この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
撮り鉄として活動する中で出会います
仲間の皆様は、大抵はワタクシよりも
歳が上か随分若い方に大別されます。
これは、ワタクシ世代の多くが現在
子育て真っ最中にあり、撮り鉄として
線路傍に立ち難いお立場であるからと
愚考致します。
或いは働き盛り世代として、重責ある
立場ゆえに趣味へそこまで没頭出来ず
という事もありましょう。
中には親のサポートから時間が取れず
線路から離れざるを得ない場合も
ある様でございます。
幸いにもワタクシは子育てから離れ
家族の理解もちょびっとだけ得られて
重責も与えられず、趣味に没頭出来る
有り難い状況でございます。
今の様な自由度の高い時間がいつまで
続きますのか、神のみぞ知る訳ですが
いずれは変革もあるでしょう。
例えば月イチの鉄活しか
出来なくなっても、もう今後は
死ぬまでこの趣味を楽しむ所存で
おります。
高齢になったら線路が見下ろせる
マンションにでも移り住まねば、と
将来を鉄中心に考えてしまうので
ございます…
さて、今回は高齢の車両として各地で
その活躍が注目を集めております
DE10につきましてのご報告を
させていただきます。
DE10 1152がPFに牽引されます姿を
スナップ写真で仕留めた巻頭コマ。
この日は向日町にて入換仕業に就く
宮原のDE10が、交検でしょうか
任を解かれて宮原へ戻る配給が走ると
教えていただきました。
この数日前には宮原から向日町へ
DE10が送り込まれていたのですが
そちらはお仕事の都合がつかずに
不参戦でございました。
せめてこちらだけは、と考えまして
佃踏切へ向かいます。
EF65 1135が登板致しました配給を
好みの構図で狙います。
この時期になりますと、佃踏切は
側面への光線が弱くトップ気味になり
撮影には不向きと化します。
この配給一本に絞るのであれば、別の
場所で良い構図を組むのですが
この日はネタが重なりましたので
敢えてここへ布陣致しました。
本命コマの一つ前、先打ちショットが
このコマでございます。
佃踏切へ到着致しますと親しい仲間の
皆様をはじめ、顔の見知った鉄さんが
都度っていらっしゃいました。
ご挨拶をして隙間に入れていただき
本番を迎えたのでございます。
撮影後は皆様、別ネタを狙ってここを
移動されましたが、ワタクシは居残り
もう一ネタ仕込んでおきました。
それがこちら。
EF65 2081が先頭に立ちます定期の
貨物列車でございます。
旅客のPFと貨物のPFが、僅かな差で
撮影出来るという事で、こちらへ
布陣したのでございます。
ナンバープレートだけで無く、全体の
色味も微妙に濃ゆい貨物の原色塗装を
旅客PF共々撮影できました。
今回の〆。
引いた構図でもう一度。
貨物PFの塗装が出す渋みは、旅客PFの
色褪せた姿には無い格好良さがあり
被写体として大変満足のいくものと
考えております。
原色デイト狙いの撮影に併せて
貨物PFの原色車まで狙う事が叶い
贅沢な時間となりました。
これで佃踏切での撮影を終えまして
ワタクシも別ネタを仕留めるべく
次の場所へ移動致しました。
その顛末につきましては、また日を
改めて更新させていただきます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました！
