写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1647列車 「 特5 シキ801の特大貨物輸送を狙う 2021・夏 いざ、京終へ! その2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

関西在住ですと当たり前感が強く、意識せず

読んでおりますが、何気に難読な駅名となる

京終駅

 

京終と書いてきょうばて、と読ませるからには

彼の地が都の果てであったのでしょうか。

 

 

今回、京終へ輸送されます特大貨物ですが

路線図をご覧いただきますとお判りの通り

吹田からならば、京都から奈良線経由で向かう

ルートが最短となります。

 

所が、京終にて変圧器を取卸す側線が

上り側から推進で入線するしか無い模様でして

列車は吹田で釜換えをして、天王寺から王寺、

大和高田を経由して京終へ向かいます。

 

遠回りの理由を、そう教えていただきました。

 

 

さて、今回の更新はその1にて桃太郎牽引の

特大貨物輸送を撮影致しました後、車を

停めました吹田へ戻って参りました所からの

ご報告でございます。

 

当初の予定では、吹田から貨物ターミナルへ

歩いて向かいまして、長時間露光での撮影を

検討しておりました。

 

が、吹貨タでの撮影は暗く、明るい写真を

狙うのであれば吹田駅からの方が良さそう、と

同行いただいた競馬ブロガー氏に提案し

こちらで仕留める事に致しました。

 

 

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2021-07-04 9891列車

吹田駅の照明を受けて明るく狙えました、

DD51 1183がシキ801を牽引する大変珍しい

特大貨物輸送でございます。 

 

南海甲種などもそうですが、事業免許の無い

路線へJR貨物が輸送を行う場合には、免許を

有します事業者に委託する形となります。

 

今回の場合は桜井線の京終駅へ向かう為に

JR西日本DD51が牽引する事となりました。

 

原色のDD51が特大貨物輸送を担う、という

極めて貴重なシーンを目の当たりに出来まして

非常に嬉しい一コマとなりました。

 

 

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2021-07-04 工9895列車

待ち時間にやってきました鳳工臨この夜は

DD51 1193が牽引しておりました。

 

 

待機しておりますと、接近灯が点灯し何やら

DD51が近づいて参りました。

 

はて、特大とは違う線路を何やら凸が近づい…

工臨やんけ!という感じで、前座として

こちらも撮影する事が出来ました。

 

この時点で時刻は既に0時を過ぎております。

 

特大貨物輸送が吹貨タを発車致しますのは

ワタクシの立つホームが終電を見送った後と

なりますので、案内板には見慣れない表示が。

 

 

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2021-07-04 吹田駅上りホームの案内表示

運転は、終了いたしました、という寂しい

案内が流れております案内板。

 

文字が右から左へ流れていく為、スローSSで

撮影しますと文字がブレてしまいます。

 

そこで、ピントを文字に合わせてカメラを

流して撮影してみました。

 

ほとんど流れてはいませんが、案内板を

流し撮りする事になるとは、と自身でも初の

体験に驚いております。

 

 

幸いな事に、下り列車はまだ終電までに

余裕が有りましたので駅が閉鎖される前に

特大貨物輸送の撮影が出来ました。

 

 

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2021-07-04 9891列車

トップ画から引いてのワンモアショット。 

 

残念ながら後方のシキ801はブレて溶けかけて

おりますが、辛うじて積載状態のシキである

事がお判りいただけるかな、と思います。

 

そして、その1では結局叶いませんでした

振り返っての後打ちをようやく。

 

 

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2021-07-04 9892列車

今回の〆。

 

照明の明るい吹田駅で、かつ短い編成故に

DD51がシキを牽引していると判る後打ちが

撮影出来ました。

 

 

これにて桃太郎の部、DDの部共に

ミッションをクリア致しましたので、ここで

撮影を終えても良いのでございます。

 

が、折角の世にも珍しい桜井線へのシキ入線。

 

しかも凸が牽引でございます。

 

お祭りみたいなもの、と申しましょうか。

 

これは最後まで見届けねば、勿体無いお化けに

枕元で騒がれてしまいそうでございます。

 

 

予告!

 

次回、その3では特大貨物輸送を追いかけて

撮影を試みました模様をお届け致します。

 

ご期待くだ…やはり期待はしないで下さい。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!