写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1385列車 「 甲169 箱根登山鉄道3100形(3103-3104f )の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

夕焼け、朝霧、天の川…自然の美しさ、雄大さは

ワタクシの様な適当写真を撮影する人間には、到底

切り取る事の出来ないものであると常々感じます。

 

その一方で地震や台風といった災害の恐ろしさも

自然の為せるものでございましょう。

 

人間の知恵や技量でどうにか出来るものでは無く

自らの命を守るので精一杯な状況となるのも

当然の事ではないかと思われるのでございます。

 

鉄道関連で申しますと自然の猛威でこの夏、九州の

各線がダメージを受け今も復旧に励まれております。

 

箱根登山鉄道もまた、2019年の台風被害で運休を

余儀なくされていた鉄道事業者でございます。

 

 

さて、今回の更新は苦境に立たされておりました

箱根登山鉄道の新鋭車両、3100形が新製されまして

甲種輸送されておりますご報告となります。

 

昨年度は春に3000形が2両、増備されまして

その際の甲種輸送を撮影しておりました。

 

今年度も春頃に完成と思われるペースで

メーカーにて製造が進んでいたのですが、昨秋の

被害を受けまして作業が中断していた様でした。

 

新製投入しても稼働させられない状況であれば

投入する意味がありませんので、恐らくは路線が

復旧するまで製造を休止していたものと思われます。

 

それが夏頃から作業を再開し、この度晴れて

出場を果たす事が出来たのでございます。

 

年に一度あるか無いかのネタでございますから

逃さぬようにお仕事を調整し、他のネタは捨てて 

参戦しております。

 

これで12日から16日まで、特甲ネタ5デイズ

連続更新する事が出来ました。

 

特甲ネタとは、拙ブログが力を入れております

被写体の特大貨物と甲種輸送の略でございます。

 

 

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2020-10-16 9866列車

10/11に横浜からシキ1000形を牽引して来阪した

EF65 2067がこの日、4日ぶりに本線へ出まして

3100形2両を牽引し、関東へ戻ります。

 

昨年撮影した3000形2両の甲種輸送では

釜と車両の間にヨ8000が連結されておりましたが

今回はヨの付かない編成でございました。

 

 

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2020-10-16 223系12両

本番前の練習電には颯爽と通過します223系の

新快速を狙っておりました。 

 

首都圏遠征の更新が続きまして久しぶりとなります

地元での日中撮影。

 

本番の少し前までは太陽が雲に隠されており

お馴染みの皆さまと調子踏切で歓談を

楽しんでいたのでございます。

 

ですが、何だか陽が射してくる様な予感があり

この練習電の前に裏調子へ、一人移動して

構図を組んでおりました。

 

するとお陽さまが…。

 

 

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2020-10-16 9866列車

表題の次のコマでございます。

 

ズームを引くのではなく、カメラをそのまま左へ

振っての2発目でございました。

 

編成は構図内に収まるものの、左右のバランスが

悪くて左端がカツカツになってしまいました…

 

 

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2020-10-16 9866列車

こちらはレンズを引いてもう一度。

 

架線柱が釜の側面プレートに掛かる寸前に

シャッターを切る事が出来ました。

 

危なかった…

 

 

曲線半径の狭い登山鉄道線内を走る為に

細く短い車体を持つのが同線の特徴でございます。

 

その為、標準的な車体長のEF65に牽引されますと

随分と小振りで可愛らしく見えて参ります。

 

 

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2020-10-16 9866列車

今回の〆。 

 

小さなお供をコトコト連れて東へ進む

青と赤の鮮やかな編成となりました甲種輸送

 

増備が為されるという事は、それに伴って

現役の車両にまた引退の花道が用意される事と

なるのでしょうか。

 

2019年の6月にチョロッと立ち寄った程度の

箱根登山鉄道ですが、いずれ時間を作って

じっくりと撮影に訪問してみたい路線でございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!