写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1676列車 「 春の曇天にキハ38を狙う 2021・GW 水島臨海鉄道紀行その1 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



現在クラウドファウンディングにて

水島臨海鉄道が所有しますキハ20形が

復活する企画がなされているそうで

ございます。


水臨のキハ20形と申しますと、2017年

3月にさよなら運行を実施した模様を

拙ブログでもご報告しております。


が、当時は撮り鉄復帰後間もない頃で

今見返すとしょっぱい撮影でした。


再度の撮影が叶うのであれば是非とも

復活して欲しい所でございます。


 

さて、今回の更新は山陽本線での

ウォーミングアップを終えまして、

いよいよ本命の撮影となりました

GWでの撮影報告となります。


GW期間中、水島臨海鉄道では乗客の

混雑を防ぐ観点から、従来は単行で

走る列車を2両編成にする、との企画が

発表されました。


単行車両を2両繋げた編成かと思いきや

普段は平日しか走らない国鉄形車両を

用いた運行となりました。


しかも、塗装を統一した編成を組み

何往復も日中に走るという企画。


その中には未撮影のキハ38も含まれる

という事で、ワタクシもいきり立って

撮影に馳せ参じたのでございます。



f:id:kyouhisiho2008:20210802003309j:plain

2021-05-02 キハ38+キハ37

元久留里線の顔、キハ38を先頭にした

普通列車を捉える事が出来ました。 


単線ですが住宅地や高架を走ります

水島臨海鉄道では、開けた撮影地が

少ないのが難点となります。


いつもは名撮影地の球場前にする所を

今回は定番外しでこちらへ布陣して

撮影地の混雑も回避致しました。

 

ここは道が狭く、路駐は当然ながら

コインパーキングさえ無い為にあまり

撮影者も来ないだろう、と読んでの

布陣でございます。


案の定僅か2名の撮影者という安心な

少なさで、悠々と構図を組む事が

出来ました。 

f:id:kyouhisiho2008:20210802003356j:plain

2021-05-02 キハ38+キハ37

巻頭より一つ前のコマから。


畑へ散水する為のパイプが足回りに

掛かるのを嫌う方も居られますが

この情景もこの区間ならではですから

良い記録だと思う所でございます。 


211系などの近郊形を彷彿とさせます

ライトケースと、気動車では珍しい

3扉を有します側面が特徴となります

キハ38の姿が印象的でございます。


車体は雨垂れでしょうか褪せた部分も

あり、屋根からしてマダラな色合いは

古豪らしさを強く感じます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20210802003430j:plain

2021-05-02 キハ37形2両

程なくしてやって来ます対向列車は

水島臨海カラーで統一されました

キハ37の2両編成でございます。


爽やかな夏色の気動車ですがこちらも

かなり年季の入った車両となります。


昨年のお盆遠征ではこの色と国鉄色

混色キハ37を撮影しておりましたので

青2両の撮影もお初、という事で嬉しい

機会となりました。



f:id:kyouhisiho2008:20210802003459j:plain

2021-05-02 キハ37形2両

今回の〆。


構図を変えましてもう一度狙います。


時間が有りましたら列車に乗りまして

ここでしか体験出来ない国鉄気動車

風情を味わいたいのですが、生憎と

この後も予定が詰まっております。


もう少しだけ列車を撮影して、次の

ミッションへ向かわねばなりません。


次回は別の構図で再び国鉄キハを

狙いました模様をお届け致します。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!