写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1566列車 「 晩秋のタラコキハを非電化区間で狙う 2020・秋 山陰本線紀行その1 」 

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

4月ももう半ばまで来ております。

 

GWまであと僅かと考えますと気もソゾロに

なるのでございますが、今年もウィルス禍の

現状は変わらず。

 

大手を振って遠征が出来る日が恋しい所で

ございます。

 

 

さて、今回の更新は大手を振ってという

訳では無いのですが、昨秋に遠征を

致しました際のご報告でございます。

 

埼玉のブログ友、えみソラ氏をお迎えして

濃厚な鉄活を過ごしましたのが

11月の頭でございました。

 

その数日後となります週末に今度は

神奈川のブログ友、かわつる氏が来訪し

兵庫県の豊岡へ宿泊されました。

 

氏は城崎温泉へ向け運転されました大サロの

追っ駆け撮影を目的にお越しになりました。

 

大サロの復路があります日曜はワタクシも

お仕事が休みとなりますので、ならばと

かわつる氏とドッキングして一緒に大サロを

狙っておりました。

 

その際に撮影しておりました日常の列車を

振返ろうと申しますのが

今回の趣旨でございます。

 

 

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2020-11-08 キハ47-1106+キハ47-2

架線の無いのんびりとした山あいを

2両のタラコ色をした気動車がコトコトと

走って参りました。

 

この区間城崎温泉鳥取を結ぶ山陰本線

非電化区間となります。

 

鳥取から先も米子の手前、伯耆大山までは

非電化なのですが城崎温泉から鳥取までの

間を走る列車は主に豊岡区の車両が充当され

若い番号のキハに注目が集まります。

 

この列車も後尾のキハ47は2、という

若々しい車番を持っておりました。

 

 

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2020-11-08 キハ47-13+キハ47-1033

こちらは香住へ向かう下り列車でして

この構図は本来、ド逆光となる所で

ございます。

 

曇天の為この様な撮影が叶いましたのは

むしろ有り難い事でございます。

 

トイレの無い1000番台よりも、

小用が近いワタクシはついトイレの有る

0番台に目が行ってしまいます。

 

同じ車両にトイレがあると何だか安心な

小心者なのでございます。

 

 

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2020-11-08 キハ47-13+キハ47-1033

秋の深まった11月初旬とは申しましても

紅葉はパラダイスとまでは参りません。

 

おっと、これは滋賀県ネタでございますね。

 

兵庫県なら、こーよーかっくへ~♪でした。

 

コレでは気分も高揚致しませんね。

 

その代わりと申しては何ですが、奥にある

踏切へ続く道沿いには三脚や脚立が自生し

鉄道沿線である事を印象づけられます。

 

実はこれらは自生しているのではなく、

大サロの復路を撮影する撮り鉄の皆さまが

設置されていらっしゃいます。

 

撮り鉄の姿が見えないのは、皆様一斉に

小用を済ませに行かれたのでしょうか。

 

 

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2020-11-08 キハ189系6両

大サロを撮影する為に待機して

おりましたが、後方からキハ189系

特急はまかぜが来るという事で

狙ってみました。

 

在り来たりな日常の車両として地元でも

見られる、つい数日前も撮影した被写体で

ございますが、非電化の構図では初めての

撮影でございます。

 

どことなくご先祖のキハ181系を彷彿と

させる端正な顔立ちに、マッシブな銀色の

車体は山あいでも存在感が強い車両です。

 

ご一緒したかわつる氏はこの車両を初めて

撮影されたそうでございまして、お天気が

曇天なのは残念ですが、いいロケーションで

仕留められた様に思います。

 

 

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2020-11-08 キハ189系6両

オマケ。

 

大サロの撮影を終えて再度布陣された

撮り鉄の皆様を構図に入れ込んでの撮影も

中々に壮観な光景でございました。

 

この構図ではご一緒したビッグブロガー氏も

余りの人数に驚きながらシャッターを切られ

大変に面白い絵となった様に感じます。

 

 

関東の撮影地などでは見慣れた人数

なのかも知れないのですが、兵庫県のほぼ

日本海側でこれだけ集まるのは凄い事だと

思っております。

 

本番となります大サロの撮影ではそれまでの

曇り空が吹き飛び、奇跡の晴れカットが撮影

出来ましたのも、居合わせた皆様の熱意が

為せる事だったのかも知れません。

 

 

次回、その2では

引き続きこのポイントにて撮影しております

タラコキハを中心にお届け致します。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!