この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
お仕事に使う車が本日、車検を通って
戻って参りました。
撮り鉄復帰後の4年強という付き合いと
なりますこの車、山口線の日原まで
迂回貨物を撮影に行ったり、長野から
北陸を抜ける遠征をしたり。
無茶な遠出にも文句を言わず付き合う
良い車でございます。
まだ走行距離も17万キロですから、
今後とも一層の活躍してもらおうと
考えております。
今では、遠出の際に使う車が別に有り
仕事カーで遠征する事こそ
無くなりましたが、日常の撮影には
欠かせない大切な足でございます。
そんなワタクシのお仕事車など赤子の
様にあしらわれます京阪の古豪車両が
この夜の議題でございます。
さて、今回の更新は9/25の減便ダイヤ
実施による改正で、去就が注目されて
おりましたガイコツテール車について
ご報告させていただきます。
京阪では2600系0番台、並びに
2200系一部車でテールライトの形状が
特徴ある車両が人気を博してまして。
ガイコツの様な形状から巷では皆
ガイコツテール、と呼んでおります。
しかしながらこれらの車両は経年が
古く、特に2600系0番台に至っては
流用前の2000系から数えますと
車齢が60年と古豪の域に達します。
京阪で今年、大変注目されました5扉
5000系の引退は華々しく、団臨やら
イベントが催されておりました。
運用を着実に減らしてしまい、日中は
姿を見ない日もチラホラ。
京阪に強い鉄仲間さんからも、ヤバい
無くなるらしい、とお知らせいただき
記録しておこうかと闇に紛れて撮影を
敢行致しました。
2600系0番台の特徴である、助士席の
二段窓と、ガイコツテールと呼ばれる
テールライトを有しますその姿を
長時間露光にて捉えました。
編成後方の足回りこそホームに
隠れてしまうのですが、インカーブの
構図でガッツリ撮影がしたくて布陣を
しております。
列車は淀屋橋へ向かって、静かに
ホームを滑り出して行きました。
2600系0番台に次ぐ古参となります
2200系、ついでという訳では
ありませんが撮影の機会があった為
合わせて狙ってみました。
こちらはテールライト形状が
ガイコツテールでは無いのですが
やはり休車扱いになりました…
卵型車体の車両ゆえ、13000系の
増備によってはいずれ消え行く運命に
あるのかも知れません。
あまりにも突然の運用落ちという事で
些かショックが強うございます。
巻頭コマで撮影した2600系0番台は
でしたので、少し移動して再度狙う
魂胆でございます。
布陣致しまして、サイド気味な構図を
組んでみました。
本番前の練習に撮影しましたのは
古参形式を追いやる最新の13000系、
この春に導入されました編成でした。
流石は京阪屈指の高頻度運転区間な
だけはあり、大手私鉄らしい線形と
なっております。
壮観でございます。
昼間でも沿線から狙う事が難しい為に
足を運ぶ機会が無く、ワタクシも
初めての訪問となりました。
乗車した事は何度もあるのですが
撮影に来たのはこれがお初。
今回の〆。
2624号車を先頭にして、この日最後の
運用に就きます2600系0番台。
運用落ちする前に撮影が叶いまして
情報をいただきました皆様には大変
感謝でございます。
ダイヤ改正となりました25日には
扱いとなったのでございました。
廃車、除籍では無い為ひょっとしたら
何かの都合で本線復帰の芽もあるかも
知れません。
そうした意味でも、卵型車体に
ガイコツテールを有します車両を
はじめとした、これらの編成に対し
動向を注視せねばなりませんね。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!