写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1514列車 「 甲238 JR東日本 キヤE195系(LT-3編成)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

先週19日は雪の残る朝でございましたが

昨日など春の陽気を思わせる気温の上昇に

驚かされます。

 

本日も引き続き日中は暖かく、上着

脱いで過ごしておりました。

 

こんな日ばかりだと嬉しい所なのですが

そのうち戸外に居るのが辛くなる様な暑さに

身も心も苛まれる事になるのか、と今から

夏に慄いております。

 

 

さて、今回の更新は昨日の甲種輸送

つきましての撮影報告となります。

 

20日に豊川の日本車輌製造から甲237で

出場となりました8両のキヤE 195系に続き

21日に3両が出場、西浜松にて組成され

11両となって東海道を上りました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20210222004004j:plain

2021-02-21 9862列車

EF65 2067に牽引されて長閑な山あいを

進むロンキヤでございます。

 

雲一つない晴天の下、特徴的な外観を持つ

車両が通り抜けて行きました。

 

最後尾にはヨ8000形が3両ぶら下がるのも

見て取れますのが興味深いこの甲種輸送

 

 

この日はキヤE195系の新製出場を狙う為

遠く静岡の地へやって参りました。

 

夜明け前に盟友ブログ友氏と合流し

一路東へと向かいまして、まずはDE10が

牽引する豊川ー西浜松間で1発抜く事に

決めました。

 

この区間で良いロケーションと申しますと

浜名湖を渡るシーンでございましょう。

 

そんな訳で有名撮影地へ向かいまして

カメラを構えておりますと…

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20210222004109j:plain

2021-02-21 9772列車と211系の離合

デーテンに牽かれて3両のロンキヤと

ヨ8000がこちらへ向かって来ますその刹那

対向の普電が後方から構図へ入り込み

離合シーンが撮影出来ました。 

 

うわぁ…と焦りましたが大丈夫。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20210222004147j:plain

2021-02-21 9772列車

211系をやり過ごし、DE10 1562が先導し

浜名湖を渡るキヤE195系を仕留める事が

出来ました。

 

機次位の車両は日車甲種でお馴染みの

白い養生で覆われまして、キヤの素顔を

伺い知る事はできません。

 

前日、下関方の先頭車を含む8両が出場し

この日は東京方の先頭車を含めます

短編成での出場でございます。

 

ロンキヤの短編成、なんて滅多と見られる

ものではございませんから、有り難くその

貴重な姿を拝ませていただきました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20210222004217j:plain

2021-02-21 9772列車

引いた構図でもう一度。 

 

遠目からのカットでも積載されたレールを

降ろす際のガイドスロープが、

プロトタイプである東海の車両と異なり

白っぽい色合いなのが確認出来ます。

 

使われていく内に塗装が剥げて、空き歯の

様に見える部分が乱杭歯へとその様相を

変えそうな気がしてなりません。

 

 

ここでの待ち時間、神奈川のブログ友氏が

甲種の撮影に転戦しようかと思案されて

おられました。

 

ならば、と合流のお誘いをした所、快諾を

いただきまして待ち合わせの場所と時間を

決め、ブログ友氏をピックアップすべく

一路、1号バイパスを東へ進みます。

 

浜名湖畔での撮影からですと、東名のICへ

向かい高速に乗るよりも1号バイパスを

走る方が速そうだな、と見立てたました。

 

浜名湖を跨ぐ大きな橋を渡り、浜松市

郊外を走っておりますと、何やら妙に

交通量が多い気が致します。

 

どうやら快晴の日曜、お昼過ぎという事で

予想以上に道が混雑している模様。

 

ストップ&ゴーを繰り返して何とか混雑を

抜け出し、快調に走り出したのでしたが

掛川の辺りから再び酷い渋滞に嵌ります。

 

渋滞を回避して高速に乗るか否かを

検討するも、目的地への到着がどちらに

しても数分しか違わない事が判明します。

 

ですので、下手に足掻くよりは高速の

利用は諦めて渋滞の中、ゆったり時間を

過ごす事になりました。

 

道を間違えて辿り着けなかったら

目も当てられませんからね…

 

この時点で、既に神奈川のブログ友氏との

待ち合わせ時間が大幅に超えるどころか

我々も列車の撮影さえ出来ない可能性が

濃厚となってしまいました。

 

折角、合流すべく態々足を運んで下さった

ブログ友氏には大変心苦しい決断ですが

共倒れになるよりは合流を諦めた方が

懸命だという判断を下す事となりました。

 

正に断腸の思いで、尚且つ申し訳無い事

この上無いのですが神奈川のブログ友氏へ

その旨をご連絡致します。

 

それから次に、我々がどこで撮影するかも

判断せねばなりません。

 

当初、予定していた俯瞰構図の場所へは

到着と列車の通過が拮抗する状況でして

そこよりも手前で、適した撮影地を考慮し

決断致します。

 

同時に、掛川近辺へ布陣されておられます

ビックボス氏から、こちらは撮影者が30人

近く集まってるとのお知らせを受けます。

 

キャパが大きく好みの構図、尚且つ我々が

間に合うポイント…という事で事前に

検討していた次善の場所へ向かいました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20210222004244j:plain

2021-02-21 9862列車

表題の一つ前のコマでございます。

 

何とか滑り込みで撮影地へ到着しまして

100名近い鉄さん達の隙間に入れて貰い

構図を組む事が出来ました。 

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20210222004406j:plain

2021-02-21 9862列車

オマケ。

 

綻び始めた梅の花が、ヨ太郎3兄弟と共に

東海道を上るキヤE195系を見送ります。

 

 

撮影を終え、盟友氏と今度は逆向きに車を

走らせ上洛すべく一路、西へ。

 

やはりバイパスで戻ったのですが、案の定

帰り道も激混みしており、豊橋界隈まで

戻った時には日暮れになっておりました。

 

日が暮れるまでの間、車内も結構な暑さに

なりまして、窓を開けてドライブして

おりましたが結局エアコンまで緩くかける

羽目になりました。

 

まだ2月だというのに…

 

 

豊橋から関西までは高速に乗っての

快適ドライブでした。

 

ただ、小まめに休憩を入れて安全運転には

配慮しつつ戻っております。

 

何せ、トイレが近いお年でございまして…

 

休憩時には神奈川のブログ友氏へ改めて

謝罪の連絡を入れ、家族へお土産を購入し

関西へと帰りつきましたのは21時という

クタクタな遠征となりました。

 

ただ、撮影成果はウキウキでございます。

 

ご一緒していただきました盟友氏、また

連絡を取り合いましたお仲間の皆様と

神奈川のブログ友氏にも重ねて

感謝申し上げます。

 

大変充実した1日でございました。

 

 

それでは、この列車へご乗車いただき

ありがとうございました!