この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
だいたいお仕事の終わりが見えて
参ります夜、21時から22時頃で
しょうか。
戸外から拍子木の響きと共に
聞こえてきます威勢の良い火の用心。
空気の乾燥する今、また歳末に向けて
気もそぞろになる時節でございます。
火の元には細心の注意を持って当たり
出火などの事故がない様に気をつけて
年を越したいものでございます。
火の用心、の声を聴き職場の火の元を
改めて確認してから仕事の片付けを
続けるのでございました。
さて、今回の更新は国宝機関車、
皆んな大好きニーナさまにつきまして
ご報告申し上げます。
通常運用にて関東から稲沢へ向かった
EF66 27ですが、その後は稲沢から
動かず動向が注目されておりました。
関係者の方から聞いたお話では
どうやら稲沢到着後に送風機辺りから
車両火災を発生させたのだとか。
ただ外観を見るに、焦げ跡など判らず
全損という感じでは無い様子。
しかも、吹田へ無動力回送されると
聞き及びましたので、激務の合間に
撮影して参りました。
皆んな大好きニーナさま&チキ2両。
空チキの方は四日市へレールを運んだ
車両なのでしょうか。
薄曇りのベストコンディションでして
じっくりと国宝機関車の姿を堪能する
機会となりました。
ファーストショットは望遠を飛ばして
編成を切り取る構図を組みました。
ロクロクの縦長ライトケースが見える
構図で、しかも2両の定尺チキを連れる
レアな編成を贅沢に撮影致しました。
ここからレンズを引いて本番へ。
このコマを巻頭に据えるか、悩んだの
ですが国宝機関車に架線柱を掛ける
よりもスッキリ見せた方が良いか、と
判断致しました。
こちらはこちらで牽引機には架線柱が
掛からず、お好みの問題とは申せども
主題を国宝機とした際にはやはり
次点でしょうかね…
8865レの編成写真、と見ますとこの
コマが巻頭を飾るのですが。
今回の〆。
最後はレンズを寄せて情景を撮影。
もう少し構図を下げれば
撮影者の皆様も足元までフレームに
入れられたのが悔やまれます。
夢中でニーナさまを撮影される皆様、
やはり皆んな大好き、という枕詞が
ピッタリくるのでしょう。
現在、吹田機関区にて状況確認が
行われております国宝機関車。
このまま廃車になどならず、1日でも
早い復活を願わずにはおられません。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!