この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
小学生の時、家族で父の実家がある島根へと
旅行をした事がございました。
新幹線の食堂車へ初めて入り、ナポリタンを
食べつつ眺めた車窓のウキウキとした思い出は
今も鮮明に胸へ焼き付いております。
ナポリタンのお味はトンと思い出せませんが…
さて、今回の更新は昨夜から本日未明にかけて
京都鉄道博物館での特別展示の為に運行された
配給列車につきましてのご報告となります。
この展示、今回は開館以来初めてとなります
第3セクターで活躍する観光列車がお目見えと
なりまして、京都までの運行が夜間であるにも
かかわらず、注目を集める事となりました。
ワタクシもご多聞に漏れず、闇鉄で仕留める為
夜の駅へと向かいます。
ここは通過する事になるからでしょう、撮影は
ワタクシお一人様となりました。
全検上りのピカピカボディが照明を浴びます
DD51 1193の牽引で、丹鉄のくろまつが京都へ
向かう姿を捉えました。
被写体が黒いという事で明るい駅を選んで
布陣致しましたので、露光時間の短い撮影でも
くろまつを牽引するDD、という絵が辛うじて
描けた様に思います。
振り返っての後打ちも。
行先表示は回送、後部標識は車内に掲出される
異例のスタイルが見て取れます。
元々の予定ではこれで撮影を終えるつもりで
いたのでございます。
ですが、ワタクシの帰宅する方向が列車の
向かう方向と同じでしたので、もう一度別の
駅でも撮影してみる事に致しました。
当初は流し撮りだけの予定でしたので、手持ち
撮影ですから三脚は家へ置いて参りました。
ですのでこちらも流し撮りにて入線を狙う事に
致します。
表題と似た様な構図となります、追っ掛けての
入線流し撮りでございます。
この駅では乗務員交代による運転停車があり、
表題の通過と異なりゆっくりした速度で
ホームへ入って来ます。
引いた構図でもう一度。
ご覧いただきます様にこの駅も光量が豊富で
闇鉄には有り難いのですが、ごちゃごちゃした
標識類が足回りに絡むのが難点でございます。
停車した隙に後打ちも狙いました。
この駅では数分、運転停車があるのですが
釜は暗がりの中に止まる為、長時間露光での
撮影でも綺麗な色出しが困難でございます。
そこで、釜もくろまつも明るい所に居る時に
シャッターを切るべく、ワタクシは敢えて
流しにしたのでございました。
前から撮影した写真もSNSにポストされて
いましたが、予想通りの結果となりました。
オマケ。
深夜0時を過ぎた夜の駅に、15名ほどの
撮影者が集まりましたこの夜。
折角なので撮影者も入れた構図を
記事のオマケに据えてみよう、と考えての
一葉でございます。
この撮影を終えて帰宅し、就寝致しましたのは
午前2時。
この後2時間後には、くろまつと並んで
展示されます下関の観光列車が配給列車として
京都へ向けてやって来るのでございます。
寝ずに過ごそうか、とも考えましたが
徹夜は辛いオッサンですから、僅かでも睡眠を
求めてしまいました。
朝4時。
アラームが鳴ったのは覚えております。
その後、ちゃんと起きる事が出来たのか。
答えは、明日の更新に持ち越させて
いただきます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!