この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
4月ももう半ばまで来ております。
GWまであと僅かと考えますと気もソゾロに
なるのでございますが、今年もウィルス禍の
現状は変わらず。
大手を振って遠征が出来る日が恋しい所で
ございます。
さて、今回の更新は大手を振ってという
訳では無いのですが、昨秋に遠征を
致しました際のご報告でございます。
埼玉のブログ友、えみソラ氏をお迎えして
濃厚な鉄活を過ごしましたのが
11月の頭でございました。
その数日後となります週末に今度は
神奈川のブログ友、かわつる氏が来訪し
兵庫県の豊岡へ宿泊されました。
氏は城崎温泉へ向け運転されました大サロの
追っ駆け撮影を目的にお越しになりました。
大サロの復路があります日曜はワタクシも
お仕事が休みとなりますので、ならばと
かわつる氏とドッキングして一緒に大サロを
狙っておりました。
その際に撮影しておりました日常の列車を
振返ろうと申しますのが
今回の趣旨でございます。
架線の無いのんびりとした山あいを
2両のタラコ色をした気動車がコトコトと
走って参りました。
非電化区間となります。
間を走る列車は主に豊岡区の車両が充当され
若い番号のキハに注目が集まります。
この列車も後尾のキハ47は2、という
若々しい車番を持っておりました。
こちらは香住へ向かう下り列車でして
この構図は本来、ド逆光となる所で
ございます。
曇天の為この様な撮影が叶いましたのは
むしろ有り難い事でございます。
トイレの無い1000番台よりも、
小用が近いワタクシはついトイレの有る
0番台に目が行ってしまいます。
同じ車両にトイレがあると何だか安心な
小心者なのでございます。
秋の深まった11月初旬とは申しましても
紅葉はパラダイスとまでは参りません。
おっと、これは滋賀県ネタでございますね。
兵庫県なら、こーよーかっくへ~♪でした。
コレでは気分も高揚致しませんね。
その代わりと申しては何ですが、奥にある
踏切へ続く道沿いには三脚や脚立が自生し
鉄道沿線である事を印象づけられます。
実はこれらは自生しているのではなく、
大サロの復路を撮影する撮り鉄の皆さまが
設置されていらっしゃいます。
撮り鉄の姿が見えないのは、皆様一斉に
小用を済ませに行かれたのでしょうか。
大サロを撮影する為に待機して
おりましたが、後方からキハ189系の
特急はまかぜが来るという事で
狙ってみました。
在り来たりな日常の車両として地元でも
見られる、つい数日前も撮影した被写体で
ございますが、非電化の構図では初めての
撮影でございます。
どことなくご先祖のキハ181系を彷彿と
させる端正な顔立ちに、マッシブな銀色の
車体は山あいでも存在感が強い車両です。
ご一緒したかわつる氏はこの車両を初めて
撮影されたそうでございまして、お天気が
曇天なのは残念ですが、いいロケーションで
仕留められた様に思います。
オマケ。
大サロの撮影を終えて再度布陣された
撮り鉄の皆様を構図に入れ込んでの撮影も
中々に壮観な光景でございました。
この構図ではご一緒したビッグブロガー氏も
余りの人数に驚きながらシャッターを切られ
大変に面白い絵となった様に感じます。
関東の撮影地などでは見慣れた人数
なのかも知れないのですが、兵庫県のほぼ
日本海側でこれだけ集まるのは凄い事だと
思っております。
本番となります大サロの撮影ではそれまでの
曇り空が吹き飛び、奇跡の晴れカットが撮影
出来ましたのも、居合わせた皆様の熱意が
為せる事だったのかも知れません。
次回、その2では
引き続きこのポイントにて撮影しております
タラコキハを中心にお届け致します。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!