この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
さて、今回の更新は、暫くお休みして
おりましたGWの遠征から、ご報告を
再開させていただきます。
8522レを撮影した後、まだ陽が
ありましたので、宇部線の撮影地へ
向かいました。
折角ですから、目一杯の鉄活を堪能し
同行いただくかわつる氏にも撮影を
満喫して貰えれば、と考えまして。
ただ、朝とは違い列車に当たる光線の
向きは芳しくありません。
ですからここは、雰囲気重視な感じで
構図を組む事に致しました。
ふわふわとした麦の絨毯を前景にして
切り位置を誤ってしまい、バランスの
悪いカットではありますが編成は一応
構図内に収まりましたので、ヨシ!
いえ、良くは無いのですがまぁそこは
ご笑覧いただければ、と。
続いて新山口へ向かう列車を、今度は
サイド構図にて仕留めてみました。
編成に掛かる架線柱の影から、光線は
真横から射している事が判ります。
つまり、顔はどの道ガン黒ですから
思い切って面を捨てた構図にして
誤魔化してみました。
このショットを〆に致しまして撮影は
切り上げ、我々は宇部新川へと
向かいました。
この時期の山口県は緊急事態宣言こそ
出ておりませんが、飲食店は早くに
閉まる為、腹拵えを済ます為には
早々にお店へ入らねばなりません。
で、適当なレストランへ立ち寄り、
腹を満たしてから夜の部を始めます。
夜の編成撮影が可能な駅へ行きまして
闇鉄で黄色い短編成を狙いました。
が、小さな駅ゆえに編成後部は光源が
乏しく、満足な明るさがありません。
単行で活躍しますクモハ123形の登場。
貫通扉は垂直ですが運転席と助士席の
窓は斜めに立っているのが面白いと
感じます。
食パンの様な前面の形状、大きな菱形
パンタや片開き一枚の客用扉など、
令和の世に走る車両としては価値ある
存在では無いでしょうか。
お疲れの中、闇鉄にまでお付き合いを
いただきましたかわつる氏には
大変感謝でございます。
オマケ。
対向の列車も撮影したのですが、残念
おブレ様となってしまいました。
幌、検査表記有りな2位側前面でして
勿体無い事をしてしまいました。
この車両は客用扉が2枚の両開きで
先程とは微妙に形状が異なる車体が
マニア心をくすぐります。
クモハ123形については、また折を見て
再履修をせねばならんなぁ、と思う
夏の終わりでございます。
この後、宇部唯一のカプセルホテルへ
宿泊し、大浴場を堪能しまして軽く
翌日の打ち合わせとなりました。
カプセルホテルの予約をして下さった
かわつる氏にはまたしても感謝でして
ゆっくりと身体を休められました。
翌朝、やはり5時起きにて
いよいよワタクシの遠征最終日が
幕を開けるのでございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!