、今年はコレがお初。
絵面的には鮮やかさに欠けるものの、ネタ釜なりの
盛り上がりがSNSを中心に展開され、眺めていると
楽しい気分になって参ります。
秋に入り、甲種輸送の件数もまた増えて参ります。
無理なく参戦出来る様に、色々と調整せねば、と
奮闘する次第でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!