写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1548列車 「 桜×ニーナ!無動の桃を牽く国宝、EF66 27を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



先週に続き日曜が雨天となりまして、

家族運用に駆り出される羽目に

見舞われました…


雨だと買い出しに車を出さねばならず

振り切って出掛けられないのが辛い所で

ございます。


そんな訳で昨日撮影しておりました

ネタから更新に充てる事と致します。

 


さて、今回の更新は改正後早々と8865レに

充当されました国宝機との呼び声高い

EF66 27を、今の時期だからこその桜と

絡めた撮影報告となっております。


折角、咲いているのですからどうにかして

構図へ入れ込み、季節感を出そうという

足掻きの様なモノでございますね。



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2021-03-27 8865列車 

EF66 27がEF210-9を牽引するこの日の

8865レをサイド構図かつ、何とかして

桜と国宝機を絡めるべく思案致しまして

この様な結果となりました。


皆んな大好きニーナさまの鼻先に桜を添え

無理矢理感がハンパない構図でございます

が、取り敢えず満足しました。


現地で確認されればご納得かと存じますが

この桜と絡める構図は、一瞬のチャンスに

シャッターを押さねばならずタイミングが

厳しい撮影でございました。


無事に仕留める事が叶い、撮影後の

安堵感もひとしおでございます。


 

ただ、今回の8865レ撮影はそれ自体が

オマケ的な様相でございまして、本命は

前日にロクヨンセンを牽いた8864レの方で

ございました。


8864レへ充当される前日には、台車の

ゴムを交換した関係から構内試運転を

実施しておりました。


その翌日、ロクヨンセンを連れて稲沢へ

向かうと教えていただき、お仕事を調整し

撮影に向かう事と致します。


編成は国宝機+山男の2両という事ですし

セオリーに則りサイド構図で、尚且つ春の

空気を演出すべく花を添えた画を思い描き

一択で撮影地を決めました。


 

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2021-03-26 8864列車

夕暮れのブルーモーメントを、青い釜達が

駆け抜けて行きましたこの日の8864レ。


咲き乱れます菜の花が丁度サイド構図に

マッチする、と踏みましてこちらへ足を

向けたのでございます。


が、日の入り直後の時間とは申しましても

山影で随分と露出が低くなっております。


構図を組んで列車の通過時間に合わせて

カメラを構えておりますと、やって来た

列車は遅延した貨物でございました。


あれ、8864レは更に遅くなるの…?

ヤバイ、露出下がるやん…

と不安が募ります。


そんな折、親しくさせて頂いております

鉄仲間さんがSNSへ高槻付近を通過した旨

投稿されたのを確認致しまして、じきに

ここへも来るだろうと安堵して待ちます。



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2021-03-26 8864列車

真横の構図では列車を止めて

仕留める事が出来ました。


菜の花も一枚目よりはボリュームが増して

花畑感が出せた様な気が致します。


何より、架線柱を潜る国宝機の躍動感が

嬉しい画となりました。



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2021-03-26 8864列車

ついでにお見送り構図も。


菜の花はこの角度が一番、盛り々々に咲き

美しいイエローカーペットになります。


畑の中に分け入りますと一枚、二枚目でも

この様な盛り具合の構図になるのですが

無許可で畑に立ち入る様な事はNGです。

 

無理のない環境で可能な限り良い構図を

作るのが楽しいのであって、結果を優先し

顰蹙を買う様な真似は只のアホですから。 



という訳で国宝機+山男を無事に仕留め

お次は翌日に戻って来る8865レを迎える為

どの様に構図を組むかを思案致しました。


往路は菜の花でしたから、復路はやはり

桜を添えなければ、と考えますのが春の

思考でございましょう。


ただ、裏山崎の桜バックは定番かつ人出が

予想されますのと、復路もやはり釜2両の

編成でしたので表題の構図を選択した、と

いう次第でございました。


 

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2021-03-27 8865列車

8865レのファーストショットは架線梁の

影落ちが防げない構図となりました。


変わり映えしない編成写真は今回に限り

切り捨てる心算でしたが、列車を目にして

やはりムラムラとしてしまいまして、つい

シャッターを切る事となりました。 

 

 

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2021-03-27 8865列車

引いた構図で更に切ります。


線路に落ちる建物の影は、列車には

掛からないだろうと予測しましたが、少し

台車に掛かってしまいました。



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2021-03-27 8865列車

オマケ。
 

バックショットも狙っておきました。


レンズの焦点距離の関係で被写体が小さな

仕上がりなのが残念でしたので、オマケと

して掲載しておきました。


ここでの桜カットはちょっと強引な添えと

なるのですが、案の定撮影者は誰もおらず

今回はネタものですが8864レ、8865レ共に

ワタクシ一人での撮影でございました。



改正後早々に充当されました国宝機の

8865レ充当。


ロクヨンセンが来ないのは寂しい所ですが

鮫やニーナさまの活躍が短編成の列車で

記録出来る貴重な機会となります。


暫くはこの列車にも注目してみたい所で

ございます。

 

 

 それでは、

 この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!