写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1726列車 「 甲111 JR東日本 キヤE195系(LT-4編成)の甲種輸送を狙う 前編 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



2兎を追うものitも得ずという慣用句の

通り、この日の朝は気になるネタが

2つあり、どちらかを選ばねばならず

煩悶致しました。


撮りたい!と思う方へ向かいました為

後悔はしていない所か行って良かった

と思うのでございます。


ですがそこは撮り鉄の性、逃した方も

何気に気になる所でございます。



さて、今回の更新は

20日に撮影して参りましたJR東日本

ロンキヤ、LT-4編成の甲種輸送

つきましてご報告致します。


ロンキヤの甲種は、浜名湖から撮影を

開始した追っ掛け記事を2月にも

ご報告しております。


が、今回は20日に8両が新製出場し

翌21日に残り3両が出て浜松にて連結後

小牛田へと向かう事となります。


ワタクシの参戦は日車から出場し、

豊川から浜松までの短距離のみの運行

という事になるのでございます。


どうせならじっくりと舐め回す様に

狙いたいワタクシ、短距離ですが

列車を存分に撮影致しましたので

前後編に分けて更新を致します。



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2021-09-20 9772列車

切り抜きナンバーが特徴となります

DE10 1557の牽引で、日本車輌製造

旅立ちましたキヤE195系LT-4編成の

8両を、専用線内で仕留めました。


専用線内という事で、釜の入換灯が

点いた状態で運転されております点も

また良いアクセントでございます。



有難い事に、この日ロンキヤの甲種が

あるよ、と教えていただきまして

甲種大好物なワタクシとしては無論

参戦を決意致しました。


で、幾人かのお仲間にお声掛けをして

4人で夜明け頃に関西を出発、今回は

高速をひた走り豊川へ降り立ちます。


我々の到着は甲種輸送の時刻よりも

かなり前を目指しておりました。


それは何故かと申しますと、日車への

釜の送り込みから狙いたい、という

ワタクシの我儘ゆえでございます。


そんな我儘に嫌な顔一つせずに

お付き合い下さいましたお仲間方の

ご厚意にほんま感謝申し上げます。


で、送込みの釜を狙うべく待機して

おりますと、ご一緒した大御所氏から

今日はヨが3両付いてくる、と教えて

いただき構図を組み直します。


てっきり単機とばかり思ってましたが

キヤE195系のロンキヤ甲種は前回も

ヨヨヨなオマケ付きでしたね。



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2021-09-20 9771列車

何気に本番よりも価値が高そうな

ヨを3両繋いで日車へ向かうDE10も

仕留められました。 


送込みでは2エンド、短鼻が先頭になり

一層この9771レが本番では無いかと

錯覚するほどのテンションで撮影に

取り組みました。

 

好みとは申しましょう、短鼻側の方が

DE10らしい気がして大好きなので

嬉しさもひとしおでございました。 

 

 

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2021-09-20 9771列車

ですから引いた構図でも更に撮影し

何コマもシャッターを切ります。


この列車だけで既にフィルム1本分ほど

撮影してしまいました。 

 

よぅ考えましたら同じコマばかりが

データとして並ぶので意味のない事と

判るのですが、撮影時は夢中でして。 



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2021-09-20 9771列車

勿論ケツ打ちだって欠かせません。 


ヨ8000が3両も付きました

ヨ8000だけの列車でございます。


しかもデイト牽引。


これが撮影出来ただけでワタクシもう

胸が一杯な状態となりました。



一見この場所は複線に見えますが、

DE10の居る線路は左へカーブして

そのまま日車の敷地へ向かう専用線

なっております。


信号やATSなども異なるからでしょう

誘導係が踏切に立ち、列車の運行を

サポートしておられました。



この後は本番まで長い待機時間となり

退屈となりますので、時間潰しに

ヨ3両を個別に見て参りましょう。



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2021-09-20 ヨ8000形8625

まずは機次位に連結された8625。


吹田へも8865でやって来た事のある

車両でございます。


撮影した記憶があります、確か。 


今回のヨ3両の中で最も美しい外観を

保っておりました。



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2021-09-20 ヨ8000形8450

続きましては8450。


この車両が一番草臥れた様に

見受けらます。


東京方のステップだけ白い塗装なのは

何かしらの意味があるのでしょう。


 

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2021-09-20 ヨ8000形8629

最後は8629でございます。 


この3両だけに限った話では無いですが

外板はかなり凹みが目立ちます。


緩急車の新製、置換えとかって話は

出て来るのでしょうか。


続番でヨ8000を追加製造とかして

ファミリーを増やしてくんないかなと

妄想しております。


そんな益体も無い事を考えてますと

本番の、甲種輸送がやって来る時間に

なりました。



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2021-09-20 9772列車

先ずは少し望遠を飛ばして一枚、巻頭

コマの前に撮影してみます。

 

編成後端に連結されたヨヨヨは踏切の

向こうになり、架線柱などに阻まれ

良く見えません。


このカットを皮切りにレンズを引いて

巻頭コマを撮影し、更に… 



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2021-09-20 9772列車

引いて最後のコマとなります。


ここまで引っ張りますと、キヤの丸い

頭やヨの姿も辛うじて見える様になり

編成写真としての体を成せました。


やはり8両というのは長いですね。


専用線ではここがベストな撮影場所と

思うのですが、それでもギリギリで

編成が抜ける感じでございます。


 

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2021-09-20 9772列車

お尻がようやく見えて参りました。



ここでは熊のブロガー氏と3ヶ月振りに

再会しまして、頼まれていたブツを

渡す事が出来ました。


ファンが増えてくれれば良いのですが

こればかりは好みの問題ですからね…



日車専用線甲種輸送されます列車は

ポイントなどの関係から最大両数が

8両までとなります。


今回のロンキヤは11両編成ですから

やむなく2日に分けての新製出場と

なるのでございます。 

 

川重では最大両数が6両なので、そう

考えますと日車の方が余裕のある

配線となっているのでしょう。



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2021-09-20 9772列車

今回の〆。


ロンキヤのガイコツ頭を後ろから

狙ってみたのですが、キャブ後方には

プレハブの様なコンテナが積載されて

違和感がございました。


見た感じエアコンや電気設備も整う

工事現場の事務所みたいな設えでして

側面上部には、日本車両書かれて

おります。

 

添乗スタッフ用の設備、という事に

なるのでしょうね。


ひょっとしたら夜間の仮眠室なのかも

知れません。



列車はこの後、豊川駅手前で本線に

合流して豊川駅へ停車致します。


ですので我々としましても追っ掛けて

更に撮影しよう、と考えました。


そんな訳でここから先は

後編へと続きます。



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!