この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
本日も快晴となりました関西。
ワタクシはお仕事まみれとなっていて
残念ながらカメラ自体を触れずに
日が暮れてしまいました…
近頃はこの様な日が増えて参りまして
段々と沿線に立ちづらくなります。
お仕事が忙しくていい事だ、という
訳では無く、単純に上の奴が段取りを
無視して仕事を下すので現場のが
割を食うのでございます。
ワタクシが段取りを組めるのでしたら
もっとスマートに、短時間で終える様
段取りする所でございますが。
ロートルはさっさと引退して
のんびり盆栽いじりでもして欲しいと
ついそんな愚痴を溢してしまいます…
さて、今回の更新は撮り鉄目線で見る
引退して欲しくない南海6000系に
つきましてのご報告となります。
この日はすみっこぐらしラッピングを
狙う為に南海へ出向いておりました。
陽が落ちてすっかり闇に包まれました
夜の駅。
暗くなりましたらばこの車両が
最も美しく映える時間となります。
車体に填めたコルゲートが陰影を刻む
夜間こそ、この車両の写真映えします
一番の時間帯ではないか、と個人的に
そう思えます。
製造から半世紀以上。
着実にその数を減らしております
しっかりと活躍しております。
6000系の車体側面、その下部には
製造銘板が貼り付けられております。
昭和43年、という事は50年ちょっとを
現役で過ごしているという事に
なりましょう。
鉄道車両では随分と古い、長老辺りに
据えられそうな車齢でございます。
そんな車両が未だに営業列車として
ごく普通に走っているという点が
凄い事だと感じます。
我が国最古のステンレス車勢として
東急にて製造されました6000系、
如何に丈夫であるかという証左で
ございましょう。
鈍色に光る車体、一枚戸の客用扉など
コルゲート以外にもその歴史を
感じさせます要素が詰まった車体を
長時間露光で狙いました。
この列車は6000系の2連が2本と
その後ろに4連が1本連結されます
8両で運転されておりました。
続いては6両の編成を狙いました。
と申しましても3時間ほど滞在して
ちゃんと撮影出来ましたのはこれと
先の列車、2本だけでございます。
撮れ高としましては随分と低い成果。
然程営業運転では走っていないのかと
申しますと、そんな訳では無いので
ございます。
次々とやって来る、という程では
ございませんが、それなりの本数が
運用には就いておりました。
では何故か、と申しますと。
今回の〆。
最古と最新の離合でございます。
ガチャヤこと、天下茶屋駅では離合の
シーンの方が多く、編成を撮影する
機会が乏しいのでございます。
高野線でもすっかり定着した感の
ございます最新鋭の8300系と
その8300系によって淘汰が進む
過渡期ならではの離合シーンをもって
この更新を〆ようと思います。
うちの職場で下手な段取りを組む
ロートルと、それに喘ぎながらも
仕事をこなすワタクシの様な
対比でございます…
早く入れ替わって欲しいと思う反面、
それはそれで寂しい部分もあるのが
正直な所でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!