この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
先週に続き日曜が雨天となりまして、
家族運用に駆り出される羽目に
見舞われました…
雨だと買い出しに車を出さねばならず
振り切って出掛けられないのが辛い所で
ございます。
そんな訳で昨日撮影しておりました
ネタから更新に充てる事と致します。
さて、今回の更新は改正後早々と8865レに
充当されました国宝機との呼び声高い
EF66 27を、今の時期だからこその桜と
絡めた撮影報告となっております。
折角、咲いているのですからどうにかして
構図へ入れ込み、季節感を出そうという
足掻きの様なモノでございますね。
8865レをサイド構図かつ、何とかして
桜と国宝機を絡めるべく思案致しまして
この様な結果となりました。
皆んな大好きニーナさまの鼻先に桜を添え
無理矢理感がハンパない構図でございます
が、取り敢えず満足しました。
現地で確認されればご納得かと存じますが
この桜と絡める構図は、一瞬のチャンスに
シャッターを押さねばならずタイミングが
厳しい撮影でございました。
無事に仕留める事が叶い、撮影後の
安堵感もひとしおでございます。
ただ、今回の8865レ撮影はそれ自体が
オマケ的な様相でございまして、本命は
前日にロクヨンセンを牽いた8864レの方で
ございました。
8864レへ充当される前日には、台車の
ゴムを交換した関係から構内試運転を
実施しておりました。
その翌日、ロクヨンセンを連れて稲沢へ
向かうと教えていただき、お仕事を調整し
撮影に向かう事と致します。
編成は国宝機+山男の2両という事ですし
セオリーに則りサイド構図で、尚且つ春の
空気を演出すべく花を添えた画を思い描き
一択で撮影地を決めました。
夕暮れのブルーモーメントを、青い釜達が
駆け抜けて行きましたこの日の8864レ。
咲き乱れます菜の花が丁度サイド構図に
マッチする、と踏みましてこちらへ足を
向けたのでございます。
が、日の入り直後の時間とは申しましても
山影で随分と露出が低くなっております。
構図を組んで列車の通過時間に合わせて
カメラを構えておりますと、やって来た
列車は遅延した貨物でございました。
あれ、8864レは更に遅くなるの…?
ヤバイ、露出下がるやん…
と不安が募ります。
そんな折、親しくさせて頂いております
鉄仲間さんがSNSへ高槻付近を通過した旨
投稿されたのを確認致しまして、じきに
ここへも来るだろうと安堵して待ちます。
真横の構図では列車を止めて
仕留める事が出来ました。
菜の花も一枚目よりはボリュームが増して
花畑感が出せた様な気が致します。
何より、架線柱を潜る国宝機の躍動感が
嬉しい画となりました。
ついでにお見送り構図も。
菜の花はこの角度が一番、盛り々々に咲き
美しいイエローカーペットになります。
畑の中に分け入りますと一枚、二枚目でも
この様な盛り具合の構図になるのですが
無許可で畑に立ち入る様な事はNGです。
無理のない環境で可能な限り良い構図を
作るのが楽しいのであって、結果を優先し
顰蹙を買う様な真似は只のアホですから。
という訳で国宝機+山男を無事に仕留め
お次は翌日に戻って来る8865レを迎える為
どの様に構図を組むかを思案致しました。
往路は菜の花でしたから、復路はやはり
桜を添えなければ、と考えますのが春の
思考でございましょう。
ただ、裏山崎の桜バックは定番かつ人出が
予想されますのと、復路もやはり釜2両の
編成でしたので表題の構図を選択した、と
いう次第でございました。
8865レのファーストショットは架線梁の
影落ちが防げない構図となりました。
変わり映えしない編成写真は今回に限り
切り捨てる心算でしたが、列車を目にして
やはりムラムラとしてしまいまして、つい
シャッターを切る事となりました。
引いた構図で更に切ります。
線路に落ちる建物の影は、列車には
掛からないだろうと予測しましたが、少し
台車に掛かってしまいました。
オマケ。
バックショットも狙っておきました。
レンズの焦点距離の関係で被写体が小さな
仕上がりなのが残念でしたので、オマケと
して掲載しておきました。
ここでの桜カットはちょっと強引な添えと
なるのですが、案の定撮影者は誰もおらず
今回はネタものですが8864レ、8865レ共に
ワタクシ一人での撮影でございました。
改正後早々に充当されました国宝機の
8865レ充当。
ロクヨンセンが来ないのは寂しい所ですが
鮫やニーナさまの活躍が短編成の列車で
記録出来る貴重な機会となります。
暫くはこの列車にも注目してみたい所で
ございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!