写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1613列車 「 相生工臨と和歌山・紀伊田辺工臨の返空2本を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



アレが無くなるコレが廃車だ、と昨今は各地で

古くから続く列車や車両の終焉が話題となり

寂しくも慌しい日々でございます。


全部撮影出来れば良いのですが、ラブレターを

くれる女の子全員とHが出来ないのと同様に

ワタクシが撮れるネタも限られております。


アレもコレも、と浮ついた行程での撮影には

せず、腰を据えて一つのネタに絞った撮影も

大切な様に思えて参ります。


でも結局は目移りしちゃう訳なのですが。



さて、今回の更新は拙ブログ開設当初より

追いかけ続けております凸ネタのご報告と

なっております。


と申しますか、この時期は有り難い事に

凸ネタ三昧となりまして記事が凸ばかりに

ならない様に工面しながら更新しております。



この日の朝は凸工臨返空が3本も

運転されまして、1本はロンチキとなり後の

2本が定尺チキとなっておりました。


その定尺チキの内、最初にやって来ます列車の

牽引機に注目しておりましたので、ロンチキは

パスしております。



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2021-05-26 工9392列車

検査明け間もない注目釜、DD51 1193がチキを

2両牽引して向日町へ戻ります、相生工臨

返空列車でございます。 


スノープラウの白挿しも太く、車体は当然

ピッカピカ。


そんな美しき姿の凸が牽く工臨

捨て置く事など出来ますでしょうか。


いや、出来ますまい。



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2021-05-26 工9392列車

表題から引いた構図でもう一度。 


やはり美しき姿でございます。


何度眺めても、全検上がりの凸釜は綺麗で

撮影のし甲斐がございます。



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2021-05-26 工9392列車

思わずついケツ撃ちまでしてしまいました。


黒い貨車達を従えて朝の静かな線路を進む

美しき釜の姿を見送りました。


この日はもう1本、定尺チキの返空があり、

しばらく待つとやって来るのでございます。


ご一緒しながら待っておりますと返空列車より

先に、ロンチキへ参戦されていらっしゃった

大御所ブロガー氏が転戦されてきました。


大御所氏も加えた鉄仲間の皆様と歓談して

過ごしておりますと、列車のやって来る

時間となりまして。



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2021-05-26 工9896列車

DD51 1183の牽引で紀伊田辺と和歌山から

それぞれ戻りますチキ4両の返空列車を

仕留める事が出来ました。


しかしながら、釜の上には鳩が飛び入りで

出演されまして、あちゃー…


編集ソフトで無かった事にも出来る様ですが

ワタクシにはそんな高等技術も、ましてや

ソフトそのものもございません。


撮って出しな成果を披露させていただいて

おりますので、お見苦しい所は御容赦の程を

お願い申し上げております。



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2021-05-26 工9896列車

今回の〆。


引いた構図でもう一度、でございまして

鳩は後方へ飛び去りながらも未だ構図内に

残っております。


これも記録、と捉えますと

大して気にする事では無いのかも知れません。



全検出場当初は美しく、皆からクィーンと

呼ばれてチヤホヤされた婆さんでしたが、今は

白挿し化粧も剥がれ萎びた姿となりました。


それでも、そんな姿でもワタクシこの釜も

大切な存在でございまして、他の釜と同様に

記録を続けております。


何せ、全検前はこの釜だけ他の凸と色味が

異なる浮いた存在でしたから、今の様に全車の

色が揃う事を嬉しく感じてしまいます。



今後も末長く、関西チキ工臨の先頭に立つ

存在でいて欲しい所でございます。


 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!