この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
アレが無くなるコレが廃車だ、と昨今は各地で
古くから続く列車や車両の終焉が話題となり
寂しくも慌しい日々でございます。
全部撮影出来れば良いのですが、ラブレターを
くれる女の子全員とHが出来ないのと同様に
ワタクシが撮れるネタも限られております。
アレもコレも、と浮ついた行程での撮影には
せず、腰を据えて一つのネタに絞った撮影も
大切な様に思えて参ります。
でも結局は目移りしちゃう訳なのですが。
さて、今回の更新は拙ブログ開設当初より
追いかけ続けております凸ネタのご報告と
なっております。
と申しますか、この時期は有り難い事に
凸ネタ三昧となりまして記事が凸ばかりに
ならない様に工面しながら更新しております。
運転されまして、1本はロンチキとなり後の
2本が定尺チキとなっておりました。
その定尺チキの内、最初にやって来ます列車の
牽引機に注目しておりましたので、ロンチキは
パスしております。
検査明け間もない注目釜、DD51 1193がチキを
2両牽引して向日町へ戻ります、相生工臨の
返空列車でございます。
スノープラウの白挿しも太く、車体は当然
ピッカピカ。
そんな美しき姿の凸が牽く工臨を
捨て置く事など出来ますでしょうか。
いや、出来ますまい。
表題から引いた構図でもう一度。
やはり美しき姿でございます。
何度眺めても、全検上がりの凸釜は綺麗で
撮影のし甲斐がございます。
思わずついケツ撃ちまでしてしまいました。
黒い貨車達を従えて朝の静かな線路を進む
美しき釜の姿を見送りました。
この日はもう1本、定尺チキの返空があり、
しばらく待つとやって来るのでございます。
ご一緒しながら待っておりますと返空列車より
先に、ロンチキへ参戦されていらっしゃった
大御所ブロガー氏が転戦されてきました。
大御所氏も加えた鉄仲間の皆様と歓談して
過ごしておりますと、列車のやって来る
時間となりまして。
それぞれ戻りますチキ4両の返空列車を
仕留める事が出来ました。
しかしながら、釜の上には鳩が飛び入りで
出演されまして、あちゃー…
編集ソフトで無かった事にも出来る様ですが
ワタクシにはそんな高等技術も、ましてや
ソフトそのものもございません。
撮って出しな成果を披露させていただいて
おりますので、お見苦しい所は御容赦の程を
お願い申し上げております。
今回の〆。
引いた構図でもう一度、でございまして
鳩は後方へ飛び去りながらも未だ構図内に
残っております。
これも記録、と捉えますと
大して気にする事では無いのかも知れません。
全検出場当初は美しく、皆からクィーンと
呼ばれてチヤホヤされた婆さんでしたが、今は
白挿し化粧も剥がれ萎びた姿となりました。
それでも、そんな姿でもワタクシこの釜も
大切な存在でございまして、他の釜と同様に
記録を続けております。
何せ、全検前はこの釜だけ他の凸と色味が
異なる浮いた存在でしたから、今の様に全車の
色が揃う事を嬉しく感じてしまいます。
今後も末長く、関西チキ工臨の先頭に立つ
存在でいて欲しい所でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!