この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
食事は大切でございます。
これを疎かに致しますと活動に支障を来し
下手をすると病気になり兼ねません。
バランスを考え、適切に摂取する事で
日々の健康が構築されるのでございます。
が、鉄活をしておりますと食事は優先度が
低くなりがちでございます。
撮影が出来ない夜間や夜明け前に摂って
日中は何も食べずに過ごす、なんて事も
実はよくある事だったり致します。
さて、今回の更新はお盆遠征最後の撮影と
なります伊予鉄線におきまして、かつては
京王電鉄で活躍した名車と名高い700系を
狙っておりましたご報告でございます。
梅津寺駅で3000系を撮影しながら
飲みました後、彼の地を後にして沿線へと
繰り出す事と致しました。
何処でどんな撮影をしようか等という
緻密な計画は全く無く、適当に良さげな
場所を行き当たりばったりで見つけよう
という緩いプランでございます。
ふと、車を走らせておりますと
何やら綺麗な花が咲く場所を見つけ
それを絡めて撮影してみようと決めて構図を
考えておりますと、早速列車が来た様で。
オレンジ色に咲く花と一緒にパチリ。
花より団子ならぬ、
花より電車でございますからピントも花より
車両に合わせておりました。
この車両、梅津寺駅で撮影していた
3000系よりも古い型の元京王5000系でして
それだけでもテンションが上がります。
花と絡めるポイントの逆向きは
インカーブとなっております。
やって来ました3連の3000系では、お尻が
架線柱に分断されてしまいました。
これ、ギリギリまで身を乗り出して撮影に
挑戦していますから、架線柱をパスすべく
身をこれ以上乗り出しますとヤバい事に
なってしまいます。
パトカーを呼ばれて
バイバイカンチならぬバイバイ難波と
なり兼ねません。
引いた構図でもう一度。
広角で引き付けて何とか架線柱をパスが
出来ないかと抗ってみたのですが、
3連ではこれが限界でございました。
でも、700系は確か2連でしたので
きっとこの構図で大丈夫!そう信じて
先ほどの編成が折り返してくるのを
焼け付く陽射しに耐えながら待ちます。
待ちます。
待ちます…
やって来ました往年の名車!
やっと来ました…暑かった…
ガン黒な出来映えではございますが
伊予鉄カラーに染め上げられながらも
東京から遠く離れたこの地にて、令和の
時代でもレールを刻む姿が見られました。
オマケ。
お見送りも忘れずに、花を添えて。
抜ける様な青い空と鮮やかさが少し失せた
伊予鉄カラーをまとう700系の対比が、妙に
美しいと感じました夏の午後。
気が付けば朝ご飯を5時頃に食べてから
8時間近く何も口にしておりません。
遠征ではよくある事ではございますが
流石にお腹も空きました。
ここらで昼食にすべく、撮影を一旦切り上げ
移動する事と致しました。
因みに、梅津寺駅前の商業施設には昼食に
なりそうなものが一切有りませんでした。
また、お盆休みだからでしょう、道中の
飲食店も軒並み閉店しております。
かくなる上は…
それでは、この列車へご乗車いただき
ありがとうございました!