この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
新年早々、地元界隈において撮り鉄が
やらかしたという話を伺いました。
臨時列車を撮影する為に線路内へ侵入
という事なのだそうでございます。
その為、東海道本線の旅客線側下りが
数十分に渡り不通となりました。
沿線でトロッコ客車を狙っていた
数多くの撮り鉄の皆様も、その煽りを
食って寒い中を耐えた事でしょう。
ワタクシもその内の一人でした。
線路内に侵入して撮影するという、
ルールも守れずに趣味を楽しむ事など
言語道断でございます。
やらかした輩は是非とも公的機関が
氏名を公表し、幅広く民事の賠償を
課すべきでは？などと感情に任せて
つい考えてしまいます。
JRを止められて大切な用事を逃す方や
体調を崩された方など、沢山の方々へ
一万円ずつでも賠償を課せられれば。
そうすれば以降は皆、気をつけて行動
する様になるのでは？と思うのです。
金だろ、金。
あれは名言でございましょう。
正しく罰金的な意味で…
さて、今回の更新は昨年に続き年始の
4日から7日まで京鉄博で展示されます
WEST EXPRESS 銀河の、入場に伴う
回送を狙いましたご報告となります。
前回は深夜帯の入出場でしたので、
撮影機会がありませんでした。
今回は前日の日中に入区するという
事でしたので、展示スペースの都合で
6両から4両へと減車された編成を
狙う為に布陣致しました。
光線の当たりそうな場所を勘案し
布陣したまでは良かったのですが。
列車がやって来てシャッターを切る
寸前に陽が雲に遮られてしまいます。
無情な薄曇りの中、常では見られ無い
4両のWEST EXPRESS 銀河を何とか
仕留める事が叶いました。
編成後端が架線柱に引っかかって
見えますのは、ご愛嬌という事にして
おいて下さい…
そういう事にしておけばこれから先も
いい感じ、とパフィも歌って
おりますし。
でもやっぱり気になりますので
レンズを少し引いて編成を抜いてみた
結果、今度は右下に表示板が…
という事で此方のコマは次点落ちと
なりました。
今回の展示に伴う入区は、向日町から
京都へ来まして折り返し梅小路へと
向かいます。
ですので京都駅近くへ布陣しての
撮影となりました。
高いフェンスが聳えますので、クリア
すべく足場を用意しての撮影です。
いつもの箱を二段に重ねて高さを稼ぎ
辛うじて撮影する事が出来ました。
この後、ケツ打ちもキメる為その場で
ターンして再度カメラを構えます。
これが中々怖い！
不安定な箱の上で、素早く身体を回転
させるので足元がグラつきまして。
二段重ねのデメリットでございます。
ハラハラしながらもケツ打ち構図を
組み、シャッターを切ろうとしたその
タイミングで…ッ！
京都駅を発車した207系があぁぁぁ！
207系が通過した後、何とか
狙えないかとレンズを伸ばしてみます
…が。
既に駅ホームへ入る寸前でございます
この撮影が精一杯。
列車は普段、関空行きの特急が入線を
しているホームへ入りまして折り返し
梅小路へ入区する事になります。
暫く待てばまた出て来るという事で
そのまま待機致しました。
折り返しの為にヘッドライトが点灯し
出発に備えます銀河。
ホームにはチラホラと撮影者の姿も
確認出来ます。
そうして定刻となり、ヘッドライトが
ハイビームの光芒を振り撒きながら
列車はゆっくりとホームから滑り出て
来ました。
と、同時に下り新快速が発車していて
見事な同時フレームイン！！
このコマを撮影後、銀河は並走する
223系に阻まれてしまいました。
今回の〆。
入区に際してのケツ打ちは何とか
撮影する事が叶いました。
今回の展示では、1、4〜6号車が
京鉄博へ向かいました。
展示では4、5号車の車内にも立ち入り
出来るのだそうでございます。
ただ展示は7日までなのだとか。
ちょっと短めとなります今回の企画は
冬休み真っ只中な学生さん向けと
いう事なのかもしれません。
正月早々ツイて無い気分にさせられる
撮影ではありましたが、巻頭コマだけ
何とかモノに出来たのでヨシ！と
前向きに捉えておきます…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました！
