写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1532列車 「 森の京都QRトレインの送込み回送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

泣かなければ冷たい人、と言われそうなのは

卒業式でございます。

 

近所の公立中学で卒業式が挙行された様で

着飾った奥様方がそぞろに道を歩く姿が

見られました。

 

生徒の方はまだ校舎から出てきていない様で

母親たちだけが帰宅の途に就いている模様。

 

そんな奥様方を見て思うのでございます。

 

左手の、ふくよかな奥様はお腹を空かせた

子犬の様な感じでクフゥ~ン、と。

 

隣の、枯れ枝の様な手足をした奥様は夜中に

時折聞こえるサギの様に、アー!アー!と。

 

向こうから歩いて来られる、遠目からでも

判る厚化粧な奥様はサルが威嚇する時の様な

フゥーッ、フゥーッという声で。

 

夜になれば鳴き声を上げるのでは

なかろうかと。

 

さながら、

森の動物たちのようでございますね。

 

昼間は貞淑な奥様、でも夜のベッドでは

森の動物なのでございます…というゲスな

妄想をして楽しんでおりました。

 

因みにワタクシの鳴き声は、米国の

PCメーカーの名前を連呼しております。

DELLDELLDELL!」と。

 

 

さて、今回の更新は本日撮影して参りました

ラッピング電車につきましての

ご報告でございます。

 

京都府が推進しております地域振興の企画で

中部地域の山ばかりな自治体を森の京都、と

銘打ちましてPRをしております。

 

明日からはその、森の京都地域を運行する

山陰本線でラッピング電車が走るのですが

それに伴って本日、お披露目と式典が

開催されるとの事でございました。

 

お披露目にはラッピングが施された編成が

初めて本線上に姿を見せますから、初物を

仕留めたい!という欲求にかられまして

沿線へと向かいました。

 

 

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2021-03-12 回9211M

 煌びやかなラッピングをまといます

223系6000番台、R02編成の姿を狙いました。

 

森の京都、企画のコンセプトカラーとして

設定されます茶色、黒、金色が中部地域を

代表する花、木、鳥をモチーフにあしらわれ 

柄としてデザインされております。

 

 

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2021-03-12 回9211M

こちらは今回のファーストショットでして

このコマを撮影するまではワタクシもどんな

デザインのラッピングなのか全く知らずに

カメラを構えておりました。

 

ただ、223系が使用されるという事ですから

281系のキティ柄などの様な車体の一部に

装飾が施されたデザインなのかと思って

期待せずにおりました。

 

所がやって来た列車はステンレスの地味な

印象を覆す柄でして、ビックリしつつ

シャッターを切る事となりました。

 

 

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2021-03-12 モハ223-6183

2号車をクローズアップしまして、柄を

良く見える様に撮影してみました。

 

花や木、鳥といった森の京都の住人が

品よくデザインされておりますね。

 

でも実際の森、と申しますか山の中には

鹿やアライグマ、イノシシとサルが闊歩し

隅の方をヌートリアなんかが蠢く様な

魔境なのでございますが。

 

同じ魔境なら森よりも

奥様が蠢くベッドの上の方が

ワタクシは嬉しい所でございますが。

 

 

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2021-03-12 回9211M

 車両前面の貫通扉下部にはおにぎりの様な

 図案が白地で描かれております。

 

 これは森の京都のシンボルマークだそうで

地域振興の旗印にも使用されております。

 

 

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2021-03-12 回9211M

オマケ。

 

後打ちも一応は狙ってみたのですが

ここでは中途半端なテキトーショットで

終わってしまいます。

 

取り敢えず前と後ろでデザインの相違が

無い事を確認する事は出来ました。

 

ちなみにこの列車、

森の京都QRトレインという名称なのですが 

何がQRなのかと申しますと、車内の各所に

QRコードが貼付されておりまして乗車時に

読み込んでもらうのだそうでございます。

 

GRコードには森の京都が如何に素晴らしい

場所かというのを報知する内容となっていて

乗客に中部地域をPRするのだそうで

ございます。

 

森の京都に興味を持ちそうな府外の方々に

知って貰うべき内容を、何故に府内を走る

車内で読み込ませるのか?と意図が良く

判らず、頭を抱えている所でございます。

 

例えば、関西を走る列車で山形の魅力を

発信されれば山形に行きたくなりますが

地元の魅力を地元で発信されても、ふーんと

なるだけの様に思うのでございます。

 

実際の所、どうなんでしょうかね。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!