この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
関西在住ですと当たり前感が強く、意識せず
読んでおりますが、何気に難読な駅名となる
京終駅。
京終と書いてきょうばて、と読ませるからには
彼の地が都の果てであったのでしょうか。
今回、京終へ輸送されます特大貨物ですが
路線図をご覧いただきますとお判りの通り
吹田からならば、京都から奈良線経由で向かう
ルートが最短となります。
所が、京終にて変圧器を取卸す側線が
上り側から推進で入線するしか無い模様でして
列車は吹田で釜換えをして、天王寺から王寺、
大和高田を経由して京終へ向かいます。
遠回りの理由を、そう教えていただきました。
さて、今回の更新はその1にて桃太郎牽引の
特大貨物輸送を撮影致しました後、車を
停めました吹田へ戻って参りました所からの
ご報告でございます。
当初の予定では、吹田から貨物ターミナルへ
歩いて向かいまして、長時間露光での撮影を
検討しておりました。
が、吹貨タでの撮影は暗く、明るい写真を
狙うのであれば吹田駅からの方が良さそう、と
同行いただいた競馬ブロガー氏に提案し
こちらで仕留める事に致しました。
吹田駅の照明を受けて明るく狙えました、
DD51 1183がシキ801を牽引する大変珍しい
特大貨物輸送でございます。
南海甲種などもそうですが、事業免許の無い
路線へJR貨物が輸送を行う場合には、免許を
有します事業者に委託する形となります。
今回の場合は桜井線の京終駅へ向かう為に
原色のDD51が特大貨物輸送を担う、という
極めて貴重なシーンを目の当たりに出来まして
非常に嬉しい一コマとなりました。
待ち時間にやってきました鳳工臨、この夜は
DD51 1193が牽引しておりました。
待機しておりますと、接近灯が点灯し何やら
DD51が近づいて参りました。
はて、特大とは違う線路を何やら凸が近づい…
工臨やんけ!という感じで、前座として
こちらも撮影する事が出来ました。
この時点で時刻は既に0時を過ぎております。
特大貨物輸送が吹貨タを発車致しますのは
ワタクシの立つホームが終電を見送った後と
なりますので、案内板には見慣れない表示が。
運転は、終了いたしました、という寂しい
案内が流れております案内板。
文字が右から左へ流れていく為、スローSSで
撮影しますと文字がブレてしまいます。
そこで、ピントを文字に合わせてカメラを
流して撮影してみました。
ほとんど流れてはいませんが、案内板を
流し撮りする事になるとは、と自身でも初の
体験に驚いております。
幸いな事に、下り列車はまだ終電までに
余裕が有りましたので駅が閉鎖される前に
特大貨物輸送の撮影が出来ました。
トップ画から引いてのワンモアショット。
残念ながら後方のシキ801はブレて溶けかけて
おりますが、辛うじて積載状態のシキである
事がお判りいただけるかな、と思います。
そして、その1では結局叶いませんでした
振り返っての後打ちをようやく。
今回の〆。
照明の明るい吹田駅で、かつ短い編成故に
DD51がシキを牽引していると判る後打ちが
撮影出来ました。
これにて桃太郎の部、DDの部共に
ミッションをクリア致しましたので、ここで
撮影を終えても良いのでございます。
が、折角の世にも珍しい桜井線へのシキ入線。
しかも凸が牽引でございます。
お祭りみたいなもの、と申しましょうか。
これは最後まで見届けねば、勿体無いお化けに
枕元で騒がれてしまいそうでございます。
予告!
次回、その3では特大貨物輸送を追いかけて
撮影を試みました模様をお届け致します。
ご期待くだ…やはり期待はしないで下さい。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!