写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1721列車 「 白いソニックを狙う 2021・GW 鹿児島本線紀行その5 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



台風接近という事で嫌なお天気となる

本日の関西でございます。


予想進路が東海道山陽本線に沿って

おりますので、関西でも明日は厳重な

警戒が必要となりそうでございます。


毎回何処かしらでインフラ被害の報を

目にします昨今、この台風では被害が

出なければ良いのですが…


 

 さて、今回の更新は今週ぶっ続けで

記事を起こして参りました鹿児島本線

紀行の最終回となるご報告で

ございます。 


前回から引き続いての撮影となります

構図で九州訪問の〆を狙う事と

致しました。


が、その前にはまた魅力的な車体の

列車が我らの前に現れてくれました。



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2021-05-04 885系SM9編成

鉄道車両というより航空機の様な

印象を与えられます斬新な外観の

885系を、新婚旅行以来久々に

見る事となりました。


はい、ワタクシ新婚旅行は国内それも

九州を巡る旅をプロデュースしまして

その際に885系へ乗車致しました。


枯れていた休鉄期間のワタクシでも

マグマの様に地下深くで情熱が滾って

おりまして、カミさんと新婚旅行の

プランを立てる際に張り切りました。


ツアーではなく、自身で行程を組み

切符と宿の手配だけ旅行会社に頼んで

思い出を刻んだのでございます。


博多までは新幹線で乗り込みまして

885系で博多から大分まで、つまりは

特急ソニックに全区間乗車しまして

満喫したのでございます。


カミさんそっちのけで。


地獄巡りを堪能した後、大分からは

ゆふいんの森で湯布院へ向かいまして

24時間入浴し放題な個室温泉のある

お高い宿に宿泊致しました。


お一人一泊2万ほどのお宿なぞ、まさに

新婚旅行でしか利用出来ません…


上げ膳据え膳の上いつでも熱い風呂に

何度でも入浴出来る、そんな宿に実は

2泊もしてしまい、贅の極み(笑)を堪能

しております。

 

あれ?885系の話じゃないな、これ。

 

 

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2021-05-04 885系SM9編成

引いた構図でもう一度。


885系の前には883系が特急ソニック

として活躍しておりまして、そちらは

学生の頃に周遊券で乗り倒しました。


当時から九州の車両は面白く、地方の

路線では普通客車列車が、それこそ

日田彦山線にも残っておりました。


幹線には最新車両が走る合間にED76の

貨物が駆け抜け、ギャップが魅力で

何度も通ったのでございます。


そんな思い入れの強い九州へ、今回は

まさかのマイカーで訪問し懐かしい

塗装の国鉄車や当時と変わらぬ姿の

九州車を撮影出来ました。


非常に嬉しく、また有り難い事で

ございます。


そんな風に感慨に耽っておりますれば

反対側からもやって来ました。



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2021-05-04 885系SM3編成  

この構図が辛うじて抜ける限界、と

感じながら明太…じゃない面縦にて

885系を仕留めてみました。


現在はほぼ885系が充当されます

特急ソニックですが、885系デビュー

当時は883系が基本的にソニック

運用に就いておりました。


最新車両をPRする為でしょう、885系

充当の特急ソニックはその名称を

白いソニック、と別名義にして運用を

分けておりました。


白いソニック、をチョイスしますと

必然885系に乗れるので、わざわざ

1本後にしたりしたものでございます。



と、特急ソニックから古い思い出を

紐解いておりましたら、いよいよ

ラストオーダーの登場でございます。



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2021-05-04 415系Fo119編成

その1で巻頭コマを務めました編成が

折り返し戻って参りました。 


ヨーロピアンな印象の九州車も良いと

思いはすれど、やはり国鉄近郊形は

ワタクシ世代にとっての白米みたいな

安心感がございます。


パンが無ければ

お米を食べればいいじゃない、と

マリー飯トワネットさんも仰る様に

お米の如き安らぎのある国鉄近郊形。


首カックン構図で415系を仕留められ

満足のいく撮影となりました。



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2021-05-04 415系Fo119編成

今回の〆。


レンズを引いて名残を惜しみつつ

シャッターを切りました最後の一枚。


これにて九州訪問の撮影行程は、全て

終了となりました。


また、二日間に渡ってご同行を

いただきましたかわつる氏とも

ついに別れの時が迫って参りました。


そのまま駅まで行ってハイさようなら

では余りにも味気なく思いまして。


せめて少し落ち着いて打ち上げを

しましょう、という事でファミレスへ

入り、遅めのランチをいただきます。


下ネタは基本スルーされますから

至って紳士な内容で歓談と食事を堪能

致しました後、車で門司港駅へ向かい

かわつる氏と別れました。


そこから先の氏の行程は、いつか更新

される記事を楽しみにする事として

ここからはワタクシ主観の

お話を進めて参りましょう。



再び戻ってきました一人の時間。


助手席にいらしたお友達が、居ない

だけでこうも寂しくなるのか!と

愕然としながらアクセルを踏みます。


後は関西まで戻るだけの簡単なお仕事

ですから、寂しさを紛らわす為にも

エロやらしい事を考えておりました。


所が。


門司港から関門トンネルの入口までが

ドエライ渋滞となっておりまして、

一向に車は前へ進みません。


服薬の関係もあり頻尿のワタクシ。


そんな状況を狙いすましたかの様に

尿意が襲い来るではありませんか!!


あまりの衝撃に思わずエクスク何かが

二つも付いてしまいました。


かわつる氏と別れた途端に漏らしたと

あっては、流石に恥ずかしいオチで

ございます。


ハンドルを握り締めつつ足をモジ門司

組み変えたりして何とか耐え忍び、

関門トンネルを抜けたのでした。


トンネルの中を走る間は、もう排尿の

事で頭がいっぱいでございます。


久方ぶりの九州を後にする訳ですが

何の感慨も無く走り抜け、下関市街で

コンビニへと駆け込んだのでした。


いやぁヤバかったですよ今回は。


門司港駅前から関門トンネル入口まで

1時間を要しましたから。


よくぞ耐えてくれました、我が膀胱!



すみません。


実は

ちょっとだけちびりました…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!