この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
前回の更新では、弥富駅手前のポイントに
布陣して8075レを撮影致しました。
何故か、と申しますと8075レは対向列車と
離合する為に弥富にて停車を致しますので
じっくりと駅で撮影する機会を得るべく
追っ掛けがしたいという理由でした。
今まで何度か撮影して参りました8075レは
全て沿線でございました。
最後くらいはじっくりと停車中の姿も
眺め、記録したいとの思惑がありまして。
さて、今回の更新は沿線で8075レ撮影後に
車で駅前まで移動し、ホームへと
やって参りました所からご報告を始める
事となります。
道床に設置された停止目標にピタリと
合わせて停車しますDD51 1801。
夕方の薄暗い光線を受けて僅かに照り返す
タキの腹が艶やかに見えます。
レンズを広角にしてDD51を中心にした
構図も組んでみました。
赤い車体にキャブの黒が引き締まって見え
原色とはまた異なる渋さ、格好良さを
感じさせます。
塗り分けこそ異なるものの、後ろに控える
DF200同様の色使いから重連を組んでいる
事も容易に知れます組み合わせ。
この2車種がコンビを組む姿も、2019年に
始まり僅か2年で幕を閉じる事に
なるのでしょうか。
弥富停車は対向の普電を待って
終了となります。
長いホームにたった2両の電車が滑り込み
すぐに名古屋へ向けて走り去りました。
その後、下りの場内信号が信号現示となり
DDのライトがロービームからハイへと
ポジションを変えます。
ゴガアァァとエンジンを唸らせてゆっくり
滑り出す列車。
中身が空のタキ車とはいえ、老体のDDが
力を込めて引き出しながらゆっくりと
宵闇迫る弥富駅を後にします。
これで悔い無し、と名物列車を惜別の念を
持って見送りました。
オマケ。
弥富駅は2面3線の駅構造でして
ホームとなります。
私鉄とJRが改札を通らずに乗り換え可能な
構造をしているのでございます。
ピンクと青のゴミ箱が、斜めに設置されて
捨てにくそうだ、と思いながら近づくと
コレ、ゴミ箱ではなく乗り換え用の
IC改札でございました。
紛らわしい…
こうして、ワタクシの名古屋遠征は
幕を閉じるのでございます。
が、まだ臨海へ行けておりません。
ですのでもう少しだけ続きます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!