写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1397列車 「 忍者ラッピング気動車を狙う 2020・GW 信楽高原鉄道線紀行 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

長崎方面へ向かう新幹線の西九州ルートに、N700S系が

独自のカラーリングで導入される旨の発表があり

その色合いの斬新さ、九州っぽさに思わず目を

奪われました今日この頃。

 

しかしながら九州新幹線の長崎方面ルートは

佐賀県の救われなさから協議が難航して博多までは

繋がらずに開業する公算が高いそうでございます。

 

公共交通機関とは申しましても、自治体に費用だけ

出させて益が無いとならば通す意味は無い、とする

佐賀県の姿勢には賛否がある様で。

 

ワタクシはどちらに肩入れする気もありませんが

双方が満足のいく解決策が見い出せるまで建設を

先延ばしにした方が良い様には思います。 

 

 

さて、今回の更新は過去へと遡ります事約半年、

ゴールデンウィークの撮影報告でございます。

 

今年のGWと申しますと拙ブログでは

金沢へ行ったり草津線113系を狙ったりして

過ごしました事はご報告済みでございます。

 

実はその草津線撮影のあと、ちょろっと寄り道を

致しました分がまだ更新出来ておりませんでして。

 

 

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2020-05-05 SKR310形311号

どっかで見た事の有る様なデザインの気動車

走ります信楽高原鉄道

 

この路線は草津線貴生川駅から信楽へ伸びる

盲腸線でございまして、焼き物の町として知られます

信楽への観光輸送や通勤、通学路線となります。

 

もっとも、信楽ICが開通し観光路線としての役割も

一段落ついた様に見受けられますが。

 

 

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2020-05-05 SKR310形311号

緑の中を走る忍者の姿を、望遠で捉えました。

 

この日は113系草津線で撮影した帰り、ついでに

信楽高原鉄道へ立ち寄ってみようと思い付きまして

適当に車を流しつつ撮影出来そうな所へ現場合わせで。

 

早速やって来ましたのが

こちらの忍者ラッピングでございました。

 

 

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2020-05-05 SKR310形311号

113系の忍TRAIN同様に沿線自治体がPRの為に

費用を負担してラッピングをしております忍者。

 

ですので当然、デザインも113系と同じに

なるのですが単行の車両ですから4連の113系とは

印象が異なってしまいます。

 

ズバリ、此方の方が可愛らしい。

 

 

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2020-05-05 SKR310形311号

列車が折り返して来ました。

 

短編成はサイド構図、が信条ではございますが 

この場合サイドからだと一つ前のコマと同じ

構図となってしまいます。

 

ですのでここは敢えて接近戦を挑んでみました。

 

面が影になる向きですので、その辺も考えて

空を取り込むあおり構図で狙ってみます。

 

 

信楽高原鉄道はJRとなって全国で初めて、列車の

正面衝突事故が発生し大勢の方が亡くなられた

鉄道事業者でもあります。

 

JRの急行形気動車信楽高原鉄道の車両が衝突、信楽側の乗務員と

乗客が多数死傷という痛ましい事故でございました。

 

この事故以来、各地で他社線へ乗り入れます

鉄道事業者は自社線内は他社の車両でも自社の

乗務員が運転するように変わりました。

 

それまでは慣例で三セク路線などでもJR車はJRの運転士が

運転していたそうでございます。

 

それが直接の事故原因では無いものの、遠因の一つ

という事で以降は改められたのだとか。

 

今ではJR車の乗り入れさえ存在しない路線と

なりましたが、存続しているだけでも有り難い

関西地区に残る数少ない非電化単線でございます。

 

 

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2020-05-05 SKR310形311号

今回の〆。

 

表題の一つ前のコマとなります。

 

 

次は違う車両が来るかな?と

楽しみに待っておりますと、姿を見せたのは

またも忍者でございました。

 

そんな訳でこの時は忍TRAINラッピングしか

撮影が出来ず、信楽高原鉄道を去る事となりました。

 

何気にワタクシが活動する圏内でございますから

またいずれ、立ち寄る事になろうかと思います。

 

その際には他の車両もご紹介できれば、と

目論んでおります。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!