この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
長崎方面へ向かう新幹線の西九州ルートに、N700S系が
独自のカラーリングで導入される旨の発表があり
その色合いの斬新さ、九州っぽさに思わず目を
奪われました今日この頃。
しかしながら九州新幹線の長崎方面ルートは
佐賀県の救われなさから協議が難航して博多までは
繋がらずに開業する公算が高いそうでございます。
出させて益が無いとならば通す意味は無い、とする
佐賀県の姿勢には賛否がある様で。
ワタクシはどちらに肩入れする気もありませんが
双方が満足のいく解決策が見い出せるまで建設を
先延ばしにした方が良い様には思います。
さて、今回の更新は過去へと遡ります事約半年、
ゴールデンウィークの撮影報告でございます。
今年のGWと申しますと拙ブログでは
過ごしました事はご報告済みでございます。
実はその草津線撮影のあと、ちょろっと寄り道を
致しました分がまだ更新出来ておりませんでして。
どっかで見た事の有る様なデザインの気動車が
走ります信楽高原鉄道。
盲腸線でございまして、焼き物の町として知られます
信楽への観光輸送や通勤、通学路線となります。
もっとも、信楽ICが開通し観光路線としての役割も
一段落ついた様に見受けられますが。
緑の中を走る忍者の姿を、望遠で捉えました。
信楽高原鉄道へ立ち寄ってみようと思い付きまして
適当に車を流しつつ撮影出来そうな所へ現場合わせで。
早速やって来ましたのが
こちらの忍者ラッピングでございました。
費用を負担してラッピングをしております忍者。
ですので当然、デザインも113系と同じに
なるのですが単行の車両ですから4連の113系とは
印象が異なってしまいます。
ズバリ、此方の方が可愛らしい。
列車が折り返して来ました。
短編成はサイド構図、が信条ではございますが
この場合サイドからだと一つ前のコマと同じ
構図となってしまいます。
ですのでここは敢えて接近戦を挑んでみました。
面が影になる向きですので、その辺も考えて
空を取り込むあおり構図で狙ってみます。
信楽高原鉄道はJRとなって全国で初めて、列車の
正面衝突事故が発生し大勢の方が亡くなられた
鉄道事業者でもあります。
JRの急行形気動車と信楽高原鉄道の車両が衝突、信楽側の乗務員と
乗客が多数死傷という痛ましい事故でございました。
この事故以来、各地で他社線へ乗り入れます
鉄道事業者は自社線内は他社の車両でも自社の
乗務員が運転するように変わりました。
それまでは慣例で三セク路線などでもJR車はJRの運転士が
運転していたそうでございます。
それが直接の事故原因では無いものの、遠因の一つ
という事で以降は改められたのだとか。
今ではJR車の乗り入れさえ存在しない路線と
なりましたが、存続しているだけでも有り難い
関西地区に残る数少ない非電化単線でございます。
今回の〆。
表題の一つ前のコマとなります。
次は違う車両が来るかな?と
楽しみに待っておりますと、姿を見せたのは
またも忍者でございました。
そんな訳でこの時は忍TRAINラッピングしか
撮影が出来ず、信楽高原鉄道を去る事となりました。
何気にワタクシが活動する圏内でございますから
またいずれ、立ち寄る事になろうかと思います。
その際には他の車両もご紹介できれば、と
目論んでおります。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!