この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
ここ数年、災害規模の雨が降る状況と
なりました梅雨時期でございますが、今年は
空梅雨に近いお天気となっております。
変なプライドを剥き出して、このままでは
終われない!と梅雨らしい長雨が今後、
列島を襲わずに夏を迎えたい所なのですが…
さて、今回の更新は遅くなりましたが
金曜、25日に近畿車両を発しました
甲種輸送のご報告でございます。
東京メトロ17000系の8両編成は
10両の製造を担当した日立製作所から交代し
近畿車両が受け持っております。
この日も近車より落成した編成が
甲種輸送されるという事でしたので
いつもの様にお仕事を抜けてショバへ。
甲種輸送が有るのでかなり以前の段階から
抜け出せる様に画策してはいたのですが
それでも時間ギリギリの現着になりそうで
久々に裏調子へ向かいました。
布陣しておりますと、それまでは
陽が射していた空模様がササーッと陰り
列車の通過に合わせて曇ってしまいます。
うわっ、ちょマジかいな堪忍してぇな…と
イケズな雲に文句を垂れつつ列車を撮影。
関東からシキ801を牽引して来ました
EF65 2085がそのまま吹田機関区で休暇を
満喫し、甲種の牽引を担いました。
新鶴見のPFも今ではすっかり原色が幅を
利かせ、大宮更新色こそがレア、と呼ばれる
逆転現象が起きております。
ワタクシのお仲間でもこの塗装を狙う方、
毛嫌いする方がそれぞれいらっしゃり
人の好みは千差万別、と感じ入るのでした。
引いた構図でもう一度。
機次位の17000系先頭車から、チラッと
見えます養生越しのライトが嬉しいので
ここではいつもこの様な構図を組みます。
以前にも記載した様に思いますが、
甲種輸送の撮影では釜の後ろが主役という
意識で構図を組むようにしております。
勿論、牽引機も大切なのですが何の車両が
何に牽引されているか、が判る写真を意識し
撮影せねば、と考えております。
年月が経った後に写真を見返して機関車が
何を牽引しているのか、が判別不能な事に
なっては勿体ないですから。
そうした意味でこの構図、光線具合は
ベストなものの様にも思えます。
曇って残念!と申しますよりは
雨が降らなくて良かった!というレベルの
有り難さでございますね。
オマケ。
良き構図の代わりに後打ちでは
編成が抜けずこの様な結果となります。
着々と増備されます17000系によって
現在、活躍を続けます7000系は淘汰の対象に
なるのでございましょう。
機会があればワタクシも関東で、7000系や
その他気になる車両達の記録も進めたいと
思ってはいるのでございますが…中々
実現出来そうに有りません。
今回の〆。
甲種輸送を撮影後、ショバを後にする際に
パンダくろしおが通過しました。
撮り鉄あるある、な感じで
甲種輸送の通過後は晴れましたショバで
陽光を側面に受ける列車を狙いまして
今回の〆とさせていただきます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!