写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1730列車 「 憧れのヨタキ!東海道を駆ける臨貨を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



関西の貨物列車、と申しますと専ら

牽引する機関車が主役となります。


何故ならば、貨車は全てコンテナを

積載するコキ、と呼ばれます貨車に

なりますから牽引機関車でしか撮影の

差異が得られません。


勿論、積載されますコンテナは多岐に

渡る種類がございます。


それでも海コン(海上コンテナ)や

タンコ(タンクコンテナ)みたいな目を

引く積載内容とは申せず、不遇の

毎日と申せましょう…


石油やセメント、石灰や炭カルを運ぶ

タキ車やホキ車といった多彩な貨物の

編成にいつも憧れを抱いております。



さて、今回の更新はタキ7両にヨが付く

素敵な編成となりました臨貨を狙いに

遠征致しましたご報告となります。


中央西線が不通になり、石油の

迂回輸送が実施されました8月後半。


残念ながらそちらへの参戦は叶わない

ままに終わってしまいましたが、その

迂回輸送に使用されたタキの一部が

返送されると情報をいただきました。


天気の予報は曇り後晴れ。


ならば参戦よ!という事でお仲間に

声を掛けまして4人で撮影へと向かい

列車を狙う事に致しました。


早朝に出発し、SNSにポストした様に

寄り道しながら向かいましたのは自身

初めて訪問致しました星越俯瞰。


東海道下り列車の、昔から知られる

名撮影地でございます。



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2021-09-12 8863列車

EF65 2091のエスコートで名所を

走り去るこの日の臨貨を仕留めます。


予報に反してほぼ土砂降りとなります

酷いシチュエーションの中でしたが

辛うじて撮影が出来ました。


車体をテラリと濡らしたタキと

機次位にはヨ8000が連結されます

憧れの編成を拝む事が出来ました。


関西では見る事叶わぬ内容の組成で

白昼に堂々と走る列車でございます。 

 

酷いお天気でしたがワタクシの

テンションは反比例しておりました。


また、本番前にも素敵な列車たちが

眼下を駆け抜けておりました。



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2021-09-12 2059列車

ここでの初撃はEF210-164が牽きます

専用コンテナが嬉しい2059レ。

 

この構図はワタクシが幼少期に雑誌で

見て、長い間憧れていたものでして

長いコンテナ列車こそ映える素敵な

俯瞰でございます。


あ、ワタクシの写真が素敵だと

自画自賛している訳ではありません。


ここで長いコンテナ列車の撮影が

出来たのが嬉しいのでございます。



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2021-09-12 3075列車

EF66 119が先頭に立つコンテナ列車も

狙っておりました。 

 

中程5両が空コキというスカ編成では

ございますが、今や関西でも貴重な

鮫の牽くカモレですから文句は申さず

シャッターを切ります。


海にほど近い蒲郡、お天気は優れず

背景がモヤっておりました。


このまま終始すればまだ良かったの

ですが、徐々に雨粒が増えまして

傘を挿しながらの撮影となりました。



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2021-09-12 8863列車

今回の〆。

 

巻頭コマから引いた構図でもう一度。 


PFがヨとタキを連れた編成を、こんな

お天気ではありますがしかと撮影出来

大変有り難い顛末となりました。


ワタクシの口車に乗ってご同道を

いただきましたお仲間の皆様、更には

現地でお会いした方々にはこの場を

お借りして感謝申し上げます。


尚、この日撮影しております他の

成果につきましては、後日改めて

遠征記事として更新致します。


何か最近は

そんなんばっかになっておりますね。


 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!