この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
お亡くなりになられたのだそうで
ございます。
関西人であれば一度くらいは
視聴された事もあるでしょうNHKの
長寿番組、生活笑百科にて名司会を
続けて来られた偉人でございます。
師のご逝去によって上方落語の、いえ
大阪の芸能が大きなダメージを負い
衰退する事の無い様にと、今はただ
願うばかりでございます。
大阪人の誇りであり、文化そのものと
申しても過言でも無い存在であった
仁鶴さんの、安らかな旅立ちに
哀悼の意を捧げさせていただきます。
さて、今回の更新は本日仕留めました
大ネタ、クモル145形が京鉄博から
向日町へ返却されますシーンについて
ご報告をさせていただきます。
クモル145形につきましては、
拙ブログでも以前よりご紹介をさせて
いただきました通りでございます。
配給電車、という通称のままに車体の
半分以上が荷台となります形状の
特異な車両でございます。
今回、展示を終えまして返却されると
いう事でお仕事を半ば強引に抜けて
参戦させていただきました。
DD51 1183に牽引されて向日町へと
向かいますクモル145の配給列車。
生憎の空模様となりましたが、ここへ
集まりました鉄さんは100人規模…
他にも沿線の数少ない撮影地点や
駅のホームにも大勢の方々が来られて
滅多に本線上に姿を見せない珍客を
見送られました。
EF65 2087が登板となりますこの日の
5087レを先ずは狙いました。
配給列車撮影の1時間前にギリギリで
現着致しましたワタクシ。
実は本日はお仕事の都合で、日本海
沿岸にあります舞鶴市へ配達業務に
出掛けておりました。
今日は大ネタがあるから行きませんと
そんな事は申せませんので、仕方なく
諸用を済ませ高速道をひた走りまして
何とか5087レに間に合わせました。
いえね、このPF貨物をどうしても撮影
したかったという訳では無いのですが
どうせ沿線に立つのであれば少しでも
多く撮影したいと思いまして。
貧乏性でございますね…
5087レを撮影後は、別ネタの撮影に
ここを離れましてそちらも無事に
確保する事が出来ました。
で、再びここへと舞い戻りまして
いよいよ本番でございます。
赤い凸と青いクモルのコントラストが
鮮やかなこの日の配給列車。
桂川橋梁を渡り始めた所から
撮影をスタートしておりました。
5087レの撮影時にご一緒いただいた
お仲間氏から、後ろ空いてますよと
お声掛けをいただいたのですが、
構図に拘りたくてサイド気味に。
レンズを引いてファインダーに
一杯まで編成を引き付けます。
この後に巻頭コマを撮影して
いよいよ最後のお見送りカットを
切る事と致しましょう。
オマケ。
個人的にこの日一番のお気に入りと
なりました情景カットを〆に据えて
お終いとさせていただきます。
傘を差す者差さぬ者、撮影者が
十重二十重に連なって一様にクモルを
見送るこのシーンが撮影出来まして
大変満足しております。
構図的にはもう少し凸が多い方が
バランスは良かったのですが。
所で、展示配給の際には前面にHMの
様なステッカーが掲出されましたが
どうやら既に剥がされておりました。
103系に似た非貫通の前面をチラ見し
雨の中を撤収致しました。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!