この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
昨夕から降り始めました小雨が夜の間に雨脚を強め
今朝も降り続いておりました。
お陰様で気温も随分と低くなり、長袖着用が
心地よい程度の気温になっております。
この程度の温度で推移してくれれば有り難いのですが
一月もすれば更に冷え込んでくるのでしょうね…
さて、今回の更新は21日に近畿車両から
出場致しました、七尾線への投入が始まりました
521系100番台の試運転につきましての
ご報告となります。
この試運転、これまでにも拙ブログにて幾度か
取り上げております。
と申しますか、3編成ずつ5回の新製出場でして
4回目以外は撮影しているのでございます。
唯一、U10~U12編成の試運転のみ
お仕事の都合で不参戦となっておりました。
日中はお仕事をしておりますので
そんな事もございます。
そもそも昼日中の平日ネタを撮影している方が
どうかしている様な気もするのですが、そこに
触れますと撮影が立いかなくなってしまいます(汗)
大阪方の先頭車は貫通扉に幌を付けた
スタイルで、試運転を実施しております。
小雨のパラつきますイオンストレートを
ゆっくりと踏みしめる様に走ります521系。
七尾線用の100番台は2連15本が投入される旨が
発表されておりますから、今回の出場が
最終増備という事になります。
前日には近畿車両から出場したばかりの
編成を狙っておりました。
第1回目、2回目と同様、この日も桂川のデッキへ
お邪魔致しまして試運転の往路を仕留めております。
試運転は2日間に及びまして、初日は近畿車輌から
出場してそのまま自走で徳庵を発ち、城東貨物線を
経て北陸本線を下り金沢へ向かいます。
その翌日に今度は北陸路を上りまして
向日町へ入区致します。
ここまでが公式試運転となり、この翌日に
改めて向日町から金沢へと
回送されていくのでございます。
先ほどのコマから引いてもう一度。
陽が射して側面がギラリと輝く姿を捉えました。
北陸新幹線の開業によって三セク化されました
北陸の在来線は、交流電化されております。
一方で七尾線は予算の都合から直流電化されて
おりますから、金沢へ乗り入れる為には交直両方の
電化方式に対応せねばなりません。
因みに、自社路線内に交流と直流の区間を持つ
えちごときめき鉄道では、直流区間をJR東から
運行する事で対応しております。
交直両用や、交流専用の車両は製造や維持に
経費が掛かるので、気動車の方がコストが低く
三セクさんには適しているのでしょう。
そう考えますと、僅か数駅の金沢までの
乗り入れの為にわざわざ交直両用の車両を新製する
JR西の姿勢に、何か裏がある様に思えて参ります。
JR西はご存知の通り、古い車両も無理やり更新して
更に使い倒す企業体質でございますから、七尾線にも
キハ120くらい投入しかねないのですよねぇ。
考えた所で答えが出る訳ではないのですが
こうした疑問は一応提示してみるのが
ワタクシのスタイルでございます。
日付が変わりまして翌日、復路を狙いに
イオンストレートへとやって参りました。
一先ず練習電に新快速運用に就く223系を仕留め
本番の前にやって来ます前座列車?を待つ事に。
この時点で小雨が降ったり止んだりする
お天気でしたので、SSを落として
撮影する事に致しました。
前座となります配給列車にはEF510-22が充当され
コキを2両引き連れた編成でございました。
F級電機の中で最大の全長を持つEF510が、貨車を
僅か2両しか牽引しない姿には、ギャップ萌えな
要素がございます。
長いコンテナ貨物の先頭に立つ姿にも痺れますが
こうした裏方的な列車にもまた、魅力があると
感じるのでございます。
オマケ。
表題のコマを撮影後、振り向いて後ろ姿も
ハイチーズでございました。
今回の新製投入により計画予定両数が出揃った
521系100番台。
全車が揃って活躍するのは来春からとなります。
七尾線にも間もなく訪れようとしております。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!