写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1372列車 「 甲163 東京メトロ18000系(18101f)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

トラブルが起きた際の判断は経験と勘に基づく事で

明暗が分かれる事がございます。

 

だからこそ失敗を重ねてでも経験を積み

いざという時の為に備えるのが大切なのだ、と

痛感するのでございます。

 

 

さて、今回の更新は今朝方に関西を通過致しました

東京メトロ半蔵門線用新形式車両、18000系の

甲種輸送を撮影しておりますご報告となります。

 

今回も山口県のメーカーから発送という事で

大阪、京都でも夜明け前には通過するスジでの

運転でございました。

 

先日の様に滋賀県方面へ出向いての撮影を考慮して

撮影地を選択していたのでございます。

 

所が、昨夜の時点で列車は機関車と荷の間で

ブレーキが連動していないのでは、と思われます

不具合があったそうで大幅に遅延しておりました。

 

甲種輸送の場合は荷となります車両にメーカーの

スタッフが乗車して不測の事態に備えております。

 

トイレもベッドも無い通勤車両の車内に待機する

スタッフを考慮して、スジは小まめに停車する様

組まれているのでございます。

 

そんな訳で今回は大幅遅延のままで関西を通過する

可能性があるな、と睨み朝は2度寝を噛まして余裕で

自宅を出る事と致しました。

 

向かう先も滋賀県内では無く、

通い慣れた調子踏切と致します。

 

予想では6:30~7:00くらいに通過するのでは?と

アタリを付け、自宅を出たのでございますがふ、と

撮影者が多くいらっしゃるかも知れないので早めに

現着した方が良いのかも、と不安がよぎります。

 

そこで急遽、高速道路へ乗ってハイスピードで

現着する事と致しました。

 

私が到着したのは5:39。

 

車を停めて携帯を確認しますと、お友達からの連絡で

5:35に茨木を通過したよ、と表示されております。

 

え、あと10分くらいしか余裕ないじゃん…と

大急ぎで車から飛び出し、同じく待機していらした

鉄仲間のh氏とご一緒にポジションを組みます。

 

結局、撮影者はワタクシとh氏、他1名という

まったりな陣容で本番を迎える事となりました。

 

 

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2020-10-03 8862列車

予想外に早く通過した為、望んでおりました

露出は得られず厳しい撮影ではありましたが

EF210-5が牽引する東京メトロ18000系を無事に

捉える事が出来ました。

 

車体はステンレス地の銀色に、路線カラーの

紫色を帯として巻くスタイルでございます。

 

帯色も単色では無く、グラデーションで濃淡のある

設えでございました。

 

 

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2020-10-03 8862列車

こちらは先打ちでございます。

 

踏切が鳴動し列車が接近する方向を示す矢印が

上りを指し示して点灯します。

 

が、直後に下りの矢印まで点灯致しまして

やば、被られちゃうかも!?と焦りが生まれ

先打ちをしておいたのでございます。

 

ですが色々とアレな切り位置ですので

このカットは次点落ちとしております。

 

 

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2020-10-03 8862列車

後打ちはほんまにあわや、という具合でございます。

 

ここがカーブでございましたので撮影出来ましたが

これストレートでしたら詰んでおりました。

 

ISOを上げまくって露出を得ておりますので

画面がザラザラなのですが、取り敢えずは

今回も無事に記録を取る事が出来ました。

 

 

この撮影後、お友達のh氏は滋賀方面へ追っ掛けを

されるという事でここでお別れ致しまして、

ワタクシは居残ってちょっと朝練を楽しむ事に。

 

 

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2020-10-03 69列車

EF210-169がヘッドライトを煌めかせて

迫って参りました。

 

朝の下りは何処で撮っても逆光となるのですが

この日は雲が多く陽を隠しましたので

調子のカーブで下りカモレを狙ってみました。

 

 

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2020-10-03 7090列車

上りのカモレにはEF210-153が充当され、明るさが

増した調子踏切を駆け抜けて行きました。

 

この時点で6時過ぎ、曇りとは申しましても

流石にまだ露出は暗く、デジタルパワーで何とか

撮影が出来ている状況でございます。

 

もう少し月が進みますとこの時間でも

撮影が厳しくなって参りますので、朝練も

終焉が近づいているのを痛感いたします。

 

 

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2020-10-03 55列車

今回の〆。

 

現在稼働しております丸鮫はわずか3両でして

その内の一両となりますEF66 103がこの日の

フクツー便をエスコートしておりました。

 

貴重となって参りました丸鮫の雄姿を

記録すべくの居残りでございまして、無事に

目的を果たせましたのでここで撤収、この後

お仕事へと向かったのでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!