写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1796列車 「 広島の空を舞う!スカイレールの車両を狙う 2021・6月 広島短距離交通瀬野線紀行その1 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

さて、今回の更新は6月の広島遠征から

ちょっと変わり種となります鉄道に

つきましてのご報告でございます。 


千葉県佐倉市山万ユーカリが丘線

同様に、新興住宅地と主要駅を結ぶ

新交通として宅地開発と共に完成した

住民の足、スカイレール


この日は広島市電撮影後、以前から

気になっておりましたスカイレール

見たくて瀬野へと向かいました。



JR山陽本線瀬野駅の北側、すぐ傍まで

山が迫っておりますがこの山、なんと

宅地化されております。


急峻な斜面が続く山の頂上まで家々が

建ち並ぶ壮観な光景…その真ん中を

貫く謎の鉄軌条。


それこそが

スカイレールなのでございます。

 


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2021-06-06 200形

鉄道…?どう見てもロープウェイや

ゴンドラみたいに見えますがこれでも

法規に則します鉄道でございます。


このワゴンみたいな青い箱も、実は

立派な鉄道車両という位置づけ

なのでございます。


懸垂式モノレールの車両が極端に縮み

小さくなったもの、と考えましたらば

鉄道とみなすのも難しく無いかな?と

思うのですが…


難しいでしょうか?



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2021-06-06 227系2連2本

スカイレールの起点駅となります

みどり口駅から眺めます、瀬野駅へ

227系が入線するシーン。 


広島市東部はこの様な山あいとなり

急峻な土地ばかりでございます。


そんな場所を宅地化するという事で

積水ハウスが造成に際しまして開発と

運営を致しましたのが、スカイレール

という新交通システムとなります。 


スカイレールの起点駅は瀬野駅とは

隣接しておりまして、窓からこの様に

山陽本線を望む事が出来ます。


日曜のお昼前という事もあり、駅前の

駐車場はガラガラでございます。



ワタクシの学生時代、まだセノハチ

EF67基本番台が走っていました時分

瀬野駅北側は宅地造成の真っ只中。


そんな山の斜面を延びる謎の路線に

いつか再訪を、と誓ったのが懐かしく

誓いを破らずに来られた事を嬉しく

思いました。



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2021-06-06 200形

巻頭コマの一つ前のコマから、背景に

住宅地を望む構図で。


モノレールとなる鉄軌条の上部には

保守用の通路と柵が設置されており

いざという時はアソコを歩いて点検や

整備が実施されるのでしょう。


眺めは良さそうですがワタクシの場合

足がすくんで作業なんて手に付かなさ

そうでございます…

 

 

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2021-06-06 200形

200形を下から覗いてみました。 


一般的な鉄道でしたら下部は台車が

ありますから、こんな構図は撮れず

懸垂式ならでは、と申せましょう。


スカート姿の女性をこんな角度から

覗くと、たちまち両手が後ろへ回って

社会的にアカン事となりそうですが。


でも世の男性諸兄なら、一度は憧れる

構図でもありましょう。



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2021-06-06 200形

眼前を登り行く200形を

仕留めてみました。


進行速度も決して速くは無く見た感じ

時速20キロ程度、くらいに思えます。


SSを低速にしてカメラを振りましたが

周囲がほぼ流れていない為、200形の

低速具合も伺えます。


因みに調べてみた所、平均時速は

15キロなのだそうでございます。


途中駅の停車時間を所要時間に

含むなら、実際の速度はもう少し速く

なるのでしょう。

 

 

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2021-06-06 200形

今回の〆。


最後に寄り気味の構図で200形を

後打ちしてみます。


前面の場合は白色LED前照灯がつき

後面となりますと赤い尾灯が灯ります

200形。

 

 小さな車体ではありますが、これも

また鉄道の一つの形でございます。



懸垂式モノレール、の様でいて

ロープウェイの要素もありますこの

スカイレール


駅への着発はリニアモーター方式を

採用しているという何とも複合的な

鉄道でございます。


実はワタクシ、ここへの訪問は車両の

撮影が主目的ではありませんでした。


次回、その2では

スカイレールへ乗車し、雄大な景色や

いやらしい妄想が楽しめる車窓を

堪能したいと考えております。


は?いやらしい妄想は余計…ですか?


いやいや、何をおっしゃいます!


スカイレール最大の醍醐味は

やはりアレコレと掻き立てられます

いやらしい妄想でございましょう。


多分。

知らんけど。


 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!