写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1451列車 「 青ゴトー牽引のレール臨貨を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

鳥インフルエンザが流行した折、各地の

養鶏場が大打撃を被られたのは

記憶に新しい話でございます。

 

デンマークでは毛皮用に飼育されていた

ミンクからcovid-19の変異種が発生したと

いう事で1500万匹が処分されるのだとか。

 

処分されたミンクからも毛皮は

活用されるのか、と考えましたが

焼却される事になる様でございます。

 

ミンクを育てる方々の先行きを思うと

鳥インフルで被害を受けられた養鶏の方々を

思い出して、胸が締め付けられます。

 

この変異種、極めて悪質で従来よりも

感染力が高く検出されにくいというお話で

開発中のワクチンも効果が期待出来ないと

いう話も聞こえて参ります。

 

情報を鵜呑みにするのは危険ですので

複数のソースから話を仕入て精査し、

各自で慎重に対応すべき案件でございます。

 

暗澹たる気分を笑い飛ばせるような

良い話が欲しいものでございますね…

 

 

さて、今回の更新は20日に運転されました

北陸へのレールを輸送する臨時貨物を

撮影しておりますご報告でございます。

 

この日はみんな大好きニーナ様が

カンガルーライナーを牽引するという事で

大盛り上がりでしたが、その裏ではひっそり

何気にレアな臨貨も運転されていたのです。

 

 

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2020-12-20 8561列車

桂川駅を通過しますシーンから。

 

この臨貨はEF510-502が登板となりました。

 

横っ腹に西日を受けて北を目指します。

 

 

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2020-12-20 8561列車

このスジは光線が強いとお顔が黒くなり

画面の影率が上がりますので、サイド気味に

構えて影の面積を減らしてみました。

 

これも短編成だから出来る事でございます。

 

EF510が定尺チキを牽く姿はあまり目にする

機会も無く休日に運行されてとても有り難い

被写体となりました。

 

この撮影後に第1450列車記事で取り上げ

ました、国宝機の2059レを狙いに移動し

その撮影後、再度この列車を狙うべく

掘割へと向かったのでございます。

 

 

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2020-12-20 8561列車

まずは望遠でファーストショット。 

 

実は背後から、何か列車が接近していると

ご一緒したブログ友氏が気づかれまして

振り向きますとライトが見えました。

 

慌ててレンズを伸ばし、望遠構図でまず

一打ち致しまして、被りを回避します。

 

 

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2020-12-20 8561列車

レンズを引きながら、本来の切り位置で

もう一写する事が出来ました。

 

表題とは異なり、このスジでも既に

太陽は高度を下げてしまい辺りはすっかり

残照で撮影するしかない露出具合でした。

 

その方が反って光線の影に悩まされなくて

良い結果とはなったのですが、露光が一気に

下がったのには驚かされます。

 

やはり太陽の明るさというのは偉大ですね… 

 

 

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2020-12-20 8561列車、117系との離合

後ろから来た列車が丁度目の前を過ぎる

タイミングで離合致しました。

 

ゴトーがもう少し遅かったり、117系

早かったら惨劇となる所でございました。

 

やれやれ、でございます。 

 

 

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2020-12-20 8561列車

オマケ。

 

列車が東山通の下を潜り滋賀方面へと

走り去るのを見送りました。

 

 チキのお尻に付けられた後部標識灯が

片方しか点いていないのと、カラフルに

色付けされたレール断面に目が行きます。

 

どうしてもレールの積載された隙間が

ハハハハ、ハハハハ、ハハ、と見えて

この不穏な情勢をレールたちが

笑い飛ばしているかの様に感じます。

 

来年は、積まれたレールの隙間の様に

ハハハハと笑いあえる年になれれば

良いな、と切に願いながら。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!