写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1379列車 「 タラコキハを構図を変えて狙う 2020・夏 津山線紀行その4 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

懸念されておりました台風の被害、ワタクシの周囲に

おきましては幸いな事に何事も無く過ぎ去り

胸を撫で下ろしております。

 

どうやら関東方面へ進行している様ですが

このまま被害を齎さずに済めば良いと

願うばかりでございます。

 

さて、今回の更新は引き続き津山線でのタラコキハを

撮影しておりましたご報告となります。

 

午前の早い時間帯には時折り陽も射してきました

津山線でしたが、時計の針が進むにつれ空を覆う

雲の密度も比例して増えております。

 

 

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2020-07-05 キハ47 1004+キハ47 21

前回の〆で撮影しておりました編成が津山から

快速運用でやって来ました。

 

車内の様子が窓から覗けますが、乗客の皆様が

しっかりとマスクをされていらっしゃるのが

今年の写真らしく感じます。

 

今年らしい、と申しますと近所の総合スーパーには

今年からマスク売場なるコーナーが誕生し、

フライヤーやポップには洋服に合わせたマスクの

コーディネートを、と謳っておりました。

 

マスクって、サージカルマスクじゃ無いと効果が

薄いんじゃ無かろうかと思うのですが、実際の所は

どうなんでしょうね。

 

オシャレマスクに意味があるのであれば良いのですが

今の所はオシャレなサージカルマスクが

販売されている様には見えないので、安全性の

点で気になりまして。

 

オシャレに気をつかってマスクをしたら防疫が

弱くて感染、なんてのも格好悪い話だと

ちょっとばかり思ったのでございます。

 

 

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2020-07-05 キハ47 20+キハ47 29

表題とは別のヨンナナがやって来ました。

 

屋根部を見てみますと、前後のどちらの車両にも

トイレタンクが乗っかっているのが判ります。

 

運用の都合でしょうか、どちらも0番台という

少しレアな組み合わせを見る事が出来ました。 

 

何がレアなのかと申しますと、通常ヨンナナは

トイレ付きの0番台とトイレ無しの1000番台が

コンビを組んでいる為、どちらも0番台というのが

見慣れないからなのでございます。

 

表題の編成も手前は屋根にタンクの無い1000番台で

標準的な編成なのでございます。

 

 

因みに検査などで0番台が不足した際には、同じく

タンクのあるキハ40形が47形1000番台とコンビを

組む事となるのでございます。

 

 

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2020-07-05 キハ40 2134+キハ40 2048

ノスタルジーな列車がやって参りました。

 

キハ40形は客用扉の周囲は2人掛けのシートが

窓を背に設置されておりますが、車体中央は

4人掛けのボックスシートでございます。

 

丁度窓からボックス席に腰掛けます男性の乗客が

コチラを見ているのが伺えます。

 

この時点で工臨が来るまでの時間が2時間を切って

おりますので、ワタクシの周囲には撮影者が大勢

集まっておりました。

 

乗客からしますと、どうして田んぼの農道に

あんな大勢のキャメラメンが集っているのか?と

ギョッとされたのではないでしょうか。

 

ワタクシも普段走っている国道に大勢のポリス面が

集っているのを見かけますと驚いてアクセルを

緩めてしまいます。

 

いえ、大勢でなく一人で佇むポリス面の場合の方が

怖いのですけれど。

 

サイン会的な意味で。

 

 

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2020-07-05 キハ40 2134+キハ40 2048

バックショットも狙ってみました。

 

コレはコレで良いのですが、線路脇の犬走りに沿って

夏草が伸び、キロポストなどの標識を覆い隠して

いるので、この構図で撮影する際のシャッターを切る

位置がどうしても限定されてしまいます。

 

本番までの間にあの草がシュルル…と縮んだりする

魔法は無いものでしょうか。

 

などと益体も無い事を考えておりますとあら不思議。

 

 

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2020-07-05 キハ40 2048+キハ40 2134

先ほどの編成が津山から折り返して来た時には

足回りが随分とスッキリしているではないですか。

 

実際は不思議でもなんでもなく、お昼を摂る間も

惜しんで鉄仲間のh氏とP氏が中心となり

時間と労力を対価にして除草を錬成されました。

 

感謝でございます。

 

 

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2020-07-05 キハ40 2048+キハ40 2134

オマケ。

 

こちらは後打ち構図でございます。

 

工臨でも後打ちになりますのでこちらは特に

草が縮んだり刈られたりする様な秘術の行使は無く

自然なまんまでございました。 

 

 

丹精込めて育てる植物って畝にマルチを敷いたり

支柱を立てたり消石灰だの肥料だのと手間暇が掛かる

モノなのですが、なんでこう雑草は勝手にグングンと

伸びて列車を隠してしまうのでしょう。

 

案外、鉄道事業者撮り鉄対策にと

こっそり育てているのかも知れませんね(笑)

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!