この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
遠方への宿泊を伴う撮影に出た場合は
ワタクシの場合、大抵は宿をカプセル
ホテルやネットカフェに致します。
これは、リーズナブルという点よりも
急な予定変更の際に都度、キャンセル
せずに済無という点を重視した為で
気楽な旅行に向くと考えております。
この日のお宿もやはりネットカフェを
候補として考えておりました。
ご存知かも知れませんがああした所は
行って初めて空いているかどうかが
判るので、下手をすると満室になり
逗留出来ない危険もあります。
GW只中ですが、流石に工業地帯と
いう立地もありガラ空きだろうと予想
致しまして関西を出立しております。
さて、今回の更新は三回目となります
宇部線紀行、陽が落ちますと沿線での
撮影も難しい為に駅へと向かいました
所からのご報告となります。
山陽本線の下関手前に位置します
思っておりましたがさにあらず。
実際は海にほど近い宇部新川駅が
宇部中心部に位置しております。
夜のお宿がその辺りにしか無い為に
撮影を終えて宇部新川まで参りました
ワタクシ。
折角ですから、駅へとお邪魔して
撮影してみる事に致しました。
単行運用が可能なクモハ123が停車し
編成を抜きたいな、と思ったものの
中線に留置されます105系が邪魔で
この様な具合に。
これではどうしようもありません…
窓枠が改造前の種車を彷彿とさせる
クモハ123-6を、ホームから狙っても
みたのですが、足回りが隠れます為
納得はいきません。
宇部新川、こりゃアカンなぁ、と
撮影は早々に諦めました。
中線留置されている編成をついでに
撮影しておきました。
こちらの列車も変態編成。
２両目も先頭車なのでお尻に顔を
くっ付けるシーンがじっくりと
見られるのでございます。
オマケ。
お尻に顔をビタ付けした変態シーンを
心ゆくまで堪能出来ます留置編成。
列車があるのですが、広クチ表記の
車両はここら辺りでしか見られません
貴重な機会でございます。
乗車する事はありませんでしたので
判らないのですが、幌は繋がっている
為、車両間の通り抜けも可能な様子。
最近の車両は貫通扉があっても車両の
間を通り抜け出来ない事が多いので
これはテンションが上がりますね。
今回の〆。
宇部新川駅は劇場用アニメ作品の
シン・エヴァンゲリオンで最初に
告知されたポスターのモデルとなる
いわゆる聖地でございます。
ポスターは駅傍の踏切から撮影し、
そのデータをイラスト化した図案で
駅先からはその図案を含めた光景が
撮影出来ます。
ポスターは朝の光線を受けた光景と
なるのですが、ワタクシは夜の来訪と
なりましたので光線関係なしで
撮影しておしておりました。
ワタクシが山口入りしました前の週に
神奈川のブログ友氏がここを訪れた際
列車も来ないのに駅先でシャッターを
切る集団が居たそうでございます。
ブログ友氏は、彼らは一体何を懸命に
撮影しているのかと訝しんだそうで
ワタクシがエヴァンゲリオンの話を
して漸く得心されておられました。
つまりはこの時期、
アニメマニアもが来訪する闇鍋の様な
シチュエーションと化しております。
我々の様な鉄道マニアならばまだ
予測もつくのですが、更にアニメの
マニアまで集って来るとは思わず、
絶望的な気持ちで駅を後に致します…
果たして、宿は空いているのか。
っていうか寝られるのか！？
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました！
