写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1627列車 「 帰ってきたDD51重連の阪和工臨を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

13日の日曜早朝に返空列車が向日町へと

帰着する予定でございました此度の工臨

 

所が、聞いた話によりますと和歌山で

機関車の内の一両に不具合が発生しまして

こちらへ戻ってこれないという事でした。

 

いつ戻るのか、それ以前に戻れるのか?と

ヤキモキしながら経過を伺っておりますと

昨夜、お仲間から連絡をいただきました。

 

 

さて、今回の更新は今朝、撮影出来ました

重連ロンチキの阪和工臨につきましての

ご報告となっております。

 

拙ブログの注目記事ベスト5に2つも昨年の

記事がランクインしております注目度の高い

重連ロンチキ。

 

不具合を乗り越えてちゃんと向日町へ

戻って来られるのか、気になりながらも

夜明け前に自宅を出ます。

 

ショバに到着致しますと、既にお二人

先客がいらっしゃいます。

 

内の一人は親しいお仲間氏。

 

もう一方も交えて歓談しながら

過ごしておりますとやがてチラホラと

鉄さんが集まって来られました。

 

皆様アンテナが高こうございますね。

 

 

この日の列車は、レールを卸さずに向日町へ

戻りますので返空列車とはなりません。

 

レールを積載したまんまで帰ってくる事と

なりました珍しいシチュエーション。

 

ご一緒しておりました堺のボスが、俯瞰で

積載している所が判る撮影がしたかった、と

おっしゃっておられましたが全くその通り。

 

ですが我々はここ、聖地・調子踏切に

被りのリスクを負ってでも足を運んで

撮影に挑戦するのでございます。

 

最早これは儀式の様なものでございます。

 

重連ロンチキをここで、この構図で仕留めて

初めて次のステップへと向かえる様な気に

なっております。

 

前回は被りのおかげで

構図変更を強いられましたからね…

 

そうこうしておりますと、上流に布陣された

お仲間氏から通過の報告をいただき、我々も

撮影態勢へ移行いたします。

 

 

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2021-06-15 工9896列車

DD51 1192を先頭に、機次位にDD51 1191が

付き従いますこの日の阪和工臨

 

影落ちドボンも被りの悲劇も回避して

聖地・調子踏切王道の激Vカットを

仕込む事が出来ました。

 

よく見てみますと、一段積載のレールが

そのまま載っている事が見て取れます。

 

 

この日の列車を撮影するに当たり、11日には

闇鉄で往路も狙っておりました。

 

 

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2021-06-11 工8895列車

向日町を出区して和歌山を目指します

この日の阪和工臨は復路とは逆の釜が

先頭に立つ事になります。

 

という訳でこの夜の先頭はDD51 1191が、

機次位ではまさか和歌山で故障を来たす

事になるとは夢にも思わないDD51 1192が

務めておりました。 

 

ここでは入線時の微妙なアウトカーブが

広角では捉えにくいのですが、辛うじて

先頭を止める事が出来る程度の成果を

出す事が出来ました。

 

 

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2021-06-11 工8896列車

光の加減で釜番が見難いのが難点ですが

引いた構図でも止められましたのでついでに

掲載しておきます。

 

いわゆる賑やかし、という奴でございます。

 

賑やかしと申しますと此方の方がまさに

それに値するコマではございますが。

 

 

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2021-06-11 工8896列車

バックショットも狙ってみました。

 

機次位にエプロンが、つまりは復路で

レールを卸す事となるのでございますので

往路のケツ打ちは面白みの無いチキの姿に

なるのですが、折角ですので。

 

 

そして13日、帰ってくるはずの阪和工臨

ウヤとなりましてではいつ戻って来るのか

世間様の関心はその一点に集まりました。

 

翌14日早朝ではないか、とか

救援のDD51が和歌山に向かって3重連

戻って来るだとか、憶測が飛び交います。

 

結局、翌々日となります15日の早朝に

レールを卸さずに帰ってくる事が判明。

 

13日に撮影出来なかった分をここで

仕留めさせていただく事となりました。

 

 

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2021-06-15 工9896列車

今回の〆。

 

表題から引いた構図でもう一度、で

ございます。

 

晴れますとここでは影落ちの恐怖に見舞われ

シャッターの切り位置がシビアになりますが

幸いこの日は薄い陽光となってくれました。

 

それでも次位のキャブにビーム影が落ちては

いるのでございますが、気にならない程度で

済ませられました。

 

また、編成半ばから後端まではビール工場の

影落ちに沈む所でございますがこれも回避。

 

被りも無く撮影する事が出来まして

居合わせました皆様で拍手をして

撮影成功を祝う事となりました。

 

嘘です、拍手したのはワタクシだけでした。

 

 

そんな訳で阪和工臨の往復共々仕留める事が

出来たのでございますがここで一つ懸案が。

 

レールを卸さずに戻って来た、という事は

いずれそのレールを卸す為に再び阪和工臨

設定されるという事でございましょう。

 

はたしてそれがいつになるのか。

 

その時も撮影は叶うのか。

 

そんな事をチラリと考えるのでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!