この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
お正月明けの月曜日という事で早い所では
今日から仕事始めの方もいらっしゃる事と
存じます。
ワタクシの職場はもう少しだけお休みが
有るのですが、それも家族運用などで
ほぼ潰れてしまいますので遠征などは
まだまだ遠いお話でございます。
撮影自体はチョイ鉄な感じで楽しむ様に
しておりますが、本格的な撮り鉄遠征は
行けそうにありませんので、丑年らしく
お盆の記録を反芻して慰めております。
さて、今回の更新は年が明けましたが
引き続き昨年お盆の伊予方面への遠征から
ご報告をさせていただきます。
向けて線路が二股に分かれておりまして
して2系統が運行されております。
どちらの列車も松山始発ですから、効率よく
列車を狙うのでしたら向井原と松山の間へ
布陣する事となります。
しかも、非電化区間という事で架線が無い
区間を探しますと意外と範囲が狭く、
いい感じに光線が当たるポイントには夏草が
元気に繁っておりました。
夏草込みで撮影するしかないじゃない、と
悲壮な顔のマミさんばりに覚悟を決めて
構図を組んでおりましたのは前回その4でも
ご承知の通りでございます。
バリ順な光線を受けて松山へ向かいます
特急 宇和海、この列車は2000系が先頭で
最後尾にN2000系を連結する3連でした。
空の色、車体の帯、ヘッドマークの水色が
ステキにシンクロした朝の特急を捉えられ
嬉しいショットでございました。
引いた構図でもう一度。
夏草の勢いも激しい盛夏の予讃線ですから
どうしても列車に草が掛かってしまいます。
出来るだけ躱そうと努力はしたものの
こんな具合でございましたのは仕方が
ございません…
松山からやって来ます列車は光線の関係で
お顔が黒く陰るのですが、側面だけは
綺麗に映えるのでどちらかと申しますと
サイド構図の方がいい具合かも知れません。
宇和島へ向かう列車は4両編成でして
前から3両目以外はN2000系という組成で
カッ飛んで行きました。
2000系とN2000系が混ざって組成されるのも
四国気動車特急の魅力でございますね。
朝の主役はどちらかと申しますと
普通列車の方になります。
お盆時期ですから通勤通学は
ほぼ無いのでしょうが、この時間帯は
特急よりも普通の方が断トツの本数で
撮影がはかどります。
箱型気動車とは申しましても
れっきとした国鉄の遺産ですから、
来る列車は1本も逃さずにシャッターを切り
その姿を記録致しました。
今回の〆。
こちらもそんな普通列車、なのですが
先頭のお顔をご覧ください。
今回の遠征で唯一撮影が叶いました
富士重工製のキハ32形でございます。
ヘッドライトが尾灯と一緒に角型ケースへ
収められ、側面窓枠のサッシも無塗装という
新潟鉄工所製の車両との差異が確認できる
ショットを撮影する事が出来ました。
お顔が黒潰れなのがちと残念ですが
一つ上のキハ32と見比べていただければ
明確に違いがお判りいただけるかと。
こうした細かな差異を嬉しがるのが
マニア、という性分なのでございましょう。
正直うちのカミさんからしたら
どーでもいい差異なのだそうですが。
ワタクシもまぁ、エグザイルだか何だかいう
回るオッサン連中を見せられても皆同じ姿に
見えますし、同じ曲に聞こえるので
お互いさまだとも思うのですけれど…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!