この列車へご乗車いただき、ありがとうござ
ありがとうございます。
ゆるキャン、というアニメが
人気なのだそうで。
美少女たちがのんびりとキャンプをして
山の中で過ごすという、さして盛り上がりの
無い内容ゆえに視聴しようとは思いませんが
アニメの影響でキャンプまで人気だとか。
ワタクシ、テントを張って火をおこす様な
キャンプは必要に駆られなければ興味も
湧きませんし、テントを張るなら山よりも
断然、海派でございます。
そう、山よりも海!
夏と申しますと海なのでございます。
さて、今回の更新はようやく辿り着きました
速報版でお届け致しました伊予灘バックの
撮影につきましてのご報告となります。
この撮影は、渓谷に架かる橋を渡る列車を
伊予灘を背景にして狙うポイントでして
海沿いを走る国道から山の方へ道を逸れ、
坂をグイグイと登りました所になります。
信号もましてや踏切も無い構図に入る列車は
タイミング良く捉えねば撮り損ねてしまう
緊張の一瞬、でございます。
線路からも離れているので
気動車のエンジンなども聞こえず通過時刻を
予想して、その予想時刻の2分ほど前から
構えておりました。
三脚ではなく手持ちでしたので、腕も
プルプルと震え出した頃に列車が到来。
しかも…
32の2両だと思って構図を組んでいたら、
54と32のペアがやって来まして焦りました。
何とか2両とも構図に収まるタイミングでの
撮影が叶い、安堵致しました。
昼前の陽光、明るめにした露出の中を
濃淡のついた伊予灘が
夏の海を感じさせます思い出の一葉。
このシーンだけでも、胸一杯になる
そんな撮影でございます。
速報版の表題になりましたのがコチラ。
構図的にやはり単行の方が絵になります。
上の2両とは異なり、32の山側はカーテンが
全ての窓を塞いでいたのがちょっと残念。
とは申しましてもこのカットを得んが為に
遥々愛媛へ来た訳ですから、些細な点は
気にせず満足感に浸らせていただきました。
はぁ、しあわせ…
朝のワンシーンから、未公開だった単行の
54をここで投入でございます。
伊予灘バックもそうですが、この年の
お盆休みは軒並み快晴となりました愛媛。
朝から気持ちの良い撮影が出来て
嬉しい限りでございます。
午後、伊予灘バックの撮影から松山方面へ
戻って参りまして〆の撮影に備えましての
練習Dでございます。
練習DのDはディーゼルのDでございまして
電のDでは無いのですよ?
ちなみにカモレや客レを練習撮影する際には
練習レ、と記載しております。
紛らわしさを解消するならば、まとめて
練習レと表記しても良いかもしれませんね。
オマケ。
本番前に画面右奥へ走り去る特急を後打ちで
撮影しておりました。
今回の遠征で2000系気動車を撮影するのも
これがラストカットでございます。
後打ちオマケ程度の気軽な一枚ですが、
最後だと思うと名残惜しくなりましてつい
コイツも掲載しておきました。
次回、いよいよ予讃線紀行も
最終回を迎えます。
ラストは当然、あの列車が〆になります(笑)
それでは、この列車へご乗車いただき
ありがとうございました!