この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
なんか仕事が立て込んでまして、本来なら
本日も甲種輸送を更新する筈だったのですが
ままならず。
遠征記を代替にしておきます。
さて、今回の更新はそろそろ駆け足で
進めて参りたいお盆の遠征記、その続編を
更新ネタとさせていただこうかと思います。
前回は撮影場所へ到着して2本の特急を
中心にご紹介致しましたが、今回は
元々ここへ参りました目的の国鉄キハを
中心にした撮影報告でございます。
車番がはっきりと判る様に車両を大写しで
構図を組んでみましたキハ32のトップ車。
その1で松山方面へと走り去った列車が
今度は海線で大洲方面へ向かいます。
引いた構図でもう一度。
国鉄末期に、採算性の乏しい3島会社と
呼ばれますJR北、四国、九州向けとして
ステンレス製の気動車が製造されました。
しかしながら閑散線区では需要も乏しく
更にコストを抑えた車両を導入すべき、と
判断されましてこの当時では極限まで
コストを切り詰めて製造されております。
それぞれ製造し、メーカーによって仕様が
微妙に異なるのがキハ32の面白い所。
写真のキハ32-1から11までは新潟鉄工所の
製造車で、前照灯と尾灯が独立した丸目、
側面窓サッシが黒塗りとなります。
ちなみに12-21までは富士重工の担当で
ヘッドライトと尾灯はケースに入った角目。
EF66 100みたいな差異でございますね。
こちらは表題同様の構図ですが、後から
来ましたキハ32-6でございます。
このキハ32形、利用者の少ない線区向けに
開発された為当時の国鉄でも最も短い車体の
気動車として誕生しております。
その長さ、16メートル。
一般車両が20m、少し短くて18mですから
極端さが良く判りますね。
オマケ。
ここでのラストショットには特急を
狙っていたのですが、見て下さいコレ。
うっかりレンズをMFにしておりました事を
失念し、ピントがずれたまま撮影してしまい
爆死でございます…
こうして順調にミスを重ねながら
お盆の旅はもう少し続きます。
次回、その3ではこの旅の裏目的であります
アソコ、聖地への訪問となります。
アソコとか聖地と記しますと反応しそうな
オヤジの皆さま、ご期待には添えません(笑)
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!