写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1608列車 「 幸せのイエロースリー!岡山地区の115系を狙う 2020・年末 山陽本線紀行その3 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



24日の産経新聞に特急やくもの381系が

次年度末から置き換えられる、と記事になり

ワタクシの周りでもザワつきました。


また、本日は山陰中央新報に奥出雲おろち号が

運行終了という衝撃の記事が出たりと

国鉄形全般の先行きが色々気になります。


やくもとおろちを絡めて久しぶりに出雲方面へ

遊びに行ってみようかと、そんな事を考える

今日この頃でございます。


やくもの場合、伯備線での姿も絵になりますが

米子以西の長閑な風景を走る姿も、個人的には

堪らないのでございます。


勿論あの界隈でも、練習電には115系

顔を出してくれますので、近郊形車両好きには

一層嬉しい撮影になりましょう。


 

さて、今回の更新は昨年末に岡山へ遠征を

致しました際の記録から、115系をまとめて

ご報告させていただきたいと思います。


実はこの遠征、5月中に更新を終わらす予定で

記事をしたためておりましたが、先週うっかり

更新し忘れまして1週延びております。


そんな訳で2週ぶりの遠征日常回となります

今回は、国鉄広島亡き今、最後の牙城として

国鉄形式が集う岡山地区を走ります115系

スポットを当ててみたいと思います。


あ、いえ別に下関地区をハブにするつもりでは

無いのですが、あちらは広島支社の残党の様な

感じなのに対して岡山支社はそもそも手付かず

な状況が残っておりますので。


また、下関地区の国鉄形式につきましては

先のGW遠征で撮影したものをご報告出来るか

と考えておりますので、今しばらくお待ちを

いただけましたら幸いでございます。



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2020-12-13 115系D-19編成

タイフォンぱっかん状態でやって来ました

今回のトップを飾るD-19編成。


岡山の115系は4連のA編成と3連のD編成が

おりまして、D編成ではほとんどが

30N体質改善工事を施工されております。


40Nだと外観がかなり変わるのですが

30Nだとまだかつての面影を残すので

安心して見ていられる点が嬉しいですね。



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2020-12-13 115系D-03編成

続きましてD-03編成でございます。 

 

単色化かつクリアテールになり方向幕は

LEDと、往時に比べて随分な変わり様では

ありますが、今の時代におきまして国鉄近郊の

この顔が当たり前に走る事こそ有り難いです。



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2020-12-13 115系D-17編成

全検施行間もないD-17編成では、足回りが

真新しいグレーとなりました。


静岡地区に最後まで残った東海の113系

思い出す仕様でございます。

  

 

 

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2020-12-13 115系D-15編成

昼食を挟んで撮影再開となりまして、今度は

D-15編成のお出ましとなりました。


こちらのお顔は幌無しの貫通扉がスッキリした

印象をもたらしますが、助士席側の

スカート辺りにはホースがぶら下り、これは

これで良い感じに見受けられます。


また構図もこちらの方が好みとなります。



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2020-12-13 115系D-19編成

今回の〆。


特筆すべき特徴も無い編成ではございますが

表題に据えた編成が折り返してきましたので

こちらを〆に持って参りました。



かつては首都圏をはじめ全国の電化区間

見る事が出来ました国鉄近郊形のこのお顔。


気がつけば今では探さねばならない存在と

なっております。



余談になりますが、碓氷峠をまだロクサンが

走っていた当時、撮影に来られる鉄さんは

皆さん189系やロクニを先頭にした客レを

狙っておられました。


そんな中一人だけ、朝夕にしか走らない

3両の115系が目当てで構えておりましたのが

当時のワタクシでございます。


周囲の鉄さん方からも変わった奴やなぁ、と

奇異な目で見られておりましたワタクシ。


それでもロクサンと信州色115系の組合わせは

最高だったと思うくらいに、国鉄近郊形が

好きなのでございます。



何かと話題になる特急とは異なり、普段の足と

なります近郊形車両はいつもひっそりと消えて

しまうので、マニアならではな視点で今も残る

車両たちを記録したいと思うのでございます。



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!