この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
JR貨物から、九州地区への投入が
なされますEF510-300番台について
プレスリリースがございました。
外観は現在も活躍しますEF81 300を
模した銀釜仕様という事で、期待が
高まる反面、現状の交流釜の運命を
考えますとウカウカ出来ません。
長期のお休みであるGWやお盆などは
貨物が運休する為にワタクシも遠征で
撮影する機会が無いのでございます。
何とか撮影機会を見つけて、九州の
国鉄釜を狙いに行きたい!と俄かに
焦り出しております。
さて、今回の更新は
本日撮影致しました甲種輸送について
ご報告させていただきます。
前日14日に久々の来阪となりました
カラシこと、EF65 2127が登板となる
近車にて落成致しました東京メトロの
17000系甲種輸送。
カラシ釜は曇りか雨というジンクスを
吹き飛ばす晴天の下での
撮影となりました。
側面ギラリが嬉しい夕刻に近い時間、
面が影になり判りづらいカラシが牽く
仕留める事が叶いました。
この構図で正面に位置するコスモスは
既にそこそこ枯れておりまして、もう
秋も半ば、と感じさせられます。
この撮影に先立つ事、一日前。
14日にはカラシが無動力で来阪する
シーンも狙いに行っておりました。
練習にはやはり新快速として駆けます
223系を狙っております。
普電を、恐らく名神クロスの手前で
追い抜きまして新井正を走り抜ける
姿でございます。
この日、運用を調べておりましたら
カラシが甲種牽引の為に、無動力で
5085レの次位に付いて来阪する事が
判りました。
しかも、普段は5085レを牽く桃太郎が
この日は何故か鮫が代走として登板と
非常に珍しい事態となりました。
今や絶滅危惧色となる貨物カラーの釜
2両が、連なってコンテナ貨物の先頭に
立つ訳でございます。
こいつぁしかと狙わねば、と勢い込み
新井正へ布陣したのでございます。
が。
背後から5074レが、まさかまさかの
被り事案となってしまいました。
意地で空コキの隙間から貨物色の釜と
イルカコンテナを抜きましたが、まぁ
残念でございます。
失意に暮れてしまいました。
日は変わり本日15日。
甲種輸送撮影の前にピカピカボディの
青ゴトーが、レールを輸送する臨貨を
牽くと教えていただきましたので
テラスへ布陣致しました。
上から見下ろせばチキに載るレールが
良く判る、という判断でございます。
テラスで待っておりますと
EF210-127が牽引するカモレが。
定刻だとこの列車が臨貨の筈なので
遅延という事になります。
そういえば今日は上りの貨物が随分と
遅延していたなぁ、と思い出し
その内レール臨貨も来るでしょう、と
気楽に構えておりました。
EF210-309牽引の貨物列車。
既に定刻からは15分ほど経過しますが
レール臨貨は来る気配を見せません。
この辺りでご一緒しておりました
ブログ友氏が、裏調子へ向かうべく
離脱されました。
カラシ牽引の甲種はワタクシもやはり
裏調子のコスモス前景で仕留めたいと
考えますから、そう考えますともう
リミットが近づいて参りました。
そんな折、前方に3灯ライトが見えて
ゴトーの接近を確認出来ました!
はぁ、やっと来たか、と安堵しつつ
カメラを構えましたらば…
銀ゴトーEF510-510の遅延貨物が
無情にも通過して行きました。
結局、レール臨貨は時間切れとなり
撮影叶わずにこの場を離れる事に。
後から聞いた話では、45分ほどの遅延
だったそうでございます。
移動して甲種を狙うべく、ワタクシも
裏調子へ向かいます。
が、その前に一ネタ。
伯備巡業へ向かいますロクヨンセンを
鮫が連れます臨貨、8865レを狙う為
寄り道しておりました。
列車を仕留めいよいよコスモスの待つ
裏調子へ乗り込みました。
現地では、先に来ていたブログ友氏に
いつもの仲間内、チャリ鉄氏や岸部の
御仁など拙ブログをご存知の面々と
歓談しながら通過を待ちます。
レール臨貨とは違い、どうやら定刻に
吹田を発車したらしいという事で
念入りに構図と露出の調整。
そして、いざ本番。
巻頭コマからレンズを引いての2写目。
どう足掻いても面のカラシドアは
潰れますからいっその事、露出は下げ
青空を強調して撮影してみました。
腹のナンバーで釜番は判りますしね。
オマケ。
昨日の西武40000系同様に、特検票を
求めて最後尾車両を撮影しまして
この日の鉄活を無事、終える事と
なりました。
二日続きの甲種撮影という贅沢を
堪能致しまして、大変嬉しい夜を迎え
有り難い事でございます。
最後になりますが、
ご一緒しました皆様、楽しいひと時を
ありがとうございます。
この場をお借り致しまして御礼を
申し上げます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!