この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
中々会えない友人との邂逅、と申しますのは
とても有意義で満ち足りた時間でございます。
昨日は久しぶりの首都圏遠征を果たし、尚且つ
普段からブログで交流を持たせていただくお二方の
ブログ友氏とお会いする事が出来ました。
いわば、オフ会、という奴でございます。
楽しい時間はあっという間に過ぎるもので
気が付けば日も暮れ、帰宅せねばならない時間が
すぐそこに迫っていたという具合でございます。
早速ではございますが、今週は昨日参りました
首都圏での撮影成果を中心に更新を進めたいと
考えております。
普段であれば遠征記事はじっくりと寝かせて
更新するのでございます。
が、今回は撮影ネタのほとんどが拙ブログにおいて
特ネタとして扱っております内容となりますので、
早々に更新させていただこうかと考えます。
さて、今回の更新はそんな訳で早速遠征の一ネタ目
特大貨物輸送に供されます大物車、シキ1000形の
撮影につきましてのご報告となります。
シキ1002を捉えました。
当初のお話ではシキ1000形3両での
運転計画だったそうなのですが、何故か
実際は1両のみ。
この後の特大貨物輸送がどうなるのかにも
注目でございますね。
今回の遠征、
事の発端は8月下旬でしたか9月上旬でしたかに
鉄仲間さんからこの日に走る関東のネタをいただき
ぼんやりと首都圏へ向かう事を考えておりました。
少ないお小遣いをやり繰りし、何とか遠征可能な
額を用意して10月が来るのを待っていたのですが
台風14号の襲来で、当初の計画は
一旦白紙になってしまいました。
所が2日前の9日には、どうやら11日の日中は台風が
過ぎ去っている様だと判明しまして、慌てて計画を
再考する事と致しました。
その際に、早朝に横浜羽沢を出発する8863レが
どうにか撮影出来ないか、検討を致しまして
夜行バスで横浜に向かい、そこからトカ線を下って
撮影する事を決めます。
早速夜行バスの切符を手配したのですが
バスの横浜着は5:55。
そこから横浜駅へ急いでも恐らく10分は掛かると
踏みますと、8863レが羽沢を発つのが6:13ですから
随分とアクロバティックな計画になってしまいます。
それでもチャレンジしてみよう、と思いまして
その旨を含め、横浜近在にお住いのブログ友氏へ
ご一緒にいかがでしょう、と連絡を入れました。
今回のファーストショットは望遠圧縮で
捉えておりました。
構図の上下がカツカツですが辛うじて収まり
ホッと安堵の息をつく撮影でございます。
ここからレンズを引きながら連写しての
撮影でございました。
10日、関西では雨こそ降るものの風はそれほど
強くは無く、どうやら台風の影響も左程は無いまま
一日を終える事が出来ました。
そのまま荷物を持って夜のバス停へ赴き
夜行バスに乗車していざ、横浜を目指します。
横浜ではバスが到着する場所に
ブログ友氏が迎えに来て下さるという事で
ワクワク気分で乗車しておりました。
所が、バスが横浜町田のICを降りる時間が
少し遅い様に思えます。
あれ?残り時間が10分切ってるけど、予定の時刻に
着くのかな?と俄かに不安がよぎるワタクシ。
案の定、バスは帝国から10分近く遅れて
バス停へ到着したのでございます。
セカンドショットでございます。
俗に申しますパンが串った状態でございまして
残念ながら没カットになります。
構図の下から伸びます草が躱せずに
何とも邪魔っ気なのですが、こればかりは
どうしようもございませんでした…
一応バスが遅延した時のケースも想定し
幾つかの案を持っておりましてシキの撮影には
副案でもまだ何とか間に合います。
そんな状況で横浜駅へ向かい、改札へ入ろうと
しますと、ブログ友氏が懐から一枚の切符を
取り出し、ワタクシに見せて下さいました。
事前にワタクシが撮影のルートを報せていたので
それに適した範囲のフリー切符がある事を
教えて下さったのでございます。
早速、券売機でフリー切符を購入しまして
以降の撮影で絶大な効果を発揮する事となりました。
今回の遠征ルートを網羅する広範囲のフリー切符を
購入する事が出来、大幅に経費が抑えられました。
この時点で既にブログ友氏をお誘い出来たおかげ、と
感謝の嵐でございます。
所が、券売機に関西の交通系ICカードを翳しても
何故かエラー表示となるばかり。
あれ、関東ではイコカって使えへんかったっけ?
あのペンギンが描かれたカードしか読み込まへんの?
と、不安に駆られます。
隣の券売機で試してもやはりエラー表示でして
ICカードの使用は諦め現金を投入して購入。
ようやく横浜駅構内へ入る事となりました。
この時点ですでに8863レは横浜羽沢を発ち、西へ
進行を開始しております。
その隙に列車を追い抜いてギリギリ撮影が可能、と
目論んでおりました。
オマケ。
我々の乗車した普電が駅に到着、既にシキは
遠くに見えておりました。
急いでポジションに着き、カメラを構えると同時に
シャッターを切ります。
8863レも少し遅れていた様でして、後方から来た
上り普電に被られそうでしたのでやむを得ず
表題は望遠域での撮影を試みたのでございます。
タイミングはギリギリだった様でして
4コマ目はご覧の様な被り案件となりまして
オチを付ける事が出来ました。
という訳で取りあえず記録出来た、程度の絵面では
ございますが、まずは撮影を終える事となりました。
ご同行いただいたブログ友氏はここで
無念の被り案件となったそうでして、レンズの
選択が明暗を分ける結果となったのでございます。
この撮影後、折り返しまして次なるネタへ
挑む事となります。
こちらも割と時間がカツカツではございますが
地理に明るいブログ友氏のお力で乗り切る事が
出来そうでございます。
次回、
川崎鶴見撮影記をご期待下さい。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!