写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1468列車 「 コルゲート車天国の南海車両を狙う 2021・正月 南海高野線紀行その1 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



メッチャ寒いですね…

明日の朝は間違い無く水道管が凍って

破裂する家庭が続出するんでしょうね。


今夜は水道の水をチョロ出しで

夜明けを迎えたいものでございます。


そうそう、チョロ出しと申しますと…

なんて書くとまたか!また変態紳士な

話題か!とお叱りを受けそうですね。


今宵こそは真面目に更新を綴って参る所存で

ございますので、未成年の読者やご婦人方も

安心なさって最後までお読みいただけます。

 

 

さて、今回の更新はお正月休みを利用しての

南海高野線撮影のご報告となります。


高野線とは申しましても橋本方面の山深い

線区ではなく、大阪市内のお手軽撮影で

車両メインに取り組んでおりました。


何処へ布陣しようかとウロウロしていますと

雲が沸いて参りましたので逆光構図の場所で

まずはスタートしてみます。



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2021-01-03 6000系8両

南海高野線の主役として、今もっとも熱い

視線を浴びております6000系を捉えました。


新鋭8300系に押し出されて廃車が続きます

この形式、側面客用扉が一枚ドアという

姿で、古めかしさが際立ちます。


大手私鉄の現役車両で片開き扉、という点は

恐らく南海6000系が唯一の存在なのでは?と

思うのですがいかがでしょうか。



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2021-01-03 3000系3523f

泉北高速鉄道保有します3000系も高野線

難波まで乗り入れております。 

 

南海6200系をベースにした車両として誕生し

南海高野線内でも活躍する3000系、いわば

南海6000系列の従兄弟でございます。


ですから、やはりボディにはコルゲート板を

嵌めておりますので銀箱車体の中でも撮影の

し甲斐がある車両だと感じます。

 

前面貫通扉に塗り分けられた青ストライプも

素敵で、いずれ時間を作ってこの車両を

徹底的に追い回したいとも考えております。


 

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2021-01-03 6000系6両

続きましてはまたもや古豪6000系、こちらは

表題よりも2両短い編成となりました。 

 

運転席のある先頭妻面は貫通扉を中心にして

国鉄12系客車の様な緩やかな後退角が付き

ステンレスの固い印象を和らげている点が

デザイン的にみても秀逸だと感じます。


我が国最古のステンレス電車であります

東急や京王と並ぶ存在、南海6000系もここへ

来て急速にその数を減らし始めました。


記録をするのも早い内の方が、色々と撮影が

出来るのでおすすめでございます。


残り数編成となって慌てて撮影に行き、碌な

カットが残せない、なんて経験をワタクシも

しておりますから…



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2021-01-03 6200系6553f

南海6000系ファミリアの中でも若い部類の

6200系が登場でございます。

 

国鉄ステンレス車体のECを最初に

採用しました205系では、既にコルゲートを

用いなくても車体剛性が確保されています。


という事は少なくとも車体にコルゲートを

用いる6200系も、車齢的には充分に古いと

申せましょう。


高野線の沿線でカメラを向けます車両達は

ほぼ皆がコルゲート車でございます。


ですので、感覚がつい麻痺してしまいますが

どの車両も歴史を刻んで来た素敵な古豪だと

いう事なのでしょう。



と、ここで俄かに雲が晴れて陽が射し始め

逆光で側面がアカン事になりそうでしたので

場所を変える事に致しました。

 


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2021-01-03 8300系8314f

新鋭車両として続々と増備されております

8300系が登場でございます。


わざわざ移動したものの、陽が雲に遮られ

側面が残念な露出となりました。 

 

SSも心持ち下げてみましたが、LEDは手強く

表示を綺麗に写し撮る事能わず。


敗退でございます。



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2021-01-03 7020系7523f

今回の〆。


泉北高速鉄道の7020系でございます。


阪急の様に、アルミ車体だけど全塗装という

素晴らしい車両でございます7020系。


是非とも泉北高速鉄道さんにはこの姿勢を

貫いて貰いたい所でございます。



所で。


この撮影地ではご覧の様に、難波へ向かう

列車の構図は架線柱などが邪魔をして、

編成がスッキリと抜けません。


例えますと、エロ本を見ながらG行為に

耽っている最中、隣人の部屋から古舘一郎の

F1実況が聞こえてきてモヤモヤする感じに

似た構図なのでございます。


俺、プロストの第2コーナー立ち上がりで

抜いちゃったよ…みたいなモヤモヤは

変態紳士な皆様なら共感いただけるものと

確信しております。


ご経験ありますよね?え、ワタクシだけ!?



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!