写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1672列車 「 お山の上から凸重連!荘原工臨の返空を狙う ~動の部~ 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

北海道へ貸し出されております東急の

観光列車を撮影すべく、渡道した

若者が撮影機材を窃盗するという

事件が報じられました。

 

若者と申しましても、もう大人。

 

他人様のモノに手を付けるなど

身勝手な思考に呆れてしまいます。

 

撮り鉄界隈では昔から、時々は耳に

致します機材の盗用。

 

こっそり盗むだけでなく、回収し忘れ

放置された機材を警察へ届けずに

そのままポケットへしまう様な輩の

お話もございます。

 

自分だけが良ければそれで良い、と

そう思っているといずれ手痛い応報が

その身に振りかかる事となるのでは?

そう思えてなりません。

 

ただし、機材の管理が杜撰な事も

遠因ではございますから、被害自体を

出さぬ様に我々も施錠や点検など

気をつけねばなりませんね。

 

北海道に事件では早々に窃盗犯が

捕縛されたとの事。

 

余罪もあるやもしれませんが、まずは

犯人が心を入れ変えて真人間として

生きて貰いたい所でございます。

 

 

さて、今回の更新は25日に撮影を

致しました凸重連返空列車について

最後のご報告とさせていただきます。

 

前回、停車駅にてゆっくりと列車を

撮影しておりましたが、今回はその

列車が停車している間に撮影地へと

移動する段からのお話となります。

 

撮影後に移動しながら、同行の

ブログ友、かわつる氏へ俯瞰構図を

ご提案させていただきました。

 

この構図、ロンチキのスジでは光線が

良くないのですが構図自体は素敵な

所でございます。

 

今後の氏の撮影でご活用されるのも

一興かと思いまして、俯瞰場所へと

ご案内する事となりました。

 

ロンチキはこの時点では

沿線で編成写真を撮影しようと

考えていたのでございます。

 

 

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2021-07-25 工9380列車

のどかな田園地帯を進みます重連

ロンチキを仕留める事が出来ました。

 

光線こそ列車へ綺麗に当たるものの

上空の悪戯雲がマンダ~ラに編成へ

影を落としてしまいました…

 

 

列車の通過まで小一時間の余裕が

ございましたので、先ずは俯瞰の

ショバへと向かいます。

 

辿り着いた場所で構図を検討して

過ごしておりますとワタクシの横に

陣取られた鉄さんから呼ばれます。

 

お邪魔をしたのかな、と思いそちらへ

首を巡らせますと、難波ちゃん、と

名を呼ばれてビックリ致しました。

 

なんと普段からお世話になっている

堺のボス氏が布陣されていたので

ございます。

 

更にはその奥に往路の撮影でも

ご一緒したブログ友のH氏まで。

 

なんというご縁でしょうか…

 

 

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2021-07-25 工9380列車

最初に布陣した俯瞰場所での

ロンチキ撮影はこの様な具合でして

光線が良くない為ワタクシ的には

残念な出来栄えでございます。

 

ここは焦点距離が400ミリ程は欲しい

構図となるのですが、ワタクシでは

200が精いっぱいですのでそこそこの

トリミングを噛ましております。

 

もっと望遠で寄せる事が出来れば

光線の悪さを補う事も可能ですが

機材の性能的に仕方がございません。

 

 

お仲間との偶然の遭遇もあり

ここで俯瞰撮影に挑戦しますか?と

氏へ伺いますと、どちらでもよいと

お返事をいただきました。

 

ですがここで撮影となりますと

列車を追い掛けてもう一度狙うのは

行程的に厳しくなります。

 

氏は姫路に18時前に着かねば

帰宅出来なくなるとの事でして

ならばこの構図で1発狙い、との

覚悟をせねばなりません。

 

 

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2021-07-25 工9380列車

先ほどのコマの次は右端に

葉っぱの写る構図となりました。

 

S字を描く線路にそってロンチキが

山影へと入って参ります直前を

狙っての撮影でございました。

 

 

ここではかわつる氏が色々と

探索をしておられまして、その結果

他にも俯瞰構図が組める場所を

見つけられておりました。

 

氏のお話を伺い、S字俯瞰の後は

ストレートの俯瞰でも撮影すべく

直ぐに移動致します。

 

 

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2021-07-25 工9380列車

巻頭の次のコマでございます。

 

釜が手前の架線柱に掛からない所で

シャッターを切るべく狙いましたのが

このコマでございました。

 

マンダーラ光線なのは撮影者の力量で

覆せるものではありませんが

それでもちょっと悔しいのが本音。

 

そこで懲りずにもう一度

狙ってみましたのがコチラ。

 

 

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2021-07-25 工9380列車

オマケ。

 

やはり影落ちは回避できず、更には

手前の撮影者の機材が左下へ写り込む

結果となってしましました。

 

それでも今回の撮影では

重連ロンチキで今まで撮影して来た

どの構図よりも雄大な光景を捉える

事が出来たと喜んでおります。

 

 

この撮影をもって、我々の凸重連

ロンチキを狙う一連の撮影行は全て

終了となりました。

 

下山し、お仲間の皆様へ挨拶をして

氏を姫路駅へとお送り致します。

 

予想していた程の渋滞も無く、

10分ほど予定よりも早く駅に着き

名残惜しい氏との別れを済ませます。

 

そして一人、自宅へ向けて車を

走らせたのでございますが。

 

なんとここで大渋滞。

 

姫路市内をスルーするバイパスが

事故での車線規制だそうで、大幅に

時間をロスしての帰宅となりまして

大変草臥れてしまいました。

 

かわつる氏は強運をお持ちの様で

見事に渋滞を躱してのご帰還と

なったのでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!